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▼ 原点回帰、田子の浦07/05～06

  • ジャンル:日記/一般
ちょうど出張が入ったので久しぶりに静岡の富士市に行ってきました
ここは初めてシーバスを釣った思い出の場所


ただ、このところの貧果は自分でも目を覆うばかり
湾奥で見失ったモノは何か、それを取り戻せる場所
一度原点に戻って見つめ直してみたいと仕事を済ませ田子の浦港へ向かう。

一日目



「田子の浦に
　うち出でてみれば白妙の
　　富士の高嶺に雪は降りつつ」
万葉集で山部赤人が詠んだ由緒あるところでもあります


ジャンさんが所属するチームpapakidの隊長papakidさんに事前に連絡をとり
日曜の夕方からポイントＤに入るが先行者5人。


最近は渋い様子なので、あまり期待はできないけれど
この一年東京湾奥で培った経験を活かせばなにか収穫は得られるはず！


そう信じて岸壁を舐めるように攻めてまわるけれど反応はなく
papakidさんが到着したのでD-へ移動合流


最近の田子の傾向やジャンさんの話で話が弾む中
papakidさんが68cmの良型をゲット、定番のチャート系ラパラ
4時間程頑張ったけれど、パターンを掴みきれず5バイト程で一日目終了。


二日目

宿に戻って仮眠を取った後、3時半にBの対面へ、小雨の中先行者が頑張ってる
Dへ着く頃には雨足が強まり、天候待ちをしていたら二度寝してしまいした

目が覚めたら、なんと6時半。やっちゃった～～！
仕方なく出張先へ向かい、夕方にようやくハードなお仕事も終了。

レンタカーを返却したので新富士駅からタクシーでとりあえずDへ。

午前中の雨で程よい濁りと大潮の満潮が重なってイイ感じ
しばらく様子をみているとたまにシーバスの単発ボイルが出る

真水が差し込むインレットは潮位が高くても良好なポイント
まずは遠目のサラシからヨレを丹念にトレース
2度ほどカマスっぽいショートバイトはあるものの乗らない。


Mさん直伝のインレット攻略丸秘メソッドを思い出し
R-32で手前を探るが反応はなく、流れてきた流木に巻かれてサヨナラ
行けそうなんだけどセレクトを誤ったか。

ルアーケースを一瞥して、軽めの小さなバイブで同じ手法はどうか
刃金64-SSのRGBカラーがデイの笹濁りに効きそうなんで
もう一度遠目のサラシからヨレをトレース

と、足下で40程のシーバスが何かを追っている
コレは取らなきゃと、少し離れて手前のサラシにアンダーキャスト
アップから沈め気味に引いてくるとコツンとショートバイト


更に離れてもう一度引くとやはりショートバイト、小さいのかな？
今度はサラシにソフトに落として泡が切れる辺りでようやくヒット
深い場所で喰ったようなので念のために追いアワセを入れる！



ギラッと反転する魚影が見えた気がした後
リールがあり得ない音を立てた




ピーーーー！





放送禁止用語を連発したんじゃない
ドラグが全く効いてないんだ



事態が飲み込めずに焦る、ロッドを立てようとして気がついた




でかい、それもかなり




とりあえずドラグを少し締めて魚の頭をこっちに向かせたい
15m程沖へ走ったところでようやくルアーに気がついたのか
頭を振る感触が伝わってくる。

オープンエリアだけどゴミも多く右の台船の下へ走られては困る
何度か左右に走られたが少しずつ寄せてくる




無理はできない




しばらくファイトしてようやく魚体を確認できた
今まで釣った大きさの比じゃないぞ。
5m程までは寄せてきたけど何度も下へ突っ込みドラグが鳴く


水面に浮いてきたがルアーが見えない、呑まれてるな
リーダーは16lb、歯に触れたら一発で切られる



寄せたと思ったら今度は足下に突っ込まれる、ヤバイ
岸壁の下の穴に入られラインが擦れる、もうダメか？



少し待ってロッドを煽ると幸運にも出てきたが
今度は右の台船へ逃げるのでラインがロープに擦れる



切られる時は切られると覚悟してドラグを締めて頭を向かせる
更に5分程格闘してようやく浮いてきた。



見たことない大きさ、どうしたらいいんだ？




ネットを降ろしてみるが、魚体が45cmの枠の二倍くらい
グロッキーになった魚でもなかなか入らない

四苦八苦してネットインしたが重くて片手じゃ持ち上がらない
ゆっくり上げる途中でタモ枠がゆがんでいく、、、、。

壊れてもいいからこれだけは獲らせてくれ！！

両手でどうにかたぐり寄せた時に枠がグニャッと変形した





危なかった









97cm 18時08分　大潮満潮155cm 晴 26度 無風
風神号フライハイ86ML　レブロス2506
剛戦Xsw17lb　リーダーバリバス16lb
ラッキークラフト 刃金64-SS RGBカラー

長時間のファイトと初ランカーで手が震えました





口の中、ルアーが丸呑みされている
リーダーはザラザラ、よく切れなかったもんだ







記念に一枚だけ持ってみた
重すぎて格好良く持てないっつーの



自己記録を大きく更新



手早くリリースすると、意外に元気でビューッとお帰りになった
あと3cm大きくなったらまた会おう。




あまりの激闘にぐったりして30分ほど呆然としていたが
papakidさんにメールを送り、リーダーを組み直してD-へ

ちょうど到着されたpapakidさんに詳細を報告すると
ランカーが出る日は続けて上がるらしいので再開


反対側から広範囲に探り何度かバイトは得たものの
日没で明暗へ移動ししばらく粘ったが
ブラストで小物をバラしたところで降雨終了

新幹線の駅まで送っていただきました
歩くと相当かかるので助かりました、ありがとうございます。



まとめ

久しぶりの田子の浦港でpapakidさんのサポートをいただき
今年の目標であった、ランカーをゲットすることができて幸せです。

すぐにジャンさんからもお祝いコールを頂き
魚臭いまま新幹線にて帰京しましたｗ

97cmという想像以上の釣果は自分の一年間の経験だけでなく
papakidさん、ジャンさん、takeseaさん達、田子エキスパートのご指導
mixiやこのブログで応援してくださっているみなさんのおかげです。

本当にありがとうございました

これからも頑張ります！




　

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