先週末のオフショアでのフラストレーションを晴らす時が来た。


ターゲットは当然に埼玉シーバス！


少々気負いつつホーム釣行。


ライズはないものの流れはそこそこ。

風のためか足下にヨレ。


ナイトレイドをチョイス。


2投目…


“グンッ！”

元気だが軽い…


32㎝


撮影を終えるとヨレは消えており、今度は30～40mあたりに潮目。

エリ10をチョイス。


………。


…ダメ(届かず)。


マリブをチョイス。

1投目。



“ググンッ！”


今度も元気っ♪

右へ左へ走る♪



一気に抜き上げ。

少しサイズアップ。

40ちょい？


ロッドを置き、フックを外そうとするも元気の良いシーバスでハネまくる。

“ビタビタ！”

『コラコラッ♪』


“ビタビタ！”

『コラコラッ♪』


“ビタバッタ！！”

“サクッ！”



Σ(OДO`；) ！！


『コラーーーッ！！』


何がどうなったかは分かりませんが、フックが左手(小指の付け根)に！

イタイッ！ 痛すぎる！


すぐさま右手でシーバスが付いたままのルアーを掴み、動かないよう固定。

その後もシーバスがビタバッタするのでルアーを掴んでいる右手を離すことが出来ない。


左手は使えない、右手は離せない。

この状態ではシーバスからフックを外せない。



…かなりピンチ。


ゆっくり手首を捻り、ライトで左手を照らすとフックの返しが指の中へと消えている…

Σ(￣□￣；)ﾅﾝﾃｺｯﾀ…


これは外れない…


やはりシーバスのフックを外すしかない。

考えている間も不規則にビタバッタするシーバス。


『ギャース！』


ルアーを押さえていても伝わる振動。
更に深く刺さる。


…動けない。




『だ、誰か…』





…誰も居ない。




このポイントで人に会った事はない…


そう、ここはいつも誰も居ない寂しいポイント。
(通称・あたしポイント)




“ガサガサッ”

Σ(￣□￣；) タ、タレ？


ライトを向けると、そこには手を貸さないことで有名なチャラドン(猫)が1匹…

魚の音に反応してやって来たのだろうか、目が合うとスタスタと去って行く…



少し離れた場所の手作りハウスに原住民が居る筈だが怖くて助けを求められない。
そもそもロッドまで全て繋がったままで移動は不可能。



そんなこんなで約5分…

とにかくシーバスを外さなければ…

足の裏で踏みつける…

“ビタッ！”

シーバスは足の裏から抜け出し軽く暴れる。

『ギャース！』


…また刺さる。


変な中腰状態で上手に踏めない。



今度は膝をシーバスのエラに落とし体重を掛ける。

固定成功。


ようやくシーバスのフックが外れた。



次はマリブからフックを外さなければ…



………。





…片手ではムリ！


諦めて左手にマリブを付けたままの帰宅を決意。



マリブをぶら下げながら撮影。
私とは対照的に彼は元気に泳いで帰って行きました。↓

43㎝




さて…

ナイトでの針刺し。
よくありますよね。

深く刺さった針を簡単に外す方法があります。

以下参考になれば幸いです。


◎方法1【バーブレス化】
アイテム：ペンチ

①先ずはフック以外を外します。

②無心でフックを押して完全に貫通させます。

③あとは返しを潰すか針先を折って引き抜くだけです。


にくきゅーはと云うと…




…失敗！


貫通には成功。残り3mmってとこまで来ましたが、残念ながら無心が足りなかったようです。


でも諦めません。


◎方法2【モーゼの十戒作戦】
アイテム：カッターナイフか包丁、折れない心

①カッターか包丁で刺さっている針に沿って皮膚を開く。

②抜く。



で、結果は…



…失敗！



この方法は過去に成功実績があったのですが、今回はあまりの痛さに簡単に心が折れました。



結局は夜間診療案内所で診療可能な病院を教えてもらい、あっという間のモーゼでした(笑)。

みなさん、フィッシュグリップは携帯しましょう
(^-^;


長文失礼しました。