みなさんこんにちは、シニアマイスターNでございます。

当社、先週は5日間の夏休みでした。
もちろん、相模湾のキハダマグロに振り回されてまいりました。

８月１３日ＡＭ５:００出船、台風１１号が通過し、シケ後の爆釣を期待しつつトリヤマや跳ねを探す事３時間余り。

ミヨシの釣り座からスタートして、ローテーションで大ドモに回った直後、スーパーなベイトボールに遭遇。(ついてねー。)
他にも４～５船が同じナブラに付けてきました。
すぐに同船者が６ｋｇ級のキメジをゲット。

自分は、すぐにはキャストができないポジションなので、よおーく観察していると、

ベイトボールの真ん中にチョーデカいサメがおられる模様、その周りを
キメジクラスがピョンピョン跳ねまわり、時折キハダが「ボコーン」と飛び出してくる。

さて、この状況であなたなら何を投げますか？

巷では、「ベイトボールには沈下系」「広くハネが出ているときはフローティングで誘い出し」というのがセオリーと言われておりますが・・・？

自分は迷わず、「ローデッド Ｆ１８０」をセレクトします。

理由は、①魚が水面を割って魚体を出して跳ねている。
               ②サメがいる。
　　　　　  ③キメジが混じっている。
　　　　　　④他船との距離が近い。

このうち、①が一番のポイントで、今シーズンの初めの様にベイトボールが水面まで持ち上がらず、したがってキハダも水面下でのみベイトを捕食しているようなら、沈下系の「ローデッド ＬＳ１４０」のほうが有望です。

①のような時は、九分九厘フローティングで勝負できます。

さて、②～④が原因で起きるであろう、悲しい事故を避けるためにはもう一つ。

視認性の良い「ＰＨＨ(ピンクヘッドホロ)」「ＯＨ(オレンジホロ)」「ＰＬＨ(ピンクライムホロ)」などのカラーをセレクトし、自分のルアーの位置を目で追う事です。

ただし、②と③に対しては、食われそうになったら逃げるんですよ！(笑)

・・・でもって、ようやく自分にもキャストチャンスが訪れました。

隙をついて、「ローデッド Ｆ１８０ ＰＨＨ」を、ベイトボールの向こう側に投げ、ピンクの頭を目で追いながら、イワシが引っかかりそうになるのをよけ、他船から飛んで来るルアーをよけ、小さくアクションさせて、基本はベイトボールの中にほっとけメソッドで・・・・・。



そうです、このカラーが「ＰＨＨ」です。
そして・・・・。

近くでキハダが飛び出したと思ったら、ピンクの頭が見えなくなりました。

待望のヒットです（１ヒット）・・・、でもすぐに嫌な感触を残してバレました(ゲッやっちまった・・・)。
キャストし直そうと、ルアーをピックアップするためにリールを巻くと、またロッドが引き込まれました(２ヒット)。
どうやら、魚の口から外れて。浮上中に別の魚が食ったようです。

そう、「ワンキャスト・ツーヒット」です(なんてラッキー！)。

でも、全ては自分の思い通りには参りません。
あまりに素晴らしいナブラに、船長も「どんどん投げろー」です。

やむなく、とても肩身の狭い状況下で、冷や冷やもんのファイトです。

そして、今日のクライマックス。
キハダだか？キメジだか？はたまたサメの親分だかが、自分のラインに
ごっつんこ！
「ゴソっ」という感触と共に、はかなくも切れてしまいました・・・(なんてこった)。

２０１４年・夏、今年はキハダの数が少なくここ数年では最も難しいと言われるシーズン。
いまだノーキャッチのシニアマイスターＮです。


さびしいので、昨年の思い出写真を載せておきます。

さて、そんな厳しい状況の中でも、当社の若い力は元気いっぱい！
夏休みの間にキハダをキャッチしています。

おとといＯＰＥＮしたばかりの、情報サイト「Ｍaria Community」でそこいら辺はチェックしてくださ～い！

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ではまた、次回お会いしましょう。
ｂｙシニアマイスターＮ