迷子

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今日は

いつもより遠い所に

ヒラス・ヒラスズキを求めて

釣りにいってきた

まったく情報ないい中で

唯一の頼りは航空写真



海沿いを歩きながら

たぶん目的にしていたエリアに

朝まずめ前に到着する事が出来た

そして夜明けとともに

ローデットを潮目に打ち込む

しかし

無常にも2時間まったく反応が無いまま

この場所に見切りをつける事となった

そして今回の本当の目的

釣りをしなくてもいいので

絶対に見ておきたい場所に

行く事にした

当然、この時はまだ迷子になるなんて

知る余地もなかった

まずは山の麓に車を止め

双眼鏡を持って

頂上を目指す

最初は道のようなものがあったが

その道は10分程の登山で完全になくなった

ここからはひたすら山を登り

草を掻き分け

ツルを掻き分け

頂上を目指す

そして上る事30分

頂上らしき場所に到着

そして

木々の間から微かに海が見えた

さ~

ここからは海を目指して

下るだけ

勾配は段々きつくなり

両手で木に掴まりながら下る

段々、波の音が大きくなり

遂にショアラインが見えた

そして自然に顔がにやける

数十メートルまで適度に沈み瀬が入り

15メートルくらいのとこから一気にブレイク

潮もいい感じに動いている

少なからず自分の中でヒラスが出る

理想な条件が揃っていた


画像じゃ分かりづらいけどヨダレもんだした



海に降りれそうなのも確認できたので

今度は山を横に移動しながら

ショアラインをチェック

そして

来年の初釣りは

ここで初日の出を拝み

この場所で運を試そう!


そう心に誓い

帰る事にした

来た時と同じように

頂上を目指す

しかし

何かおかしい?

1時間
以上登っているのに頂上につかない

ひょっとして迷った

そして更に20分

完全に迷ってしまった




とりあえず休憩を取り


冷静に航空写真でみた地図を思い出し

目を閉じ耳を澄ます

すると微かに波音が聞こえた

とりあえず自分の位置を把握する為

波音のほうに歩く

そして海を見て

来た道よりだいぶ右に反れていた事に気づいた

軌道修正をして

その方向に歩いていくと

車の走る音が聞こえてきた

正直、この時は吠えた!

そして30分後

無事、帰還した

正直、山をなめていた自分が恥ずかしい

だからと言っていくら過酷であろうと

開拓はやめれない

只、過ちを繰り返さない為に

次は装備を完璧にして来よう

そして登山の知識を身につけよう

きっと何時か

その苦労が報われ

至福の一時が訪れるのだから



 

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