【ロックショアゲーム　竿を持って歩こう　EX】ありがとうございました

土曜の仕事が終わると
慌てて準備に取り掛かった。
少し前に自作したカブラ（ルアー）を選抜しボックスに入れる。

第５戦を終えたところで年間ランキングのトップに立っていた。
ドキドキが止まらない。
去年の最終戦を思い出した。
ランキング３位で最終戦を迎えヤル気満々で
家を出ると雪・・・。
鳴門に着くと「シケで試合中止」
無念の最終戦なしでシーズン終了となった。
昨年度年間ランキング３位。

今季の第６戦の最終戦を前に
ランキング２位に去年のチャンピオンの桜井氏
３位に去年の２位のケニー氏
順位の着いた２９位の人まで名前を書けませんが
上位の人たちは皆！ひっくり返すつもりで居る。

話したことのない人も多分そんな気持ちだろう？
去年の俺のように・・・。
最終戦にドラマを起こそうと皆が企んでいる。

朝起きて家を出ると
なんと雪
ひょっとして？
とも思うが俺は試合をしてチャンピオンになりたい！
必ず戦って勝つ。
試合に参加して８年
初めは知らないものどうしだったたが友達もたくさん出来た
古いメンバーも新しく参加しているメンバーも
戦わずに負けるのは嫌だろう。
話したことの無いメンバーの気持ちは知らないが
たぶん
去年の俺のように最後まで戦いたい気持ちだろう。
しかし自然相手・・・。

高速を走ると看板に
「鳴門海峡大橋強風の為通行止め」？
アカン
しかし・・・
とにかく走る！
行けるとこまで行って泳いで渡る（くらいの気持ち）
淡路島まで走ると
「鳴門海峡大橋強風の為　二輪　　通行止め」に！
よっしゃ！行ける！
風は弱まる！試合も開催される！！！！たぶん。

※参考写真　助手席の人の撮影です。

行ってみないとわからない！
去年もそう信じて走ったコノ道
今年も誰かが俺を追いかけてるハズ。。。
去年の俺のように。。。

会場に一番乗り！
今シーズン初めての一番乗り

ゾロゾロと集まりだす選手
強風のためテントは張らない。

「開催決定」
試合をします。

薄明るくなり皆さん準備に余念なし

今回は活きたエビ持ち込んでる人はいない
と
おもう。

あのね・・・この大会
活きたエビ！反則じゃぁ無いです。

「真鯛釣り大会」やからね！
みんな勝ちたいからルール内の
一番釣れる事します！
俺は一年を通してビシカブラで戦いました。
ルアー最高(笑)

ちなみに
軽い仕掛けはダメです！
マツルからです。
考えたらわかるでしょ！
試合にならんようになるからですよ♪
ねっ反則でしょ♪
籤で船も釣座もきまりますからね。
軽い仕掛けダメにしとかんとね。
不正行為防止も完ぺきでしょ。
その決まりを守って戦うのです。

状況はシブイ
朝一に連発したものの俺はバラシを含めて二発
生簀には相棒の西Kこと西川氏の一匹と俺の一匹

西川氏が走る
今回は強烈に西川氏がバイト取っている
スピードが合っているんだろう
それに
底取りも絶妙のようで巻き出しに迷いがない！
さくりとヒットさせた。
俺はタモを持ち西川氏のフォローに回る

試合中は船頭は舵を離さない
オフショアの経験の有る人は判るだろう
この大会のペア戦の意味の「ひとつ」を
個人では順位を競う

相方が走りまくると
タモを持つ回数が増える相方
「よっしゃ！もっと釣れ！」
と思うが・・・
時合い意識の強い人なら精神的に潰れる。
この広い海に自分の頂く魚が居る
その魚を冷静に確実に獲っていく。
必ず自分の流れが来ることを信じて
自分に流れが来たと感じた時から
自分の流れを確実に掴む！！

弁当は登る間に食べる。
西Kは一個の弁当を三回に分けて食べていた。
釣りの時間を完ぺきに使っている
リトリーブに乱れがない。

あとは俺が調子を出せば
なんとかなるかも・・・。
しかし
上がってくるのは他魚。
そして後ろで釣技する明井名人が騒ぎ出す
「また喰うた！また喰うた！」
と大きな声でヒットを相方の北中名人に告げている。
これも
俺としては神経がすり潰されていく。

年間ランキングの数字が気になって仕方がない
「天候不順試合中止」でチャンピオンになっててほうが・・・
などと不純な気持ちは一切無い。。。
ただ
桜井氏の釣果状況が気になる
これは物凄く気になる。
この渋い状況の中で何匹持っているのか？
皮一枚で上がってくる今日
彼の「二本針」のカブラは効果を発揮しているのか？
俺の「一本針」のカブラと勝負だ！
と！
偉そうに言ってみるが
俺も二本針仕様のカブラを持ち込んでいた。
すごくバラす状況になった時に使うつもりだった。
しかし使ったことが無い二本針をこの大事な最終戦で
初めて使う勇気が俺にはない。(笑)
そうだろ？
一回巻いてみる的に使えないだろ
リールでクルクルっと巻いて付け替えってもんじゃないんだから
(笑)
ビシマ糸をタグって上げてだからね。
やっぱテストって大切なんだよ
ルアーは全てそうだよ。
釣れるか釣れないか解らない物
泳ぐか泳がないか解らない物
その他なんだか解らない物
新しいメゾット
いつも挑戦しているし
ヒラメキは大切だがココではね。

備えはしたものの一番の信頼はいつものカブラ
ダメならコイツと心中じゃ！

試合中の写真が無いのは
撮ってる場合じゃないからです(笑)

「試合に出ています。」
Twitterでも家を出た時から呟き
ここでも宣言している。
俺にもメンツがある。
多くの人に応援していただいている。

しかし現実に生簀には一匹。。。

後ろ左舷で前山氏が静かに釣っている。
おそらく三匹くらいは持っていて
重量もソコソコあるだろう。
基本なんでもやる彼は前回は活きたエビ
今回はビニール。
試合の釣り鬼で許しはしないタイプだ。
阪神さんの番組で決勝戦まで残った男だ。

わ！喰うたぞ食うたぞ！
あーーバラした！
ファンキーあたりあるけ？

大きな声で北中名人に話しかけられ潰されそうだ。
何のアタリも無いときに。。。
そこで俺も
「めっちゃアタリますよ！乗らんけど！」
「あーーーバレた！」
と大きな声で騒いでやりました！

すると・・・

後ろ右舷の若島氏
ランキング上位で俺を倒せる位置につけている人だ。
なんと竿を二本だしている！
と言うのも。。。
ビニール（サビキねッ）でスタートして
走る西Kを見て心がやられて「カブラタックル」を出してきたのだ
若島氏から見えない位置の
明井・北中チームの声にも殺られている様子だ。
たぶん若島氏は明井名人の
「喰うた！「喰うた！」の声だけ聞こえ
その仕掛けを！
「カブラ」と思っているに違いない。
本当はビニールサビキなのに。
これも試合の怖さだ
もし若島氏がビニールサビキを続けていたら
違う結果だったかも。

そして試合の流れが俺に来たとき
確実に追加出来た合計

真鯛３　他魚３
サイズが無いので重量は稼げていない。

デカイの一匹に負ける。

港に戻る船の中では
年間チャンピオンは落としていると思っていました。
ただ
最終戦を西Kと優勝できたらと思っていた。
西Kとも出逢って何年だろう？
２００８年から試合開始だから
その前だね、もう８年か
はじめて一年間チームを組ませて頂いて
西Kに多くを教えていただいたように思う
二人でカッコ悪い帽子をかぶりたい！
最終戦を優勝で終わらせたい！

一年ってアッという間ですが
季節が変わり爆釣の時もありシブイ時もあり
自分も相方もライバルも経験が増え
釣技も成長します。
競技をする人は特に貪欲で学ぼうとし強くなろうとします
「練習は裏切らない」
みんなが成長したいと強く思ってる人たちです。
自分でカブラたたいて作っている人も多く
研究と練習のバランスの取れた人も多い。

さぁ！検量だ！
今回は３艇での試合だった。
毎年だけど最終戦は参加人数が少ない(笑)
まぁそれもみんな負けず嫌いってことだろう。。。
年間ランキング２９位までの負けず嫌い決定戦だ！

シブイ日だノーフィッシュの人もいる。
その日でも確実に順位がつく
釣るヤツは釣る

１位にケニーさん
２位に前山さん
３位に明井さん

ケニーさんやりましたね。
年間チャンピオンもケニーさんやね。
と
思ったら俺が４位！
およよよよ

相棒の西川氏　５位！
よっしゃ！

優勝

街で絶対にかぶれないカッコ悪い帽子(笑)
勝者の証
優勝帽子！

そして
年間ランキングを競っていた
桜井氏７位
若島氏１１位
ケニーさんの１位のポイントをもってしても俺にとどかなかった

やっと
やっと

年間チャンピオンになれた。

ありがとうございました。
年間チャンピオンには賞品は無いのです。

有るのは「名誉」と
街では絶対に着れないジャンバー！
・・・。

今年の
年間チャンピオンシップのジャンバー

黄色・・・？
明日からでも交通整理に使えます。

年間ランキングシステムが採用されて
６シーズンが終わった。
第６第チャンピオンになった。
友達って良いよな！
祝勝会に来てくれたサンちゃん
久しぶりに出会ったけど(笑)

東京からこの試合に出場しに来ている。
恵美さん！
本当に真剣なんだ！
帰りの飛行機間に合いましたか？

新年会＆祝勝会は
獅子肉で！

この獅子肉が物凄く旨い。
信じれんくらい甘い！脂肪分が違うんだろう。
それと完ぺきに処理されているのだろう。
かなりの経験がないとこうはできないだろうな。
魚も処理が肝心だが
獣は魚どころではない！
猟師の腕で味は変わるんだ。
美味しく頂くこと
感謝の気持ちを手間に変えて時間に変えて
良い処理してあるんだろうな？

とにかく美味かった！

前山さん
来シーズン暴れそうですね！
巨人さんのテレビの釣り堀の試合も頑張ってくださいね！

最後まで競った桜井さん若島さんと
三人で呑みたかったが
桜井さん帰っちゃった。

ほんまはランクインの２９人で飲みたかっつたな～♪

ついでに言うと
いっぱいいた人みんなどこ行くの？(笑)

このあと
意識がなくなりました。
覚えていません御免なさい。

言葉はいりませんね。
辰丸船長ありがとうございます。

試合に出るようになって８年なんですね。
時の経つのは早い
草野球ならぬ草試合と言うべきかもしれませんが
そこは
主催者さんや船頭さん達に失礼の無いように発言したいのです
参加人数も増えたり減ったり
人生の大先輩とも言える明井さん北中さん
若手はテツやマキト
この大会のおかげで
鳴門の多くの船頭さん達にも出会わせて頂きました。
俺にロットビシカブラの楽しみを教えてくれた辰丸船長に感謝です。

船頭さんと言えば・・・

試合で旭日丸の籤をひき試合出場したとき
丘に上がって辰丸船長を介してアドバイスを頂いた。
旭日丸の船頭さんのアドバイスで俺の釣りは変わった。
ブログに書くと恥ずかしいが
その日の俺は初歩的なミスを犯していた。

どこの船の船頭さんも釣らそうとしている
毎日毎日海に出て釣りをし釣りを見
釣らそうとしている

試合では自分の船で勝ってもらいたい
「自分の船で優勝者をだしたい」に違いない。
そんな船頭さん

この釣りはビシマ糸を手で握り真鯛とファイトする
一つの違いが命取りといって良い
俺はミスっていた。

あの日の俺は素直に聞いて良かった。
悪いファイト治せました。
旭日丸さんありがとうございました。

釣りたい気持ちと釣らしたい気持ち
ほんまにコノ関係は両思いなんですよね(笑)

「磯のゲーム」
ロックショアゲームに夢中でと言いつつ
オフショア
しかも結果が明確に表れる試合で
８年もやって来たんですね。
あっという間ですね。

小さかった子どもたちも大きくなるもんですよ！
新鮮で完璧な処理のしてある美味しい魚を
いっぱいいっぱいいっぱい食べてるんだからね。
というと・・・
次の日に帰宅すると
息子が発熱！
嫁様は親戚の家に用事
ならば俺が息子に飯を食わさねば！
と
土鍋でうどんを・・・

あ！
熱っ・・・・・・

火傷や！
ものすごい痛い！
でも
よかった。
今日で良かった。
もし火傷が試合の前日なら
ビシマ糸を握れなくなったやないか！
ほんま今日で良かった！

俺なんでも
「ついてる！」「ラッキー」
と考えるようになってきています。

俺はね普通に友達と行く釣りや
磯でのルアーゲームでは人とは競いません
自分とは戦いますがね(笑)

ルールが明確でないと競えないでしょ？
そして公正であることです。
当たり前ですがズルが無いことで
ズルをさせないズルをできない
自然相手である釣りの中で競技を開催する方が
一番大変なのです。
負けず嫌いが沢山参加しますからね。
でも
負けず嫌いとズルは違うのです。

この一年間
ランキングポイント気にして釣りするの疲れたぁ(笑)
この八年間
確実に上達してきたと思える。共に経験した仲間との日々

そう言えば
俺も上達したぶんみんな確実に上達してるんよね♪
強烈に釣り上手い人が多いよ。

今の気持ち
ホンマにホッとした～っ！

感謝！

応援していただいた皆さんありがとうございました！
出会った全ての皆さんありがとうございました。

2015年1月20日
コメント(2)

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お疲れ様でした！そしておめでとうございました(*'▽')
ホント、なんか・・・言葉で言い現わせませんが１年の集大成というか・・・それで素敵な仲間がたくさんいて・・・素敵な笑顔とそして素敵な釣果がうまれて・・・釣りって素敵です！
学ぶもんたくさんありますよね！！
本当おめでとうございました(*^^*)♪