久しぶりに釣りに行けました。厄年全開な日々の現実逃避です。



当然のごとくいつものホームで短時間勝負です。



現地到着してみると入りたいエリアに車が１台。普段なら先行者が居ると他のエリアに移動しますが、自分が考える地合いまで後４０分程。他に移動するには時間が足りなく、入りたいエリアには打ちたいポイントが２カ所。先行者が居てもどちらか空いてるだろう。距離も離れているし。











ってことで湖畔に降り立ってみる。











案の定手前の「いかにも」的なポイントに先行者が１人。軽く挨拶をしてもう一つのポイントへ。



地合いまで３０分弱。ポイントまで２００m程。湖の状態を確認しながらゆっくりとランガンをする。状況は無風でベタ凪、湖流は弱いがきいている。このシチュエーションは嫌いではない。



久しぶりなので細かく確認していく。予定通り何の反応も得られない。自分的には良い感じだが、あきらめたのか先行者は移動していく。



「地合いまでもう少しなのになぁ・・・」と余計な事を考えながらポイントに到着。



ちょっと早くついてしまった。



とりあえず慌てずにフックを交換しながら時を待つ。場は荒らしたくない。



するとすぐに湖の様子が僅かに変わった。どうやら思ったより地合いが早く始まったようだ。



地合いはだいたい１０分程。



しかし慌てず慎重にアプローチを心がける。



たいがいにして最初の数投で勝負が決まる。



手数の勝負ではなく慎重に、そして確実にゆっくりと攻める。






ルアーはアイマのコモモＳＦ９０。絶対の信頼があるパイロットルアー。



湖流に対してダウンクロス、ドリフトさせるイメージでギリギリルアーが泳ぐ速度で攻める。











そして、１投目。



湖流に馴染ませるようにリトリーブをする。











すると












「コツッ」












直後に、












「ガツン！！」












スイープ気味にあわせを入れる。










動かない。











「あれ？　岩かぁ？！」













と、思った瞬間












「ジーーーーーーーツッ！！」










２連続ジャンプの後、ドラグ音が静寂を壊すように鳴り響く。











あまりにも狙い通りで思わず口角が上がる。













なかなかのファイターで全くよってこない。狙っているサイズではないが、そこそこのサイズだとわかる。




ほくそ笑みながらファイトを楽しむ。このサイズだとまだ心に余裕がある。



よく走るがラインを出されすぎないように心がけながら沖殺しの要領で少しずつ弱らせていく。












しばらくして魚が見えた。












しかしそこからが長かった。よせては出され、よせては出されの繰り返し。おそらく１０分程ファイトしていたのではないだろうか。













やっと手の届く距離までよってきた。



ランディングも一発できまった。



嬉しい一匹だ。



サイズは別にして狙った通りに全てがはまった。













すぐに携帯で写真を撮る。
























元気が良すぎて上手く撮れない。面倒くさくて普段は基本的には携帯でしか撮らないが、嬉しくて思わずデジカメで撮ってみる。













うん、良い魚だ。















久しぶりの釣りなので素直に嬉しい。











が、狙っているサイズには遠い。嬉しいけど満足はできない。しかしこの魚には色々と満足できる。素晴らしいファイターだった。














この尾鰭を見るとファイター具合が納得できる。











その後、速やかに蘇生させ優しくリリース。猛スピードで湖に消えていくのを煙草をくわえながら見守る。











そして少しして大人の事情で納竿。













まだ釣れそうだったがやむを得ない。












車に戻り片付けていると久しぶりのソル友、メガネ男子君がやってきた。しばし談笑後、フライマンのＳ氏も別のポイントからあがってきた。











ホームに行くと待ち合わせなどしていないのに仲間に会える。これもまた嬉しい瞬間だ。










さて現実に戻って頑張ろう。しばらくは大丈夫だろう。きっとすぐに現実逃避しそうな気がするけどね(笑)







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