デュエル東京編集部です。

デュエルの釣り糸を製造している
佐賀県武雄のライン工場紹介、第2弾をお送りします。

さあ、なんだかんだで釣り糸が出来上がりました、と。
その後はボビン単位（スプールに巻く前段階の、大量にまとめてあるもの）で検品。


引っ張り強度などをいちいちチェックします。
九州のお姉さんたち、なかなか厳しいですよ。

こちらも検査機器。

これは、その名のとおり
こすれに対する強さを評価する機器ですね。
もちろん市販では売っていません。
特別オーダーした機器は、工場にはいくつもあります。

無事、検査を通れば、
市販するためのスプールに小分けしていきます。

手作業なり。
美しい平行巻きは、熟練の職人たちが
手で仕上げて作り出したもの。
ラインを傷めない絶妙なテンションで巻いていくのです。


素晴らしい巻き上がりです。

みなさまもぜひ、
デュエルラインのMade in Japanクオリティを
お試しください。


パワーリーダーFC。安心して使っていただける性能かと思います。

ちなみに現在、平行巻きがいいとされる理由ですが、
クロスして巻いていくと、
上のラインが下のラインを押しつぶして変形し、
その部分の強度が下がることがあるのです。

これはリールのスプール内でも同じことが起こっています。
だからファイトや根掛かりなどで
ラインが強い力で引っ張られたときに、
実はリールのスプール内でラインが傷ついている場合が
往々にして起こっています。

これはラインのダメージについてだけのことで
ラインのトラブルレスな放出などといった、
実使用上の考え方との天秤の上に成り立ちます。
リールのスプールへのラインの巻き取り方は
クロスラップが必ずしも悪いとはいえません。

ただ、ラインを市販する際には、
平行巻きにしてダメージを限りなく少なく抑えているのです。