手にして解る、雪辱の重さ

この日も仕事終わりに寝ずに海へ向かった

暗い時間から投げ続けるが反応はなく、朝マヅメの時間を迎えた

サラシの中にルアーを漂わすとすぐにヒット

豪快なエラ洗いと強烈なファイトを魅せ、最後は波のタイミングを見計らい抜き上げた

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60cmほどのマルだったが、とても筋肉質で素晴らしいファイトだった

すぐにリリースし、次を狙うと3投目でヒット

これもサイズの割に良いファイトを魅せてくれた

マヅメの時間しか釣れないので時間短縮の為に一気に抜き上げる

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これも60cmほどのマル

すぐにリリースし、すぐさまキャストするとまたヒット。入れ食いだ

難なく3匹目をキャッチしたところで2人のアングラーがやってきた

話を聞くと遠征組だそうで、以前お会いしたことのある方だった

まだまだ釣れる時間だが、折角ここまで来たのだからと2人に場所を譲り、足場が高く、浅いガチャ根の場所でやることに

風が吹き荒れ、ラインコントロールが難しいが、それでも足元のサラシにルアーを漂わせると下からルアーに飛び出してきた

だが、なにせ足場が高く、荒れた海なので下に降りることも出来ず、バイトは何度もあったものの、2本を釣るまでに留まった

2人のアングラーもシーバスをキャッチ出来たようで、こっちも嬉しくなる

シーバスの食いが収まり、アングラーが元の場所を譲ってくれたので、ヒラマサ狙いにシフト

うねりが強く、トップではアピール不足と感じ、マダイやシーバスも狙う為にミノーで探ってみる

基本はヒラマサ狙いなので早引きで探るとドスッという重さが襲った

おそらくシーバスだろうとゴリ巻きすると、思いのほかすぐに浮きあがり、水面を滑走してきた

姿を見ると真っ黒な魚体

この段階ではメジナか何かかと思っていた

だが、良く見ると平たい魚体が反転し、白い魚体が見えた

その魚は良いサイズのヒラメだった

ヒラメと分かると途端に慎重になった

というのも以前、65cm枠のタモに入らない巨大なヒラメをバラしているからだ(その記事はコチラ→http://www.fimosw.com/u/yakizyake/wvtwxhd4a9i6gh

波に乗せてゆっくりとランディング

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上がってきたのは70アップのヒラメ

肉厚で真っ黒な魚だった

このヒラメをキャッチして分かったのは、バラしたヒラメはこんなもんじゃ無かったということだ

釣った当初は嬉しかったが、段々と悔しさが滲んだ

それでもこのサイズのヒラメは自己記録

また一つ過去の自分を超える事が出来た

その後はヒラマサの反応も無く、アングラーにヒラメを差し上げ、車で仮眠を取り、干潮のタイミングで別の磯へ向かった

時刻は13時を回っているが、デーゲームでの釣りを勉強するために磯へ向かう

すると、1人のアングラーがマルを2本ぶら下げている

先ほど釣れたそうで俄然やる気が出てくる

磯には少ないながらイワシが打ち上げられており、これを追ってシーバスも入ってきているようだ

まずはサラシを重点的に狙うが反応無し

隣の磯へ向かおうとワンドを泳ぐとイワシが群れているのを発見

どうやらこのワンドにイワシが溜まっているようだ

そこで、このワンドの出口に目を付け、サラシや根を撃つのではなく、オープンエリアをイワシカラーのミノーで探ると待望のヒット

デーゲームなので魚の姿が良く見え、よりスリリングなファイトが楽しめた

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60弱ほどのマルではあったが、それでもデーゲームで出せたことが嬉しかった

その後も足元の根際に通すとバイトがあったが、バレれてしまい、潮位が満ちてきたので終了となった

今回も楽しい釣行になった。次回も楽しい釣行になりますように


Tackle Data

rod:WILD BREAKER 113R
lille:TWINPOWER 5000HG+YUMEYA POWER HANDLE
line:FIRE LINE 40lb
reader:NYLON 50lb

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