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メタルジグを作っている(2)

  • ジャンル:日記/一般

目的を達成する過程で手段にとらわれる事は愚行と考える人もいるようだ。

金が無いから何もできないと言うが実はそうでもない。

金が無くて欲しいものが買えないなら借りればいいし信用が無くて借りられないのであれば作ればいい。


金で買う事にこだわる事で目的達成を不可能と思い込んでしまう。


それはもう金が無くてできないわけじゃない。

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魚を釣る手段は複数あるのに、なぜルアーで釣ることにこだわるのか?

アングラーの目的は魚を釣る事だけどルアーで釣る事にこだわっている。


餌を使う事に抵抗があるしトップウォーター以外は使わない人もいる。


私自身も以前ブラックバスを釣る時にスピナーベイトしか使わなかった経験がある。


ライトリグの方が釣れるけれどライトリグで釣った魚に価値を感じることもなく釣れなくても頑なにスピナーベイトにこだわった。

しかしながら、当時はその理由を上手く説明できなかった。


釣れなくなるのに自ら手段を限定するのはルアーを引っ張るアングラーだけに共有できる感覚かもしれない。


テスターが契約メーカーのルアーで釣らないと価値を感じない事は使用している道具を見ればわかるし、これで釣らないと意味が無いと感じている裏付けとも考えられる。

自分で作ったルアーでも同じだし、ひいきにしている好きなルアーもそれは同じだ。



どうせ釣りたいルアーで釣らないと釣果に価値を感じないのだから、そういう結論が出ている時点でルアー釣りに効率を求めるのはバカバカしく思えてきた。

そういうこともあって、どんな状況にも対応するためタックルボックスに入るだけルアーを入れてたけど最近は釣りたいルアーだけしか持っていかなくなった。

それでもやっぱりルアーで釣るというこだわりは無意味だ。


そもそもルアーで釣らなきゃいけない理由が無い。


しかし、意味の無いこだわりの中でやってみるとなぜが感動する。


そこにかける情熱や努力が喜びや屈辱を生み出す。


ルアーにハイスペックを求めるのもどうにかルアーで釣りたいという願望ではないのか。


飛距離が届かなければボートがあるし、食いが悪ければ餌を使えばいい。


それでもダメなら網でさらうか魚屋で買う。


手段を選ばなければどうにでもなるがそれで手にしても感動しない。


やはりどうしても手段を限定することが感動する条件のようだ。


私が釣りをする目的は釣る事に無く感動する事にあった。


上記の手順でこの六年じわじわと釣りの主旨が変わった。

というわけで磯竿シーバスを辞めてボーダレスBBはアジ釣りのサビキ竿として活躍している。

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三津浜港で釣ったアジの標準体型は上の写真のような感じだ。

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採取したアジの中にずんぐりむっくりな体系のアジが釣れた。

アジの体積で鉛にすると600gを超えてしまう問題と外観の質感が出せないために樹脂と鉛の組み合わせで作ることにした。

しかし、そうなればコレがジグなのか分からなくなってきた。

そのアジを元に成形してみた。


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内部には150gの鉛が入っている。

いくつかクリアしなければいけない問題があるのでもうしばらくは時間がかかりそうだ。


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花見の酒を買うために酒造所に出向いた。

目的は大吟醸酒で720mlで5000円もする。

私の経済力では特別な日にしか飲めない酒だ。


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梶井基次郎 著 櫻の樹の下には

桜を見上げるとそれを思い出す。

綺麗と汚いのバランス感覚の話と言えばそうだけど、相反してアイドルはトイレに行かないという都合のいい空想話もあるのだ。

結局どちらも事実と感覚のズレを気持ちよく腑に落とそうとしているだけではないのか。

ちなみに桜は二酸化炭素を栄養にしていて土から触媒を吸収している。

まあ、それでも美しいものと汚いものの組み合わせは人の気持ちを揺する力を持っているかもしれない。

 

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