ショア青物用ショアジギング・プラッギングロッドについての分析 その3

更新が遅れましたが、このシリーズ最後の記事です。
まだ読まれていない方のために、前回までのFimo記事を参考までにリンク貼っておきます。

その1:ショア青物用ショアジギング・プラッギングロッドについての分析 その1
その2:ショア青物用ショアジギング・プラッギングロッドについての分析 その2

最後は見方をちょっと変えてみてみました。
図を見てみましょう。
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横軸は単位長さあたりのロッド重量で、
縦軸はルアー適応最大重量です。

縦軸はロッド強度に置き換えてみます。
横軸は、各ロッドともに30cmの長さ分だけロッドを切り出してきた時の重さを想像してみてください。これで長さの影響を排除できるので、ロッド横並びで比較できるようになりました。(もう少し分かりやすくいうのであれば、ロッドの密度みたいなものと考えてください)

例えば、単位長さあたりのロッド重量が重くなる(例えば肉厚が厚くなる)とロッド強度は増えるので、グラフとしては右肩上がりのグラフになります。

もちろん厳密な強度を表す指標ではないので、相当ラフに見ていると考えてください。
ただ自分でも多少目を疑いましたが、だいたい右肩上がりの傾向なので、それなりには見れてはいるような気がします。

特に目立つのはZENAQですが、他のロッドと比較すると飛び抜けて強度が高い位置付けになりますが、そこまでロッド材料は変わらないのですけどね。。

一方、予想外だったのが赤でプロットしているJUMPRIZEのBACK UPPER98Ⅲです。相場に対して外れたとこに位置しています。強度にこだわった長さの異なる2ピース設計なのでもっと上に位置すると思っていました。

ダイワ・シマノはおおよそ同じ位置付けですね。

このグラフからは特に評価はしませんが、そうなんだといったとこでしょうか。

何れにしてもあくまで最大ルアー適応重量を強度と見ているので、厳密に強度を見ているわけではありません。しっかりテストもされているので大丈夫だと思います。

最後に今回調査したロッド210本の結果をリストにしています。
縦に長くなっているので、ちょっとみづらいのはお許しを。
良く分からないですが、画像が見えづらくなってしまうので、
良く見たいという方はこちらへどうぞ
全210本!ショアジギングタックル解説・おすすめ(ロッド・リール編)補足

ポイントはショアプラッギング用かショアジギング用かをわかりやすく印をつけています。
◎:最適である
○:適している
△:適してはいないが使用可能
という3段階で印をつけています。

ただし、この印自体は各社のホームページに掲載されているロッドの説明をもとに私が分類したので、メーカーの見解ではないのであらかじめご承知おきください。

ロッドを選ぶときの参考にしてみてもらえれば幸いです。

最近の傾向としてはショアジギングやプラッギングロッド専用のものを作るというよりかは両方使えるオールマイティ(カッコ良くいうとバーサタイル)なロッドを開発している傾向にあります。(図中ではプラッギング・ジギング両方ともに○印のもの)

そのほうがショアアングラーの私にとっては、磯にエントリーするまで身軽になれるので助かります。

今後も各メーカーどういうロッドを出してくれるのか楽しみです。

よければ、こちらのブログもチェックしてみてください。
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