ショア青物用ショアジギング・プラッギングロッドについての分析 その1

青物をターゲットとしたショアジギング・プラッギングは最近流行ですね。

それに伴って釣り具総合メーカーやロッドメーカーなどが様々なショア青物用のロッドを発売しています。

本当に色々なロッドがありますが、どういうバリエーションがあるのか調べてみました。

いろんな視点で見る方法はありますが、最初にロッドバリエーションを見ました。(暇ですね〜)

まずは主要各メーカーのショア青物用ロッドの仕様数の比較を図1に示します。
対象のメーカーは凡例の通りです。


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圧倒的にメジャークラフトのロッドの仕様が多いです。

その数なんと50本!
(本当に数が多くて調べるのに苦労しました笑)

ただ初心者がこの中から選べと言われても悩んでしまいそうです。

あとはダイワなどが続きますが、意外にもMC worksやZENAQが多かったですね。

さすがにロッドメーカーだけのことはあります。

 

合計210本!

 

本当に多いですね 笑

この中から自分に合った一本を選び出すには、相当迷いますねえ

 

図2には主要な各釣り具メーカー・ロッドメーカーのショア青物用のロッドを中心に

横軸:ロッド長さ、縦軸:最大ルアー適応重量

でまとめてます。

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また、最大ルアー適応重量は、プラグ用とジグ用で適応重量を分けている場合は大きい方(通常はジグ)の数値を採用しています。

グラフの見方としては、縦軸のルアー適応重量については適応重量が重いほど重いプラグやメタルジグをキャスティングできるため、硬いロッドということです。

各社がどのようなショア青物用ロッドを出しているかを俯瞰的に見てみます。(プロットが重なっていたりして見づらいですが、次回”その2”で説明します)

まずはロッド長さのレンジです。

一部のデータはグラフからは除いていますが、ロッド長さのレンジは8.3ftから13ftです。
主要なロッドは9ftから11ftのレンジ内です。
これはイメージ通りですね。

続いて最大ルアー適応重量のレンジです。
こちらも一部除いていますが、
最大ルアー適応重量は30gから250gとなっています。

ほとんどのロッドは40gから150gで分布しています。


次に各メーカー別に見ていきます。

シマノ・ダイワといった総合釣り具メーカーは、さすがに総合メーカーだけあって10ft前後を中心に幅広いニーズに応えるために細かく刻んでいます。

ZENAQは相当幅広いバリエーションを持っていて、ショア青物ロッドの領域をほぼカバーしています。さすがです。

ヤマガブランクス・アピアはロッドバリエーションは少ないながらも広い領域をカバーしています。

ZEHITHは独特で硬めのロッドを中心に取り扱っていて沖磯がメイン使用が中心かと思います。真っ赤なBANBA CUSTOMもあり、こだわる人はこだわるロッドかもしれません。

MCワークスは大型青物を狙うために硬めのロッドが中心です。

メジャークラフトも仕様数が50本と多いですが、バリエーションはそれほどでもありません。

同じ長さでも素材の違いなどもありますね。
比較的柔らかめのロッドも取り扱っています。
ただ主要な領域は十分すぎるほどカバーしています。

価格は安いの一言。ただしどれを選べばいいのだろう?

天龍やがまかつは10ft前後を中心に細かくバリエーションを刻んでいます。

JUMPRIZEは今年発売されたBACK UPPER 98Ⅲの一本です。今後は更に硬めのロッドも開発されているようです。

Angler’s Republicのパームスもバリエーションは多く、柔らかめのロッドのバリエーションも持っています。価格もお手頃なので、ビギナーにもいいですね。

では次回はもう少し詳細に見ていきます。

 

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お時間あれば。

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