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▼ オヤニラミの話
- ジャンル:日記/一般
- (の話)
小さなハエ釣り用のウキがピコピコ、、、
わ~! 釣れた~
50過ぎのいいおっさんがガキんちょのようにはしゃぎ回って釣ったのは
オヤニラミ、、、
お盆休みにカミサンの実家に帰省したおり、すぐ側の川での出来事です。
私の生まれ育った所には生息していない幻の魚であります。
オヤニラミ

まるでブラックバスみたいですけど日本に古来から居る魚ですよ(ノ^^)ノ
淡水のスズキ目の魚としては唯一の在来種と言うことです。(バスに似てるのも当然か?)
生息域はかなり限られていて、大分県では北部の筑後川水系と山国川水系のみ。
国東から県中部及び南部の人は見た事も無い方が多いのではないですかね?
カミサンの実家は日田市なので此の魚は割とポピュラーらしいんですけど、、、(^_^;)
(オヤニラミについての詳しい事はネットで調べていただければ宜しいかと思いますので省きます<(_ _)>)
私は、此の魚の存在は昔から知ってはいましたけどそれ程興味は無く、
「フ~ンそんな魚が居るんだ~」
くらいにしか思っていませんでした。
それが、
二年ほど前になりますが、、、
日田市内に義理の弟が住んでいまして、
子供と川遊びに行った時に網で掬ったとの事で水槽にオヤニラミを飼っており、私が家に遊びに寄った時初めて此の不思議な魚と対面した訳なんです。
体調は4センチ位で、縞模様と鰓蓋の紋が良く目立つ川魚らしからぬ体型。
(川メバル)と言う別名が有るくらいですからね、スズキ目の魚の特徴が良く出ています。
口はデカいしね、顔つきは厳ついの(^_^;)
だけどなんとも愛嬌があって
前の方から見ると口をへの字に曲げて
ムッ!とした感じの表情が実に愛らしいんですわ。
メバルのように大きな目ではなくてちっさい目が上の方にちょこんと付いてるからかな~?
それよりも面白いのは此の魚、動く物に対して実にアクティブに反応するって事です。
水槽に顔を近づけると此方に寄ってきます。
指をこいつの前に突き出して動かすとそれに着いて来るんですよ~
威嚇なのか?補食行動なのか?
その仕草がね、実に可愛い
私、一発でオヤニラミファンになってしまいました(^_^)/~
捕獲した場所は日田市街、水路から河川に流れ出す水草の茂った中を網でこさいだら入っていたとの事。
自分でも捕まえてみたくなって
「じゃ~其処に取りに行こう」
と弟を誘うと
「先の水害で全部流れてしまい今は護岸工事もままならない状態だよ」
だそうで、、、(-.-;)
それ以降オヤニラミを目にする機会は無かったのですけど、、、
正月に帰った時、義理の父が
「オヤニラミなら昔はそこらの川でなんぼで釣れたぞ、今はどうか知らんけどな~、、、」
と言うものですから、速攻ハエ釣りの道具を持って試してみます。
此の川で子供と随分ハエ釣りしましたけどそんな魚釣ったことないしな~?(-_-;)
極寒の川岸で粘ってみましたが何も知らないので簡単に釣れるわけもなく、、、(-_-;)
改めてオヤニラミについて詳しく調べてみました。
生態、習性、生息場所、etc....
5月の連休は帰れなかったのでこのお盆休みに満を持してのリベンジと成ったわけです(^_^)
正直な所、今でも居るのか心配だったのですが、なんと甥っ子が見事釣り上げ、、、
(これが夏休みの釣りだ に詳しく(^_^))

その後、網で草の茂みをまさぐると体調1センチほどの今年の春に生まれたであろう小さな小さなオヤニラミを沢山見つけることが出来たんですよ。
まだちゃんと居る!(^^)!
次の日、夜明けと同時に
絶対此処なら釣れる!!
と私の野生の感が叫んでいる場所へ、、、

川岸からそっとのぞき込むと3~4センチ位のオヤニラミが沢山泳いでるじゃないですか~(ノ^^)ノ
釣りの詳細は、、、
(過去ログの 日田オヤニラミフィッシング に詳しく乗せてますので其方をご覧ください(^_^)/~)
此の魚、完璧にルアーフィッシング向きです!
ミミズを鼻先にぶら下げでも全く反応しないくせに動かすと途端に追っかけてきますから。
それでいて直ぐに食いつくって訳でもないんですが、、、(^_^;)
まるでブラックバス、もしくはメバルの反応とそっくりですよ。
是非とも次はルアーで釣ってみたいな~(^_^)ゞ
などと考えておる次第で、、、(^_^;)
日本にブラックバスが移植されて久しく、特定外来種として水産関係者からは目の敵にされて居るわけですけど、、、
在来種にもこんな面白いルアー向きの奴がいたんですよ。
食べても美味しくないらしいので商品価値も無く、漁師さんともトラブルにはならないしね(^_^)/~
でも、なんせ最大級でも15センチ足らずにしかならない魚ですから、、、(^_^;)
せめて30センチ位に成る魚だったらな~
つい先日、弟からメールが来ました。
弟親子は懲りもせずオヤニラミ釣りに通っておったようなんですが、オヤニラミに混じってなんとブルーギルが釣れたそうな、、、(-.-;)
それってヤバくない?!
オヤニラミは環境省のレッドデーターブックで現在 絶滅危惧種2類(UV)だそうで、、、
地域によっては1類に分類され捕獲等に規制がかかっている所も有るそうですよ。
(大分はまだOKです、、、)
環境に左右されやすい小さな魚達
前にタナゴの話も書きましたけど、彼らの生息場所はどんどん少なくなって来ています。
最近は規制が厳しいので川の水質はそこそこ良いのですけど、河川開発や護岸工事ってのがね~
川が豊かでなければ海は荒れてしまい、海に住む魚達もまた暮らしてゆけなくなります。
川も海もつながっているわけですから普段は海で魚釣りしている私達にも関わりのある事でしょう。
オヤニラミ達が元気良く暮らしていける環境っを守っていくのは私たちの責任なんじゃないかな~
私ね、
何時か自分の孫を連れて行ってオヤニラミ釣りさせてやりたいな~って思ってるんですよ。
どうかその時まで元気に暮らして居てほしいものです。

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- 2014年10月9日
- コメント(7)
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