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第3回オランダ釣行記(巨大レインボーとの戦い その1)

  • ジャンル:釣行記





胸の高まりが、なかなか治まらない。




本当に凄かった。

振り返って見ても、もの凄いファイトだった。




自責の念にかられ、フラフラになって、地面にへたり込んでしまった。






12月24日(土)
天気:雨、のち曇り時々晴れ
気温:3-7℃
風速:3-6m
釣行時間:8-17時






暴風雨の中、ドイツからアウトバーンを車でオランダのロッテルダム方面へ。





今回のターゲットは野生化した60UPのレインボートラウト。





Oostrvoornse Meer(OVM)という汽水湖が目的地である。

元々 海だったのを堤防を人工的に作って、堰き止めた。








地図の左端の堤防挟んで、そのすぐ隣は海だ。

だから、真水でもない、塩水でもない、舐めて見ると、ほんのりとした甘さの中に、かすかな塩気がある。







オランダでも暴風雨。

天気が回復するまで、車の中で待機。






今日の一軍ルアーたち。





すべてシングルフックに換えた。




バイブレーションも、シングルフック。








ここOVMは、野生化したレインボーを守るため、すべてルアーはシングルフックに換えなければならないルールがある。






第一投目のルアーは決まっている。





既に前夜からセットした、スーサンのレッドヘッド。

おそらく地元のルアーマンは、ラパラ主体。

見たこと無いルアーに、思わず「虹色の砲弾」も飛びつくのではないか。







漆黒のような暗闇の中、朝の8時になり、ようやく明るくなってきた。








そして、雨も若干弱まってきた。







暁闇を切り裂いて、スーサンが音を立てて飛んでいった。












表層、中層、ボトム。


風上、風下、流れの入口、出口、人口堤防の際。


しかし、何を投げようとバイトがないどころか、生命感がまったくない。







空腹を感じ、時計を見たら、既にお昼。






市内で見つけたファーストフードのレストランへ。







どっかーん








ハンバーガーとポテト、サラダのセット。

オランダのフライドポテトはマヨネーズをつけて食べる。

うー、空腹に染み渡る。

うまい!!








さて、昼食後の第一投は、なんにしよう?

やっぱり、デイゲームはバイブレーションか。







バリッド70Hをチョイス。







ビシュ!とキャストし、サミングで柔らかく着水。

着水後、大急ぎでラインスラッグを取り、ロッドを水面につけ、ベールを
返し、ラインを出す。

出ていくラインが着底でふけると同時に、素早く巻きとり、ジャークを入れる。

水深があり、風もあるので、しっかりボトムを取ってから、ブレイクに沿ってルアーを這うように巻いてくる。







オランダの魚も、リフト&フォールって効くのかな?



リフトして、フォールさせた瞬間











グニューゥ!!!



ん?



ググググッー!



あっ、ヒット!!!



ボトムで何か喰ったようだ!







あまり重たくないので、力任せにぐいぐい巻き、手前まで来ると結構 元気よく右に左に走る!







2回ほど突っ込むが、難なく手を伸ばして、ネットイン!!








な、なっ、なんじゃこりゃ?



















ひらめ?

かれい?






えーっと、確か目玉を上にして、左に顔が向いてたらヒラメ、右に顔が向いてたらカレイだったような気がするが。


とすると、石ガレイか?


定かではない。







こんな綺麗な水で釣れたので、結構 うまそうです。







えんがわの刺身、うまそう!


いやいや、丸ごとフライがいいかな?






身体測定の写真を撮って、未練タラタラでリリース。







だいぶ疲れてたので、時計を見ると16時。

昼休みを挟んで、7時間にも及ぶ釣行、背中も痛くなってきた。







このへんで、スプーンでも投げてみよう。







着底からボトムをノックするようにゆっくり巻いて来ると、






ココン!








アワセを入れるが乗らず。








ついに回遊してきたぞ!!

初めてトラウトらしきバイト。







同じラインをもう一度トレースすると、








ドゥスンッ!







ロッドが抑え込まれた。







次の瞬間、







ゴゴーン!!




ヒットォー!








かなり深場、水深10mぐらいのボトムで食らいついたレインボーは、ゆっくりとした動きで、更に湖底へと引っ張り込み出した。







ジジジジー、とドラグが静かに鳴り、ロッドがバットから曲がりだす。







あれ、動きは遅いな。

と、思いきや








ギャイーン!!







もの凄いスピードで右に突っ走り、ドラグが悲鳴を上げる。



まるで青物でも掛かったような走りだ。







ギャイーン!


ゴゴゴーン、とロッドがノサレ、防戦いっぽうに。







それでも、ひざを折り、ひじを使って、ロッドのテンションはかけている。



ピューンとPEが走り、今度は左に魚は走り出した。







うぅぅぅぅー。






どれだけデカイいんだ。

こんなトラウトは初めてだ!

管理釣り場のデカマスとはまったくスピードもパワーも違う。






左に走った魚は、今度はこっちに向かってやってきた。

桟橋の上に立って釣っているので、橋の下をヤツは通過しようとしているのか。







やっ、やばい!



ゴゴゴーンッ!







もの凄い突っ込みとともに、足元の橋脚の下に入ってしまった。






グイっとロッドで持ち上げ、向きを変えようとしたとき、潜り込んだ足元から、ギラリと反転した銀色の魚体が出てきた。



で、っでかい!


60UPはあるぞ!


まるでサーモンだ!







胸の鼓動は高まり、ついに俺もやったか!!と


ニヤリと頬が緩んだ瞬間







グン、ゴゴゴーン!


最後の力を振り絞って、もの凄い突込みと共に、急に右に走り出した。






そのとき







フッ。。。。。






あー、バレタ!






チクショウ!!!!!







なんてヘタクソなんだ。






くぅー、悔やんでも悔やみ切れない大物だった。






その場に座り込み、3分ぐらい、呆然としてしまった。


あっつぅぅぅぅぅぅ。。。。。。。。。。。。







3分経って、前向きに考えた。






向こうが一枚も二枚も上だったんだ。

こっちは、ドラグ調整、ロッドワーク、ミスは無かった。

それに、シングルフックの掛かリ場所も悪かったようだ。

小生は仕事も、遊びも、釣りも、カラリとサラリと、でも真剣に、いつまでもクヨクヨしないことにしている。

俺って、単純だなー。(笑)






それにしても、さすが野生化レインボー。

パワーもスピードも、桁が違う。

おいそれと、簡単にはさせてくれない。





ふつふつと燃える心を抑えながら、アムステルダムの友人宅へ向かったのであった。








FGノットを1cm未満に締め込んで、気合も入ってきた。



待ってろよ、レインボー!



明日のリベンジへ、続く。

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