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素人ボートアングラーのバラシ対策 メンタル篇

本題に行く前に昨日の追記。

やり取り中のロッドワークについて、ですが。掬ってくれる船長さん達に話を伺うと、ロッドを自分の方に向けられた状態で掬うのは非常に





怖い




そうです。何故ならその状態でフックアウトすると外れたルアーが自分の顔を目掛けて




飛んでくるから。




逆に一番掬い易いのはロッドを立てて正面でやり取りしてる横で、魚がギブアップして横になって浮いて来た時。手が届く範囲なら、その方が横にロッドを向けられて魚が近くに居るより




全然掬いやすい




そうです。もし船縁でのバラしが多いと感じていたり、船長がなんとなく掬いずらそうな顔していたら、ちょっと気を遣ってみたら少し変わるかもしれませんよ。





で、本題、メンタルの話。自分の問題点は





慌ててしまうこと
ビビってしまうこと





この2点に尽きます。結果どういう事態になるかと言えば




巻き過ぎること。




巻き過ぎると言ってもスィープに合わせていたぐらいだから、ヒット直後の一暴れされた時に巻き過ぎて口切れしちゃうようなケースは少なく。

船縁附近まで連れて来た時に早く決着を付けようとして、慌てた結果巻き過ぎて、船縁での最後の抵抗を躱せずバレてしまうケースが多かったです。これやっちゃうと魚の姿を姿見てる分だけダメージが





大きい




んです(苦笑)。




慌てないよう自分に言い聞かせたり、リーダーがロッドに入ったとか色んなことを気にしてはいるんですが、これが一向に





直らない...。




そもそも、メンタル的なことですからそんな簡単に改善出来たら、こんな楽な話しはない訳で。数掛けて時間掛けて進歩してくしかないのかな、と思っていたのですが...。



そんな自分がガイドさんから見てもわかるぐらい明らかにバラしを減らせることが出来たのか。それはすごく単純なことで






リーダーを長く取ったこと。




単純にただそれだけ(笑)。どうしても巻き過ぎるなら、巻き過ぎても魚との距離をキープ出来るだけ長くしてみた。具体的には




半ヒロ




ヒントはシーバスジギングにありました。ジギングの時はなんとなく「バラしが少ない」と感じていて「なんでだろう?」と思って色々考えたんですが

基本的には上下の引っ張りっこなので、ロッドは自然に魚の動きに追従してるのかとか、勿論チラシ針の効果とか、色々思い付くのですが一番は意外に





慌ててない




んですよね。なんでジギングの時だけは慌てずやり取り出来てるのか、考えてみるとリーダーを長く取ってるんですよね、投げの時より。具体的には「2ヒロ」。理由は色々ですが。

長く取ってると魚との距離が取れてる分、抵抗されても対処しやすいし、魚にしても水面と水中とじゃ抵抗力が違うから。疲れるだろうし、破壊力も落ちるからじゃないかと、そう仮説を立ててみまして。



それで、普段1ヒロでやってた投げのタックルのリーダーを1.5ヒロ取って、それ以外は普段通りやってみたら、これが思いの外





ピッタリきた(笑)。




長く取る分結び目までリールに巻き込みますが、もともとボート上では危ないからキャスト時の垂らしは長くなかったです。だから半ヒロ長くしても、結び目を巻き込んでしまうのは以前と変わらない。

長くしても巻き過ぎないように気を付けてるから、意識したようなやり取りが出来た時も長くした分だけ魚が下に居るだけ。魚の様子を見ながら巻き上げれるから





問題ない




逆に普段通り巻き過ぎたとしても半ヒロ分、魚が下に居るだけで精神的に全然違うんすよね。

大体ちゃんとやり取り出来てたら船縁まで来た魚は走っても下に行くだけですからね。下に走る分にはドラグ調整を怠らなければラインが船下に擦るのだけを気を付けていればよくて、それは以前から出来てたのでこれも





問題ない。




巻き過ぎて引っ張り上げられて、水面との距離が近い分顔出して暴れられたのが、わずか半ヒロ分水面との距離があることで最後の一暴れ舞台は水中になる。結果、




躱せる機会




が劇的に増えました(増えた気がしてます)、ってお話でした。





メンタルを鍛えるのはかなり大変ですが、ちょっとしたことを変えただけで精神的にこんなに余裕が持てるのか、と自分でもちょっと驚きました。安易な思い付きのレベルのことですが、ハマるとこんなに





変わるのか




って感じです。後はデカいのが喰っても同じノリでやれるのか、だけ。これは最近喰わせられてないので、まだ検証出来てません。検証できるのは




いつになることやら...。

 

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