干満差が大きい有明水系では、干潮に伴って水深が無くなり、下流(河港)に戻れないエリアが存在する。


勿論、また水位が上がってくれば魚は往来できるのだが、そういったエリアに居着いているシーバスも多い。


干潮で残った個体を狙う釣りや、満ち潮で入ってくるシーバスを狙う釣り、小規模河川でも多彩な釣り方で楽しめる。


今回は前者、干潮で残ったシーバスを狙う。


干潮の場合、河川に沈むストラクチャーを目視できるので、ピンを狙った釣りができる。


杭、ブロック、護岸縁、色んなストラクチャーがあるが、そこに流れがどう絡んでいるか、周囲の水深、魚が居着くであろうポイントを検討していく。目視だけでは詳細が見えないので、ランガンして確認していくのも良い。


浅いだけに、少しの変化に居着く事を念頭に置いておく。


少し流れが強くなっているエリア、流芯にある乱杭を狙ってみる。干潮でなければ確認できないポイントだ。

杭の上からミノーを通過させ、杭を越えた所でミノーをダートさせる、、


すると、シーバスが身を乗りだしてバイト！！


明らかにエサ待ちのシーバスだ。





別の日、


今度は水位があるタイミングでやってきた。


前回、干潮時に確認していたストラクチャーに狙いを定め、居着いていると想定しながらルアーを通して行く。


ルアーに気づく様に、ストラクチャーを通過させる際に軽くジャークを入れる。


ゴン！！


(おそらく)食い上げバイト！





小規模河川ならでは、至近距離でのバイトは強烈。リールのドラグに気を配っておかないと、突発的な走りでラインブレイクの危険がある。


大場所と違った楽しみがある小規模河川。


晩秋まで楽しめる身近な釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

ロッド : スコーピオン／ポイズンアドレナ
リール : メタニウム MGL
ライン : ナイロン 18ld
ルアー : DARK SHOT(STAR GEAR)