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禍福は糾える縄の如し (かふくはあざなえるなわのごとし)とは、 人生をより合わさった縄にたとえて、幸福と不幸は変転するものだという意味の故事成語です。 不幸を嘆いていると、いつの間にか幸福となり、幸福を喜んでいると、また不幸になる、ちょうどそれは「より合わせた縄のように表裏が交互にやってくる」ということを表しています。 感染病に心を悩まし、外出を控えたりている方が殆どだと思います。 人生不幸ばかりではありません。 希望を持って生きて行きましょう!

DAIWA 15 SALTIGA 4500H インプレ【87尾目】







オニギリで御座います。
※スマホは横向き推奨の記事です。




今回は前回の続きで、購入した

DAIWA 15 SALTIGA 4500H





インプレ人柱記事になります(爆)

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※この写真はメーカーホームページより拝借しました。

悩んで悩んで悩み抜いて

結局、買わないオレが…



これは奇跡のログになります(笑)



「 今年こそSHIMANOのリールとロッド買うんだ♪ 」  と婆ちゃん誓ったのに…





(嘘)

しかも、





婆ちゃん亡くなったの15年も前やわ(爆)

割と真面目にシマノのタックル揃えるつもりだったのは確かで、高弾性カーボン使用の竿抜けの良いものを見繕う予定だった。
※ロッドの抜けが「シュンッ」では無く、「シュピンッ」と抜ける方ね。 主観と擬音だらけで分からないよね?(笑) 暇だったらログ90尾目くらいで掲載するかもしれんけど(笑)





購入経緯

・現在ショアジギング使用のリールをメンテナンスに出すと中継ぎ不在。
・ロックショアを先々見据えての上位機への置き換えの一環。
・瀬戸内海から外海使用への置き換えの一環。
※スプールキャパ制限から、購入するラインが200mなわけで、100mキャストして深いエリアだとボトム取るのに40m位沈みます。 此処で三角関数を思い出して欲しいのやけど、放出されるライン量は想像付くと思う。 なにかの原因で、ラインに傷が入り、ノット組み直すわけなんだけど、もうね…スプール残なんて僅かですよ(笑) 走らせない事前提で釣行するしかないんだけど、ゴリ巻き続けてたら確実にギヤ逝くなって。 だから新品に巻き直したその日に再購入なんて当たり前にある(笑)



ちなみに、現在使用は以下です。

・DAIWA BLAST 4020PE SH (BB化済み)
・DAIWA CALDIA 3520PE-H (現在メーカーメンテ中)
※前ログでBB化により巻きが改善されてない的な文章を掲載しましたが、ドン深エリアでボトムからのジャークが軽くなってました。


あ…



これ、ライトショアの中でもライトですね(笑)

頻繁に使用しているタックル構成が、

ロッド    : Majorcraft X'ride XRS-1002LSJ
リール    : DAIWA CALDIA 3520PE-H
ライン     : DAIWA UVF SALTIGA SENSOR 8BRAID+Si 17lb 1号
リーダー : DAIWA Morethan 25lb

正しく、ライトショア





これで伊豆ロックショア





真顔でエントリーしてたんですけど…





何か問題でも?(爆)





さて、本題に入ります。



SALTIGA には、グレードが三種類あり

SALTIGA EXPEDITION 遠征モデル?
SALTIGA
SALTIGA BJ 港湾ジギングモデル?

とのメーカー側の見解である。



今回、購入したのが真ん中のノーマル。

上位機種のEXPEDITIONは、過去一度、実家近くのキャスティングで触れただけ。 使っているアングラーは今まで見たこと無い(笑) 静岡のアングラーさん SHIMANO TWINPOWER SW の使用率の高さ半端無い。 まあ、コスパ良いから仕方ないけど。





カタログスペック
 
アイテム 巻取り長さ
(cm/ハンドル
1回転)
ギヤ比 標準
自重
(g)
最大
ドラグ力
(kg)
標準巻糸量
PE(号-m)
ベアリング
(ボール/
ローラー)
ハンドル
アーム
(mm)
3500H 98 5.7 455 10 1.5-350
2-300
3-200
13/1 65
4000 87 4.9 450 10 2-450
3-300
4-220
13/1 65
4000H 102 5.7 450 10 2-450
3-300
4-220
13/1 65
4500 94 4.9 610 15 3-400
4-300
5-240
13/1 75
4500H 110 5.7 610 15 3-400
4-300
5-240
13/1 75
5000 95 4.4 625 15 4-400
5-300
6-250
13/1 75
5000H 121 5.7 625 15 4-400
5-300
6-250
13/1 75
※メーカーサイトより引用してまいりました。 紙面構成上6500~7000H-DFは削除させて頂きました。





メリット

・剛性がありヘビーユース使用
・マグシールド化による滑らかの持続
・その他諸々、現在使用の13BLAST(BB化済)が玩具に感じる




デメリット

・剛性の代償と引き換えた本体重量の重さ
・マグシールド化によるメンテナンス費増加?
・ぶっちゃけ此処までの性能必要か?





最後まで選択に迷った選択肢

SHIMANO TWIN POWER SW

シリーズ 巻上長100cm以上と最大ドラグ力なら6000XG もしくは、8000HG。
※SLATIGA4500Hと比較するなら8000HGが妥当と思う。
 
品番 ギア比 実用/最大ドラグ力(kg) 自重(g) スプール寸法
(径mm/
ストロークmm)
ナイロン/PE糸巻量(号-m) 最大巻上長
(cm/
ハンドル1回転)
ハンドル長
(mm)
ベアリング数
S A-RB/
ローラー
5000XG 6.2
  • 8.0
  • 13.0
420 54/19
  • 4-200、5-150、6-130
  • 2-350、3-240、4-170
105 65 11/1
5000HG 5.7
  • 8.0
  • 13.0
420 54/19
  • 4-200、5-150、6-130
  • 2-350、3-240、4-170
97 65 11/1
6000XG 6.2
  • 8.0
  • 13.0
425 57.5/19
  • 4-240、5-190、6-160
  • 2-440、3-300、4-210
112 65 11/1
6000HG 5.7
  • 8.0
  • 13.0
425 57.5/19
  • 4-240、5-190、6-160
  • 2-440、3-300、4-210
103 65 11/1
6000PG 4.6
  • 8.0
  • 13.0
425 57.5/19
  • 4-240、5-190、6-160
  • 2-440、3-300、4-210
83 65 11/1
8000HG 5.6
  • 14.0
  • 28.0
635 61/22
  • 5-275、6-230、8-160
  • 3-410、4-300、5-250
107 75 10/1
8000PG 4.9
  • 14.0
  • 28.0
635 61/22
  • 5-275、6-230、8-160
  • 3-410、4-300、5-250
94 75 10/1
※メーカーサイトより引用してまいりました。 紙面掲載上4000XG、10000PG~14000XGは削除させて頂きました。 





15 SALTIGA は、重量が気になる610gの自重です。 普段使いのスピニングが重くても450g程度。 160gの重量増で一日中キャスト出来るのかが心配。 そもそもショアジギングは体力勝負を求められる状況は多々あり、「 610g 程度扱えんでどうする? 」 という意見もありますが、扱いやすい事は何も悪いことは無いわけで、一日中キャストする事を考えた場合、身体に負担が少ないことは正義かなと思います。 コスパと扱いやすさを求めたらTWINPOWER SW。

ランニングコストを除いた



総合力なら確実に SALTIGA

※ネットの評判だと巻きの良さは、SALTIGAという意見多いです。 個人的意見やけど、総重量1kgのバランスの取れたタックルと総重量750gの先重りのタックルを一日中キャストした場合、どっちが楽か? 前者の方が楽だと思う。



何か一般的な候補忘れてないか?



つ DAIWA CATALINA 同 SLATIGA BJ

その辺は、前回のログ タックル揃えてみた【86尾目】 をご参照下さい。



タックルバランスを考えた場合、一般的なショアジギングロッド300g前後に450g前後のリールセットした場合、ウエイトバランスがフォアグリップの前方に位置し、先重りになります。 一方、600g台のリールセットした場合は、ポジションがロッドを握りこんだ人差指辺りになり塩梅は良い感じです。 誤解を招きそうなので説明を加えますが、キャストやロッドワークには、本体重量負担はそのまま残ります。 そうなると、肘や肩支点のジャークから、腰の回転を中心としたジャークに切り替えんとならんな…。



ここで3ヶ月ほど悩んだ(笑)



結局、ランを無理矢理ねじ伏せられる剛性からSALTIGAを選択いたしました。 それと、使用後メンテが水洗いだけで済むというのも自分的にはあってるのかなと。



次に悩んだのが番手です。 4500にするか、ハイギヤの4500Hにするか。 ルアーの操作性やゴリ巻きなら4500。 ラインスラッグ処理や潮感度、ハイギヤ特有のアピール力、オフショアまで考慮すると4500Hじゃね…?
※SALTIGA 4000番台なら BJ を買ってたと思う。 4500番の本体は5000と同じなので、5000番のスプールも使用できます。



ここで半年ほど悩んだ(爆)



最終的には、オフショアも視野に入れ4500H。 今までショア慢性のオレが錯乱したかと思われるかもしれない。 今でもショアの魅力は、十分感じている。 自分の中では、ショア>越えられない壁>オフショアである。

ところが、最近、釣行時間が取れない。 スケジュールを遣り繰りし、無理無理エントリーするのだが、オフショア爆釣なのに近くのショアは平穏ってな状況に多々遭遇してきた。 岡山県赴任時は、鳥取や島根県に遠征していたわけだが、よくよく考えたら、帰りは疲労で、お手軽な有料道路を使用していたわけで、ガソリン代+有料道路代+食費を総合的に考えたら、手軽にオフショアで魚の引きを味わって、時間節約するのもありかなと思うようになってきた。 



デメリットの一部として



「 ラインローラーまでマグシールドにする必要無いのでは? 」

というネット意見が見受けられます。 この意見は自分も同意します。 ラインローラーと言えば、ご存知の通り、一番酷使される部品の中の一つで、潮噛みが最も心配される部品です。 その部分をダイワは、マグシールド化によりメーカーメンテナンスにしています。 シマノ派のユーザーならば、分解メンテはお手の物ですから、自分でメンテナンス出来ないリールは少し怖いかもしれません。 そう言えば、NEWステラのラインローラーもメーカーメンテになりましたね。

使用後の水洗いは前提ですが、グリスアップのメンテに手が抜ける代わりに、定期的なメーカーメンテナンスが求められます。 2年放置出来る代物でしたら、メンテナンス代が浮く事も考えられますが、場合によっては、ランニングコスト高になる可能性もあります。 

ユーザーによっては、ラインローラーの防錆ベアリングに変更してるユーザも見かけます。

個人的に購入する前に考えさせられた部分です。 ラインローラーくらい自分でメンテした方が、メーカーメンテに出してから手元に戻ってくるまでの2~3週の期間を無駄にしないし、資金的にもお手軽なんですよね。 

購入後、必然的に

センドバックという枷が付いて回ります。 この枷、オフシーズンなら気にしないのですが、これがオンシーズン中になると話は全く別。 





10 SALTIGAとの違いは?

違いは大きく分けて以下になります。 15SALTIGAがリリース後、この辺りの比較記事はメーカとユーザー含めて沢山ありますので、検索してみて下さい。 間単にまとめると以下になります。

・ラインローラーのマグシールド化
・メインギヤローラーのマグシールド化による防水パッキン排除
・ハイギヤ機種中心としたギヤ素材の見直し
・防錆使用のボディー仕様
・ATD

たぶんこんな内容だったと思う。





開封の儀

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とりあえず





正座してみる(爆)

中身はこんな感じ。

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ハンドル取り付けて回してみる。

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えっ!!!



皆、驚くはず…。



全く…





回らない(爆)



重要な事なので、もう一度言って置きます。



回らんのじゃボケェ~!!!(ホルモン風)
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※多くの人が当たりを引くために巻き心地確かめますよね?異音がしないかとか、ギヤがスムーズだとか、空回しして何回回転するとか…。 開封直後のソルティガは、空回し2回転くらい。



オニギリさん高額投資で失敗


か!?




スポーツ新聞一面で採用されそうなタイトルやね?(笑)
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実はこれで正常品の状態。 これは一回り大きくなった新設計の高硬度アルミニウム青銅製のデジギヤが噛み合う状態で、初期不良では無く、使い込んでいくと徐々に馴染んでスムーズになっていく。 最初は 「初期 不良じゃないか? 」 と間違える程、本当に回転しない。 手元に伝わる小さな振動では、「 クククク… 」 とか、物により「 シャーシャー 」 といった表現になる。 

購入前に何台か実際いに回して、平均的な感触を理解しておいた方が無難です。 個人的には、少し販売価格が高くても、ネット通販よりも店頭購入が安心しています。 今回、ギヤ回りに関しては、当りの買えた♪
※リール前提で記述しましたが、実はロッドも腹と背がありますので、ガイドの取り付けとか最低限確かめた方が無難です。 製品の一部ではあるが、背出しの出来てない中国製ロッドが市場で流通しているのが怖い。 



巻き心地を求めるなら、

ステラ

イグジスト

を購入して下さい。

旧モデルの特売でも、その方が絶対幸せ(笑)

SALTIGAの真価は、剛性と負荷の掛かった状態の回転性能だと思います。 空回ししてる分には、「う~ん?」「なぜに高価なリール買ったかな~?」てな感じだが、実際、使用してみるとジャーク巻きはじめから 「 いきなり軽い 」 幸せだ。 これは、ハンドルノブ75mm長と大口径化したギヤの恩恵かなと思います。 ハイギヤな割りにかなり楽ちん。 今まで苦行だったスキッピングが、楽しく出来そうだ。
※あくまでも主観ですので、ご自分で体感下さい。



使われているギヤ素材 アルミニウム青銅 (カタログでは、C6191 と表記あり)を少し調べてみた。 



アルミ青銅は何種類かありますが、C6191はその中で、強さ、耐摩耗性、耐食性を必要とする部品に使用されます。
 
【用途】ナット、ウォームギア、ブッシュ、スパイラル歯車、
【硬度】HBW 185 (10/3000)
【引張強度】770 N/mm2
【耐力】290 N/mm2
【伸び】21 %
【導電率】11 %
【比抵抗】0.16 μΩ/cm
【熱伝導率】61 W/m.K
【比熱】 418 J/kg・K (20℃)
【密度】7.5
【衝撃値】NA


 
硬度はジェラルミンの1.6倍。 手短な所では、工具のドラーバーの硬さに近いと言えばお伝え出来るだろうか? ジェラルミンのイメージ自体が、硬いイメージなのだが、実は金属界では硬く無い部類で、あくまでも、比重に対し強度が高い。 採用されたアルミ青銅以上に強硬度な素材は山ほどあるが、逆に過負荷に対し欠けやすくなる。 日本刀が横の負荷に対し「ポキッ」っと折れる感じ。 逆に弱い素材だと、ギヤ山が磨耗により磨り減り、遊びが出始め、やがて舐めて噛み合わなくなる。
※近年、ラインガイドに使われ始めたSiC素材でリールが存在しないのと同じ理由。 仮に全部SiC素材で作ったとして、超軽量な異次元なリールが出来ても、誰も購入できない超高級品になり、何かの衝撃で直に使い物にならなくなる(爆) 硬度はあるが、衝撃に弱く、焼く前の素材が非常に脆く、加工が大変難しい。 最近ではカーボンやマグネシウム合金ボディーのスピニングがあるけど、耐久性は大丈夫なんだろうか?  



このC6191は、加工が面倒で、穴一つ開けるにしても、工作用ドリルの刃先に気をつけないと、直ぐ駄目になる。 先にも述べたが、加工が難しい物ほど、高額傾向になる。 ソルティガの価格が妥当か正直なところ分からんが、中級機以上の価格になる理由がちゃんとある。





ドラグ性能

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書かないでも十分だよね? 13BLASTのドラグと比較すると搭載してるATDかなり優秀。 設定した負荷で働くし、ドラグが屁たれ難い。 基礎研究の賜物。 





ちょっと幸せに感じる点

ベイルが繋ぎ無しのアルミの削り出し。 曲線を眺めてるだけで

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ご飯三杯いけます(笑)

ベイルを戻した時の重厚感は、例えるなら高級車のドアを閉めた感覚に近い。





心配な点

実は色々ある。 今後、しばらく使い続けるとして、スプール軽量化の為に空けられた大きな切込み。 マグシールドでも本体に潮が被り易くなる。 瀬戸内海だと潮かぶりなんか有り得ないけど、こちらにき来てから既に4回被ってる(笑) マグオイルが潮と混ざり徐々に固着しないんだろうか? メーカーの偉い人教えて! 最悪、社外品のツルンとしたスプール購入しようか検討中。

マグシールドと言えば、過去ログで、買ったばかりのタックルを冬の海に落とし、飛び込んで救出した話を書いたけど、その後リールはどうなったか? 

興味あるでしょう?


 
水洗いしただけで、メンテ出してないけど、



巻き心地全然変わらん


マグシールド凄ぇぞ!!!



もう一つは、エアーローター。 トラブルがあっても、基幹部品ではないので、実釣行には然程支障が無いが、使用されている素材は、確かZAIONでしたっけ? 高密度カーボン使用のリールで何回か痛い目に合ってる。 1台は釣行中にリールフットの一番太い部分から折れた。 もう1台は、ロッドリールシートの相性が悪かったのかリールフット部の先が欠けた。 軽量化の為でも不安が残る。 





次回は、ロッド編になります。 文章は書き上がってるので、2月度中にUPする予定です。





おしまい。





追伸:次回長々書きたいと思います(笑)

 

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