【KURODAI SUKI 岡山】釣りとは「待つのが祭り」である？

通称“キビレ護岸”にて短時間調査。師走の大潮、いつ始まるのか？まだ見ぬ“キビレ祭り”の期待へ胸を踊らせる日々。

「待つのが祭り」と言う諺があります。

祭りは楽しいものだが始まるとあっ気なく終わってしまうものなので、祭りの日を待つ間の方が、かえって楽しさが大きいという意味合いです。

なるほどなと！先人達は物事を上手く言葉で例えたものです。

護岸沿いは何もない広大なフラットエリアに見えますが、底を調べていると泥地、砂地と地質の違いを感じる事ができます。

ボトムゲームで底にめり込むような泥地は反応が微妙です。泥地に甲殻類はいないからでしょうか？

甲殻類が好む地質がしっかりした砂地の方が良い気がします。チヌもTPOを心得て捕食しているという事ですね(笑)

例えるなら寿司屋に食べに行って、肉料理には興味を示さないような感じですか？(釣られる人もいるかもですがw) 例えも下手すぎですね(笑)

さて、タイドグラフを見ると “祭り” がありそうな感じでしたが…いかんせん、大きい潮回りのくせにイマイチな動き方で期待外れ。

このパターンは良型が動く流れじゃないな…と小言をぼやきながらスタート。

開始から30分はキャスト練習(笑) 潮回りは微妙でも、時間帯と潮位がマッチしてきた時にようやく反応。

40mラインでゴゴンっと本命アタリ。アワセと同時にドラグが鳴るようにゆるめの設定。

キビレ特有の力強い引きを堪能しつつ、手前に寄せてランディング。

一枚目は緑色で36㎝。少し小振りだけど元気が良い！

違う色に変えて流芯へと投下。比較的速いリトリーブでも反応してくる。本アタリが出るまで我慢して、ゴンッ！

二枚目、金色でアベレージサイズの37㎝。キビレの引きは最高やね！

三枚目は赤色で37㎝。冬キビレの透き通るような白さが美しい。

同じようなサイズで群れを形成する習性があるキビレ。今日は平均サイズの群れでした。三枚でフイニッシュ。

これにて12月最初の大潮調査は終了。“キビレ祭り”と呼ぶには程遠い結果。

本命は次の大きな潮回りかな？ランカーサイズの群れに出くわすには、まだ修行が必要みたいです。

釣りとは「待つのが祭り」これくらい心に余裕を持って楽しみたいです。まあ、祭り中が一番楽しんですけどね(笑)

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2013年12月5日
コメント(4)

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さすがによく釣ってるなぁ　俺は磯でコソコソ大物一発狙いで撃沈です

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2013年12月7日

ボンきち

岡山県

森岡紘士　-朔

岡山県

>ボンきちさん

磯の一発大物狙いですか！浪漫が溢れていますね＼(^o^)／竿を降るだけでリフレッシュされそうです。いつかは磯から大型マダイを仕留めてみたいです。(来季は挑戦してみたいな)

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2013年12月7日

初めまして。
ブログの方ではコメント有難うございます♪
オモロイ記事ですね。
この記事で朔さんのポイントの様子が頭の中に浮かび出てきます。
それにしても初冬で祭り場が発生するというのが興味あるポイントです。

記事の中にもあるように餌は砂地の方が数、種類多様であると自分も考えています。
泥ガニ、砂ガニ、スナモグリにカメジャコ等がよく住み着きそうな場と妄想しました。
そちらではもう一つ大事な餌が床にいます。
『パイプ虫』と呼ばれる餌です。
これが床にある事が確定すると、ある程度の水温と塩分濃度の安定度が高いという結果も付いてきます。

祭り場が出来るという事は、水温もいい按排のポイントなんでしょうね。
以上、カニ臭い餌師の見解です（笑）
うちも初春の祭りが楽しみになってきました♪

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2013年12月5日

ジョニー出っ歯

森岡紘士　-朔

岡山県

>ジョニー出っ歯さん

コメントありがとうございます＼(^o^)／餌師さんの釣りに対する考察力は勉強になります。中でもジョニーさんの日記はオリジナリティ溢れるマニアックな内容で興味深いです。また時間がある際に、じっくりと読ませて頂きます。

自分の簡単なブログから、そこまで読み取るとか凄すぎです(^_^;))) 見解通りです！この時期に祭り場が出来る要員は水温の条件が大きく起因すると考えています。パイプ虫の存在は知らなかったので勉強になりました。豊富な知識が糧となり、素晴らしい釣果を生み出しているんですね！ちなみにこちらの地方ではカメジャコの事をアナジャコと呼んでいます。

チニングも凄く奥深い釣りです。ぜひ興味が沸いたら自分のブログに立ち寄って見て下さい。私もジョニーさんみたいに、もっとマニアな内容にしていきたいと思います(笑)