通勤電車でログを書く僕としては、
連休は書き進める時間が無い。
更新のペースが鈍いのはご愛嬌m(_ _)m


前回の磯で、
自分のキャリブレーションは済んだと割り切って、
今回は純粋に釣りを楽しむ予定でスケジュールを組んでいた。




しかし、そんな予定とは裏腹に、
例の、モンスターヒラのストリンガーごと流し事件という悪夢が頭から離れず、
釣り人生に於いてこんな不幸もそうそう無いだろうと思っていたら、
翌週よりによって20年共に過ごした愛刀を湖に沈めるという、さらに考えられない不幸に見舞われ、

今の自分はあまりにダメ杉スパイラルの中心にいるとしか考えられなくなり、
ただ、、、ただ不安な気持ちを振り払えないで過ごしていた。

いや、、、

過ごしている。



今度は、何やっちまうのか？
そろそろ怪我か？
今は、磯ではなく、神社に行くのが正解か？


一人では心のグラ付きが抑えられず、今回もRmagicのTAKE氏に同行してもらうコトで、何とか心を前向きに保つコトが出来ていた。
磯はいつも一人だが、改めて仲間のありがたさを感じていた。
言わなかったけど^_^




さて、天気予報では、ちょっと派手目でしたが、実際ポイント近くに車を停めると、そーゆー予報は裏切らず、きっちり10mを超えそうな強い風がガンガンに吹き荒れており、
そして、遥か下から聞こえて来る尋常じゃない波の音

ドーン、
とか、
ドゴーン、
とか、
何とも低音と聴いた重い響きは、明らかにヤバイうねりがそこに当たっていることを主張していた。


ネエTAKEさん、コレはヤバイんぢゃね？
俺、最近ヤバイ霊が着いてっし、


T「うーん、上げ一杯に成ったらアプローチ出来ないかもしれない、暗いけど今のうちに渡ろう！」

え！？
泳ぎッスか！

う、痛いのと、怖いのキライでスゥ、、、(･_･;

とか、言って迷ってればどんどん潮位は上がるので、とにかく崖を降りてポイントを目指す。

ザブザブ渡る途中、大きな波が来ると怖いので、ついつい大岩や壁に近づいてしまうが、そうするとかえって跳ね返りの波を複合的に喰らうコトになり、危ない。

この辺は、波やら、風やら、地形やら、地域に合った安全装備やら、、、

そんな話を書こうと思ったけど、
説明むつかしいので辞めた〜
場数を踏む事で、自分のスキルと、ヤバイラインの境界線が分かって来ます。
過信しないコト、
いきなり無理をしないコト、
無駄な怪我せず、長い目で続けるコト
慌て無いコト、
五感を磨いて挑戦してください。


偉そうに言ってますが、ちょっと読み違え流されかけました♪
足着くかな〜っと、ショートカットしたらスリットが深くてさー、、、
つーコトはソコだけ流れが早いんだよね〜（≧∇≦）

むーりー

とか、TAKE氏の後ろを歩きながら、勝手に失敗して勝手に焦ってました
わはははは、危ねえ危ねえ
三番目の事件を起こすトコだったぜ〜


なんてコトがジミーにあったりなかったりしながらポイント近くに取り付いた。
ココで焦っちゃいけない。
立ち位置を想定しながらしばらく海を観察する。
うーん、南西の風が強い、ウネリと風波が厄介ですな。
波打ち際の最前線には立てないので、波の無い一瞬にキャストして、直ぐに安全位置に引き返してリーリングすれば何とかなりそうだ。
手間、足下のサラシも気になるが、目線が近いのは波のリズムを見失いがちで危ない。
なるべく目線を遠くに持とう。

暗いうちからシーバスは食って来るそうだが、
磯の釣りは、見えない遥か先にメクラ滅法投げまくって釣れてくれるほど甘く無い。
むしろ、そんなラッキーパンチならいらない。
荒れ狂う磯を前にアドレナリンが出るのを感じても、焦らない。
丁寧に風を読み、潮を見て自分のルアーの奇跡を思い描き、トレースする。
酢雰囲気に飲まれずに、自分のリズムを見失わないように一投一投を丁寧に探る。
確かに風も強く、潮も強いが、
その反面作戦を立てやすいとも言えると思う。
ただ、今日は大潮なので、メリハリが有る変わりに地合いは短いかもしれないので集中する。

朝まづ目を少し過ぎ、ミノーの着水点がはっきりわかる位の明るさに成ったら戦闘開始です。

さっきからウズウズしながら今日の潮はジックリ観察して、繰り返す波の流れと、美味しそうな筋を予測していた。
万を時して叩いていく！
始めはFミノーから、

今日は、風が３時方向、波が12時と２時方向、からかなり強烈に吹き付けて来ている。
大雑把に云うと、２時方向にミノーを入れて、風ではらんだライン方向に漂わせて来ると、大きく弧を描いてミノーは泳ぎつつ、アタマをこっちに向けて、腹に波を受けて“おっとっと”しながら沖の瀬の上に差し掛かる。

ングング


⁉︎

やべえ遅れたか？
渾身の合わせを叩き込むと狙った背の上で見事なエラ洗い！

バタバタバタバタ！！！！

ヒラ確定♪

ラインテンションを掛け杉ずに、
おっとっと漂わせ釣法でバイトを取ると、モフっとしたような吸い込みバイトになるので、ゴチン！とか、ドカン！とかそーゆーアタリでは無い為、一瞬あれ？っとなるが、集中していれば合わせを叩き込めるはず！

そう、“食わせの間”を、想定して魚を出せた時の快感は、何ともいえないしてやったり感が堪らんッスな。


学習能力を発揮して、一匹目は写真を撮った。

コレで安心(笑

今日は写真よりもとにかく釣りを楽しもうぢゃないの！

ミノーとシンペンで散々楽しんだが、今日の風ではどうしても攻め切れない距離に幾つかの根が有る。
こういうときこそ、例のジグペンシル“DearBait40R”で風に負けないキャスト性能で狙って行く。
簡単に書くと、沖の根に対して、風上に着水させ、風と波に持ってかせながら根際で出来るサラシを舐めて来る！

と、

モフモフ♪

でグワっ！とあわせる


頂きデス！

今度は根の裏風上に置いて、根の裏を流して来る、、、と！

モフっ！

あ！
マジで根の真裏ぢゃん！

テンションだけを軽くキープすると、運良く魚が走ってくれた！

ラインが根をかわしたところでゴリ巻き開始ぢゃぁぉぉぁ！

くおりゃぁあ！








つか、
まぢで遠くで掛け杉て
寄せが大変杉ました囧rz


わーい♪


わーい、わーい♪♪


タマにマルも居ましたが、今日は圧倒的にヒラでした。ヒラだけでも10本以上は軽く釣りましたが、後は良く分かりません
コンなの始めて〜（≧∇≦）

とまあ、DearBait40Rの釣りを覚えたコトで、魚を獲れる射程距離が各段に拡がった！

あー、今日見つけたDearBaitの欠点も有るな。
斜めでも良いから横方向の風にはものすごく扱い安いペンシルとしてイケるのだが、
向かい風のベクトルだと、ナカナカむつかしいです。風がルアーの後ろから押しちゃうので、メタルジグの特性上、レンジのキープがむづかしく、どうしても巻きが早くなってしまい美味しい“漂わせ”がむつかしいかな〜
この辺は、要修行ですね。

一方、
同行のTAKEさんと言えば、僕の倍近く釣ってたんぢゃなかろうか？
しかもでけえ！

この辺は更に狙い所、流し方、技を盗んでいきたいところですな!



とにかく明るくなってからの2時間、
ひたすら釣りまくって、もうヘロヘロ状態
自分でも信じられないけど、ギブアップしました。
「釣り杉て疲れた〜！もうムリ〜！」

コレはDearBaitの釣りの問題でもあると思うんだが、掛ける魚が遠いので、シャローを根に巻かれ無い様にゴリゴリ寄せるととにかく疲れる。コレを繰り返すと釣り疲れ廃人の出来上がりです囧rz

マジ、
もう帰りましょう、、、


と、


まだ事件は続く、



帰りしな、やはり軽く泳いだり、歩いたりしてると、沖のブレイク周りに鳥山発見！

そそくさと荷物を岩の上に投げてTAKEさん泳ぎ出す



！？



何だ？あのヒト？？

僕もボロボロのリーダーを結び変えようかともそもそしてると、
岸から30m位沖で竿曲げてバシャバシャしている。
ん？
根掛かり？？


ん？

に、してはやけに動きが怪しいな、


遠くから
「ちゃりさ〜ん！ 手伝って〜！」



はあ？


申し訳無いが、
第一声が
「TAKEさんソレ本当？？？」
と、聞いてしまった！

ロッド弓なりのままこっち向いて泳いで来るヒトが居ますね。
アレは何ですか？

状況を飲み込むのに少し時間がかかりましたが、グラスパーを持って僕も泳いで加勢に行きました(笑


で、コレ

泳ぎながらメーターヒラマサ(笑

つか、20キロクラスの住む海で、
危ないです(笑

この人の技を盗んで上手くなろうと思いましたが、
既に、常人の越えられない世界を見せつけられてしまいました(´･Д･)」むーりー！
僕も自分がかわいいので、キケンなおじさんについて行くのは程々にしましょうね〜（≧∇≦）




そんな訳でココにメーターヒラマサが有ります！

えー。コンビニの駐車場な気もしますけど、
気のせいかもしれませんネ

半身頂きました*\(^o^)/*


場所を借りてますので、
血は一滴も落としません。
こーゆーことする時は、迷惑掛けない様に技術に応じて場所選んて下さい(笑





ってなわけで、
ヒラ&ヒラのお土産をGETして意気揚揚と帰るのでした。

そして、禁断の、旨杉のツマミが完成した話は、、、何時になるのか？

多分、連休あけまで待ってくださいm(_ _)m


ヒラスズキ蒲鉾、、、


やべえ！
とだけ言っておく










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