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▼ 折れたロッドを修理する
- ジャンル:ニュース
- (パクリ屋工房)
1本のロッドを作り、反省点も見えた所で変な自信が出てしまった。
それは…
「折れたロッドも直せるんじゃね?」
これまでと違い、道具はほぼ揃っていると言っても良い。
何故その発想になったかというと、2本目の竿製作のブランクを探し始めた時。
それなりに良さそうなブランクは、当然の事ながら1万超え。
また、安くて良さそうなのを紹介して貰ったが、実際に触れない上に運賃が掛かるのでハイリスク。
それにガイド・グリップ等のパーツを購入するとなれば、3万円前後になる。
しかも、既に購入したチタンティップ接続を既定路線とするなら、新品竿を使いもせずに折るのと同じ事。
それならば、既に折れてしまっているロッドを使った方が精神的に 良いんじゃないかと思い、物置に放置されていたのを引っ張り出してきた。
幾つかある中で、候補になりそうなのは3本。全てティップセクション側が折れている。
・ブルジョアロッド
・ラブラックス77LL
・風神タイガ86L
(ホントはシーホーク76Lがあるんだけど、バット側が折れてるのよね…)
面白い事に、ブルジョアロッドとラブラックスは全く同じ内径(5.3φ)の場所で折れていた。
そこでふと思った。
現在ラブラックスはバチ用のバックアップとして持っている。(メインはブルジョアロッド)
持ち運び方を変えたので、バットセクション側は今後はそう折る事は無い(だろう)。
となれば、ブルジョアロッドをチヌ専用にして、折れたティップセクションがバックアップ。
ラブラックスをバチ専用にして、折れたティップセクションがバックアップ。
もし修理が失敗してて直ぐにダメになったとしても、もう一つがあるのでダブルのバックアップになる、と。
んで、今後穂先側で折れたとしたら、そこにチタンティップを接続してチヌ用にすれば、買った物も無駄にならん。
という事で
2本同時修理を敢行する事に。
流れとしては
①内径に合った棒を用意する
②近辺のガイドを外す
③芯を中に入れて接着
④切り口にガイドを当ててスレッドを巻いてコーティング
で、終了(のはず)。
って事で、先ずは折れた部分の径に合ったカーボン棒を用意する。
本来ならば径より太い物を用意して削るのだろうが、素人がやって歪むよりはカサ上げの方が良いだろう。
って事で、内径5.3φなので5φの棒を購入(880円)
これを穴に突っ込んでいくが…
そのままだと奥に入り過ぎる(10cm位)。
ロッドが曲がる際、ガイドとガイドの間のRがきつくなるので、ガイドから離れると内部からブチ破る可能性がある。
なので、なるべくガイド近辺に棒を収めたい。
って事で、端にテープを巻いて再度突っ込むと、2cm程度になったので、これで確定。
棒をカットし、角で破られないようテープを折り込んで①が終了。
お次、ガイドを外すのだが、先ずはコーティングを剥がす。
ライター等でも良いのだろうが、面倒なのでバーナーで一気にw
ただ、AGSガイドはそれ自体がカーボンなので、燃えてしまう危険性があるので、濡れ雑巾で包んで作業。
スレッドも外して②が終了。
次に接着。
ここで重要なのが、エポキシ接着剤。
100均製品でも良いが、実は耐久性が低い。
一時補修ならば良いが、今回はそういう類ではないんで高品質なヤツを使う。
因みに、私の一押しはここに写ってる「デブコン」。
ガイド交換の他、他用途でも以前から使っており、強度・透明度・耐久性・作業性等、一押しのエポキシです。
(注:商品名が凄いので、嫁さんの前では決して言ってはいけませんw)
ここからは時間勝負なので内部は楊枝でしっかり塗り、外も塗って一気に突っ込んでテープで固定。
1日放置したら、折れ目にガイドをセットし、仮固定した上でスレッド巻き。
因みに、巻いているとどうしてもスレッド同士に隙間が出来てしまうが、そんな時は滑らかな棒で表面をゴシゴシ擦ると…
均一になりますw
こうなりゃ後はコーティングだけなので、前回の反省点を踏まえて購入した物を使って…
3回塗りして完成♪
金スレッドも入れれば本物(?)そっくりにも出来たが、面倒 ぱっと見見分けがつかなくなるので黒のみでw
コーティング→乾燥(硬化)→コーティングのループなので時間は食うが、今回2本同時処理だったので、
夕方6時にラブ塗→夜0時にモアザン塗→翌日夕方6時にラブ塗→夜0時にモアザン塗→~
6時間で表面硬化/24時間で完全硬化するのでモーターを効率よく使う事が出来、合計3日・費用約450円/本で復活出来た。
シーズン初めは両方ともこっちを使ってみて、もし問題が無いようなら…
竿折名人復活だぜ(←馬鹿)
でもね…ここで気付いちゃった訳よ…
竿作る必要無かったじゃん(爆)
それは…
「折れたロッドも直せるんじゃね?」
これまでと違い、道具はほぼ揃っていると言っても良い。
何故その発想になったかというと、2本目の竿製作のブランクを探し始めた時。
それなりに良さそうなブランクは、当然の事ながら1万超え。
また、安くて良さそうなのを紹介して貰ったが、実際に触れない上に運賃が掛かるのでハイリスク。
それにガイド・グリップ等のパーツを購入するとなれば、3万円前後になる。
しかも、既に購入したチタンティップ接続を既定路線とするなら、新品竿を使いもせずに折るのと同じ事。
それならば、既に折れてしまっているロッドを使った方が
幾つかある中で、候補になりそうなのは3本。全てティップセクション側が折れている。
・ブルジョアロッド
・ラブラックス77LL
・風神タイガ86L
(ホントはシーホーク76Lがあるんだけど、バット側が折れてるのよね…)
面白い事に、ブルジョアロッドとラブラックスは全く同じ内径(5.3φ)の場所で折れていた。
そこでふと思った。
現在ラブラックスはバチ用のバックアップとして持っている。(メインはブルジョアロッド)
持ち運び方を変えたので、バットセクション側は今後はそう折る事は無い(だろう)。
となれば、ブルジョアロッドをチヌ専用にして、折れたティップセクションがバックアップ。
ラブラックスをバチ専用にして、折れたティップセクションがバックアップ。
もし修理が失敗してて直ぐにダメになったとしても、もう一つがあるのでダブルのバックアップになる、と。
んで、今後穂先側で折れたとしたら、そこにチタンティップを接続してチヌ用にすれば、買った物も無駄にならん。
という事で
2本同時修理を敢行する事に。
流れとしては
①内径に合った棒を用意する
②近辺のガイドを外す
③芯を中に入れて接着
④切り口にガイドを当ててスレッドを巻いてコーティング
で、終了(のはず)。
って事で、先ずは折れた部分の径に合ったカーボン棒を用意する。
本来ならば径より太い物を用意して削るのだろうが、素人がやって歪むよりはカサ上げの方が良いだろう。
って事で、内径5.3φなので5φの棒を購入(880円)
これを穴に突っ込んでいくが…
そのままだと奥に入り過ぎる(10cm位)。
ロッドが曲がる際、ガイドとガイドの間のRがきつくなるので、ガイドから離れると内部からブチ破る可能性がある。
なので、なるべくガイド近辺に棒を収めたい。
って事で、端にテープを巻いて再度突っ込むと、2cm程度になったので、これで確定。
棒をカットし、角で破られないようテープを折り込んで①が終了。
お次、ガイドを外すのだが、先ずはコーティングを剥がす。
ライター等でも良いのだろうが、面倒なのでバーナーで一気にw
ただ、AGSガイドはそれ自体がカーボンなので、燃えてしまう危険性があるので、濡れ雑巾で包んで作業。
スレッドも外して②が終了。
次に接着。
ここで重要なのが、エポキシ接着剤。
100均製品でも良いが、実は耐久性が低い。
一時補修ならば良いが、今回はそういう類ではないんで高品質なヤツを使う。
因みに、私の一押しはここに写ってる「デブコン」。
ガイド交換の他、他用途でも以前から使っており、強度・透明度・耐久性・作業性等、一押しのエポキシです。
(注:商品名が凄いので、嫁さんの前では決して言ってはいけませんw)
ここからは時間勝負なので内部は楊枝でしっかり塗り、外も塗って一気に突っ込んでテープで固定。
1日放置したら、折れ目にガイドをセットし、仮固定した上でスレッド巻き。
因みに、巻いているとどうしてもスレッド同士に隙間が出来てしまうが、そんな時は滑らかな棒で表面をゴシゴシ擦ると…
均一になりますw
こうなりゃ後はコーティングだけなので、前回の反省点を踏まえて購入した物を使って…
3回塗りして完成♪
金スレッドも入れれば本物(?)そっくりにも出来たが、
コーティング→乾燥(硬化)→コーティングのループなので時間は食うが、今回2本同時処理だったので、
夕方6時にラブ塗→夜0時にモアザン塗→翌日夕方6時にラブ塗→夜0時にモアザン塗→~
6時間で表面硬化/24時間で完全硬化するのでモーターを効率よく使う事が出来、合計3日・費用約450円/本で復活出来た。
シーズン初めは両方ともこっちを使ってみて、もし問題が無いようなら…
竿折名人復活だぜ(←馬鹿)
でもね…ここで気付いちゃった訳よ…
竿作る必要無かったじゃん(爆)
- 2021年1月21日
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