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▼ 理想のチヌ(用)針を求めて
- ジャンル:ニュース
- (元style-攻略法, 間違いだらけの隅田チニング, 元釣り具インプレ)
先日アップした「チヌ針先伸び(反り?)」問題。
数時間の釣行で7本も8本も潰されちゃ、お財布に厳しい(って、100円程度じゃねーか)。
まだチヌに関しては完全なビギナーな為、この釣りをより知る為にはもっとキャッチせねばならんと。
バラしの原因は腕 針先にあるのが判っているのだから、そこから対策を練っていこうと。
とは言っても、やれる事は形状を変える事位なので、先ずは候補になる針の種類から挙げていこうと思う。
・チヌ針
・グレ針
・伊勢尼針
・セイゴ針
この辺りではないだろうか。
この中で上3種類は兄弟みたいなモン(っつーか、上2つが伊勢尼の派生)なので、先ずはこの3つを比較してみる。
今回解り易い様に色分けしたが、基本使用しているのは黒針(サクサス系はグレー?)。
大体同じサイズの針で比べているが、大きく異なるのがポイントのネムリ具合。
チヌ<伊勢尼<グレの順にネムリがキツくなっていく。
一時グレ針を使っていたのだが、妙にフッキング時のスッポ抜けが多く、その際はサクサスが滑るからと思っていたw
今回の問題から検証すると、ネムってる分、上顎(歯みたいなイボイボの部分ね)に当たらない→抜けると仮定する。
唇に掛かってりゃ、(壁に擦られないので)針先曲がりやスッポ抜けってのは考えにくいので。
口開いた際も、針先が中を向いてるから、その外側にある唇部分には刺さり難いはず。
逆にチヌ針だと立っている分掛かるが針先しか刺さらず、潰されるか引っ張る力で針先が反る→抜けるとなれば合点がいく。
ホントは一発で唇に掛けられる技術があれば良いんだが(爆)
となれば、その中間の伊勢尼が良いのだろうか?
こうやって比較してみると、こと軸径に関して言えばチヌ<グレ≦伊勢尼となっているので、強度もあるはず。
ある程度の部分まで刺さってれば、そう簡単に反らされる事も無いだろう。
…逆に言えば、太い分刺さり難いってのはあるが(爆)
本当の意味での「針先」の径は一緒なので、「潰され」難いが「反らされる」のは変わらん。
刺さり難い分、逆に反らされ易いのかも知れん。(事実、何本も反らされた)
なると、ぶっちゃけどれ選んでも変わらんので、それとセイゴ針を比べてみよう。
実は一番初めにチヌを釣った時に使っていたのがコイツで、その時はそれ程バラしは少なかったような…(サイズは言うなw)
こう見ると、セイゴ針は針自体はネムっているが、針先はストレート。
線径は細くゲイブも狭い。管の角度の違いもあるが、これは糸の通し方で変わるので割愛。
この構造だと、フッキングの力が逃げないので掛かりは良いだろう。
但し、フトコロの狭さ故に簡単に口内(歯の内側)に入っちゃうし、引っかかったら簡単に伸びるよね…
と、ここまで来てある事に気付いた。
口内に入る=バラしじゃん(爆)
って事は、針の種類云々よりも、食わせ方と針位置の方が重要なんじゃ。
チヌの口で刺さる部分と言ったら、唇か閂、それか口内の奥。
奥はリスクが高いので、前2者に絞って考える。
ヘチ釣りは基本針かハリスにガン玉を打って落としていくため、そのガン玉が下にある状態で落ちていく。
そこに取り付けたベイト(ワーム等も含む)の形状・比重によって角度が修正される。
その為、余程重いベイトを使わない限り、フックのポイントは横向き~真下を向いている状態。
あ、常にテンション張りながら落としてる場合はこの限りじゃありませんが、その場合は考察する問題は起こらないので今回は割愛。
しかしフッキングは基本真上方向にするし、実際に釣り上げた魚にフックアップしている場所は、ほぼ上唇。
って事は、バイトの瞬間90~180°針が回ってるって事だよね…
ってのは、解り易い例で言うと「蟹の尻掛け」の場合。
落ちていく際は、鋏を上にして落ちていくわけで。
そのまま齧られているならば、「蟹グシャ」は頭ー尻方向に潰されているはず。
ところが自分の経験でも、ネット上に上がってる写真でも、全て甲羅が潰されている。
これが、口の中(バイト)か外(吸い込み)かは不明だが、確実に針が回っている証拠でもある。
そこからフッキングまでの間に吐き出されれば、掛からずに終わる。
そう考えると、フッキングの直前は針先が抜ける方向に回る訳で、そこから内側に向く形のグレ針はポイントが離れるので掛かり難い。
ポイントが立っていれば引っかかる可能性があり、そこでフックアップする可能性がある。
となると、最小半径で回るって事もあり、セイゴ針が最も掛かり易いという事になる。
が、いざフックアップしたらネムリが強いグレ針の方がバラし難いのは明白。
セイゴ針は線径が細い分、綺麗に口先に掛かるプロセスに合えば良いが、それを外すと「グニャっ」と。
…何度針自体を潰された事か(泣)
また、チヌの唇は厚く、チヌ針ですら先が出てない事も度々。
スロート部が短いセイゴ針だと、貫通しない確率が増える=バラす確率も増える、と。
という事を加味していくと、結論
やっぱチヌにはチヌ針(爆)
次点は伊勢尼だが、やはり先人は色々な事を試しての結果、あの形状を生み出したんだろうなと。
チヌ針の特徴と言えば「捻り」だが、回転時に針先に力が集中しない為、口内だった場合にはよりスムーズに回る(と思う)。
となれば、変な形で引っかかって即バレする可能性が少しでも減るのでは?
っつー事で、今後買い足す針はチヌ針だけにして、号数を細かく揃えていこうかと。
これまでに買っちゃったモンは使い切りますけどね(笑)
今回書いたのは、あくまで「イメージw」。
レントゲン動画でも撮ってりゃ別ですが、誰もチヌの口で針がどう動いてるか判らんのですから。
ただ、そういう考察をする事で余計な雑念を消せれば、より集中出来るんじゃないかな、と。
針選択に悩まれた方の、ちょっとした参考になれば幸いです。
数時間の釣行で7本も8本も潰されちゃ、お財布に厳しい(って、100円程度じゃねーか)。
まだチヌに関しては完全なビギナーな為、この釣りをより知る為にはもっとキャッチせねばならんと。
バラしの原因は
とは言っても、やれる事は形状を変える事位なので、先ずは候補になる針の種類から挙げていこうと思う。
・チヌ針
・グレ針
・伊勢尼針
・セイゴ針
この辺りではないだろうか。
この中で上3種類は兄弟みたいなモン(っつーか、上2つが伊勢尼の派生)なので、先ずはこの3つを比較してみる。
今回解り易い様に色分けしたが、基本使用しているのは黒針(サクサス系はグレー?)。
大体同じサイズの針で比べているが、大きく異なるのがポイントのネムリ具合。
チヌ<伊勢尼<グレの順にネムリがキツくなっていく。
一時グレ針を使っていたのだが、妙にフッキング時のスッポ抜けが多く、その際はサクサスが滑るからと思っていたw
今回の問題から検証すると、ネムってる分、上顎(歯みたいなイボイボの部分ね)に当たらない→抜けると仮定する。
唇に掛かってりゃ、(壁に擦られないので)針先曲がりやスッポ抜けってのは考えにくいので。
口開いた際も、針先が中を向いてるから、その外側にある唇部分には刺さり難いはず。
逆にチヌ針だと立っている分掛かるが針先しか刺さらず、潰されるか引っ張る力で針先が反る→抜けるとなれば合点がいく。
ホントは一発で唇に掛けられる技術があれば良いんだが(爆)
となれば、その中間の伊勢尼が良いのだろうか?
こうやって比較してみると、こと軸径に関して言えばチヌ<グレ≦伊勢尼となっているので、強度もあるはず。
ある程度の部分まで刺さってれば、そう簡単に反らされる事も無いだろう。
…逆に言えば、太い分刺さり難いってのはあるが(爆)
本当の意味での「針先」の径は一緒なので、「潰され」難いが「反らされる」のは変わらん。
刺さり難い分、逆に反らされ易いのかも知れん。(事実、何本も反らされた)
なると、ぶっちゃけどれ選んでも変わらんので、それとセイゴ針を比べてみよう。
実は一番初めにチヌを釣った時に使っていたのがコイツで、その時はそれ程バラしは少なかったような…(サイズは言うなw)
こう見ると、セイゴ針は針自体はネムっているが、針先はストレート。
線径は細くゲイブも狭い。管の角度の違いもあるが、これは糸の通し方で変わるので割愛。
この構造だと、フッキングの力が逃げないので掛かりは良いだろう。
但し、フトコロの狭さ故に簡単に口内(歯の内側)に入っちゃうし、引っかかったら簡単に伸びるよね…
と、ここまで来てある事に気付いた。
口内に入る=バラしじゃん(爆)
って事は、針の種類云々よりも、食わせ方と針位置の方が重要なんじゃ。
チヌの口で刺さる部分と言ったら、唇か閂、それか口内の奥。
奥はリスクが高いので、前2者に絞って考える。
ヘチ釣りは基本針かハリスにガン玉を打って落としていくため、そのガン玉が下にある状態で落ちていく。
そこに取り付けたベイト(ワーム等も含む)の形状・比重によって角度が修正される。
その為、余程重いベイトを使わない限り、フックのポイントは横向き~真下を向いている状態。
あ、常にテンション張りながら落としてる場合はこの限りじゃありませんが、その場合は考察する問題は起こらないので今回は割愛。
しかしフッキングは基本真上方向にするし、実際に釣り上げた魚にフックアップしている場所は、ほぼ上唇。
って事は、バイトの瞬間90~180°針が回ってるって事だよね…
ってのは、解り易い例で言うと「蟹の尻掛け」の場合。
落ちていく際は、鋏を上にして落ちていくわけで。
そのまま齧られているならば、「蟹グシャ」は頭ー尻方向に潰されているはず。
ところが自分の経験でも、ネット上に上がってる写真でも、全て甲羅が潰されている。
これが、口の中(バイト)か外(吸い込み)かは不明だが、確実に針が回っている証拠でもある。
そこからフッキングまでの間に吐き出されれば、掛からずに終わる。
そう考えると、フッキングの直前は針先が抜ける方向に回る訳で、そこから内側に向く形のグレ針はポイントが離れるので掛かり難い。
ポイントが立っていれば引っかかる可能性があり、そこでフックアップする可能性がある。
となると、最小半径で回るって事もあり、セイゴ針が最も掛かり易いという事になる。
が、いざフックアップしたらネムリが強いグレ針の方がバラし難いのは明白。
セイゴ針は線径が細い分、綺麗に口先に掛かるプロセスに合えば良いが、それを外すと「グニャっ」と。
…何度針自体を潰された事か(泣)
また、チヌの唇は厚く、チヌ針ですら先が出てない事も度々。
スロート部が短いセイゴ針だと、貫通しない確率が増える=バラす確率も増える、と。
という事を加味していくと、結論
やっぱチヌにはチヌ針(爆)
次点は伊勢尼だが、やはり先人は色々な事を試しての結果、あの形状を生み出したんだろうなと。
チヌ針の特徴と言えば「捻り」だが、回転時に針先に力が集中しない為、口内だった場合にはよりスムーズに回る(と思う)。
となれば、変な形で引っかかって即バレする可能性が少しでも減るのでは?
っつー事で、今後買い足す針はチヌ針だけにして、号数を細かく揃えていこうかと。
これまでに買っちゃったモンは使い切りますけどね(笑)
今回書いたのは、あくまで「イメージw」。
レントゲン動画でも撮ってりゃ別ですが、誰もチヌの口で針がどう動いてるか判らんのですから。
ただ、そういう考察をする事で余計な雑念を消せれば、より集中出来るんじゃないかな、と。
針選択に悩まれた方の、ちょっとした参考になれば幸いです。
- 2021年6月21日
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