こんにちはマーケのタチハラです。

皆さん、「ヌカカ」ってご存知でしょうか？
蚊やブヨなどは一般的ですが、体長が１－２ｍｍの小さな吸血虫です。
ヌカカ詳しくは↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8C%E3%82%AB%E3%82%AB

先日、北海道積丹半島にフィールドスタッフの菊地正彦さんと動画撮影に行ったおり、うかつにも「ヌカカ」に刺されてしまい、その痒さと言ったら尋常ではありません。夜も寝られないような苦しみは刺された事のある人しかわからないかもしれません。

今回は積丹半島の磯ロック撮影だったのですが、午後は天候が崩れる予報だった為、早朝４時過ぎに磯に入りました。　薄暗いうちは気にならなかったのですが、明るくなってビデオカメラを持っている手に小さな虫がたかっているのに気がつきました。特に刺された感触もないので無視して撮影を続行。
昼過ぎ頃、手にたかっている小さな虫を見ると血を吸っています。動画撮影のビデオカメラを静止して持っているので好き勝手に刺されています。
念のため、防虫スプレーを塗っていたのですが、まるで効かないようです。
その日は特に腫れも痒みもなかったのですが、翌日になると手の甲の異常な痒みに夜中に眠れず。
右手だけで５０か所以上さされています。

左手はその倍以上刺されているのですが、刺された箇所が点ではなく、面になっているので数える事が不能な状態に。

その後、更に痒みがひどくなり、手が腫れた状態になってしまいましたが、その後の写真はあまりにグロテスクなので写真を掲載出来る状態ではありません。
ヌカカは刺した時に違和感がないのが曲者です。翌日からの痒みときたら、言葉では言いあらわせない地獄状態。
手の甲が千切れる位に掻きむしってしまい血がにじんでも掻きむしり続け、夜は眠れず、仕事には集中出来ず。
調べたところ、ヌカカの痒みは１週間以上続くとの事。

市販の痒み止めを塗っても効果はほとんど無し。本当は病院に行くべきなのですが、今週も忙しいために通院出来ず。今でも痒さをこらえてブログを書いています。

ヌカカは全国に分布しているようですが、自然が豊かな北海道では特に多いようです。種類も多いのですが、今回刺されたのは海岸線の磯場に生息するイソヌカカのようです。
皆さんも磯での釣行はヌカカに十分気をつけてください。あまりにも小さい虫なので気がつきにくいのですが、要注意です。

動画撮影は磯場にウネリが入っており、磯の先端には出られず厳しい状況。

まだ水温が低いのか？ホンダワラがジャングル状態。

ホンダワラで見えにくいのですが、ところどころにスリットやエンカマと言われる穴（水深が１－２m以上もある！！）があいており、すり足で慎重に沖の磯まで移動します。

動画撮影の方はピンテールパルスで多数のヒットがあり無事に終了。

この後、地獄の苦しみが待っているとはこの時点では気がついていませんでした。菊地さんはシッカリとグローブで手をガードしています。
磯ロックではこの時期こそグローブ、長そでが必要ですね。
皆さんもヌカカにはくれぐれもご注意下さい。

ピュア・フィッシング・ジャパン（株）マーケティング
Ｓ．Ｔａｃｈｉｈａｒａ