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木曽三川シーバス増井

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木曽川、揖斐川、長良川からなる木曽三川でシーバスを1年中ウェーディングで狙っています。 木曽三川は広いので新規ポイント開拓に苦労しますが、新規ポイントで釣れた時は最高です!! 毎回80アップ(ランカー)狙って釣行しています。 いつかはメーターシーバス釣ります。

同じポイントに通うという事


私が何故、同じポイントにずっとずっと通い込んでいるか?


1つ目 私は仕事の関係で2年半釣りを休んでいました。

その関係で魚が釣れる感覚、抵抗、流れ、テクニック、等々・・・

全てを戻す必要がありました。

その為には同じポイントに通い込んだ方が早いと思いました。


2つ目 このポイントは難しいポイントです。

流れが複雑、流れが早い、緩い所もある、ストラクチャーもある、釣れるところがコロコロ変わる、釣れるところが遠いことがある、等々・・・

自分の技術を上げるにはもってこいの場所です。


3つ目 魚の動きを知りたい。

これも2年半釣りを休んでいた事から来るのですが、魚がいつ入っていつ抜けるのか知りたかった。

入るタイミングは、下流の20~30cmくらいのボラを喰ってる90アップに狙いを絞っていたので、稚アユに付いた奴は分かりませんでしたが、晩秋はベイトが落ち鮎です。

デカい奴が付いててもいいベイトです。

デカい奴の大半はもう抜けているのは、わかっています。

しかし・・・抜けるタイミングは最後まで見届けたいと思います。


4つ目 メーターがいると信じている。

木曽川、揖斐川、長良川と色々なポイントを知っていますが、初夏から晩秋までに関しては、このポイントが1番90cm、メーターに近いポイントだと思っています。

しかし実際には7月から通い始めて、11月18日現在で80アップは3本獲っていますが、90アップは獲れていません。

ですが・・・いると信じています。

これからも通います。


5つ目 通い続ける事によって見えることが沢山ある。

私は8年前に1本の川に160日くらい通い込んだ事があります。

その川でシーバスという魚を学びました。

シーバスフィッシングを学びました。

今は更に突っ込んで、ひとつのポイントに通い込んでいます。

色々な事が見えて来ます。



私はいつも通っているポイントには中潮、大潮で潮位差が150~200cm位あり、流れが早い時だけ行っていました。

流れが早いと流芯の力が強く、薄い緑色のもう1本の流れの存在には、何となく気付いていますがⓐまでの距離が遠い為、なかなか攻めようとは思いませんでした。

こんな感じです。

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わかりやすいように、極端に書きます。

次は小潮の潮位差70~80cmの時です。

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全体の流れがだるく流芯の力も弱いです。

もう1本の流れも活きて来ます。

そのことによって、ⓐまでの距離が近くなります。

確実に射程距離です。

目で見て変化もわかります。

今回はそんな釣行です。


11月13日

いつものポイントです。

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最初は最近調子のいい③に落としてピンクのラインを攻めます。

上からSNECON130S、ノード150S、フライヤー175、Blooowin!140S・・・

ノーバイト・・・

次は②に落として青いラインです。

ショアラインシャイナーZ120SSR、ザブラシステムミノー139Fシャロー、タイダル123F、ラムタラバデル、Blooowin!140Sシャローチューン、ノード150S、フライヤー175、裂波120、Blooowin!140S・・・

ノーバイト・・・

最後にうっすら見える①の周辺のヨレ・・・60m以上先・・・

この時はうっすら、何となくだったので、自分の中でヨレ、ポイントに確信を持てませんでした。

ショアラインシャイナーZ120SSRをフルキャストします。

同じ所に落としているのに、右から帰って来たり、左から帰って来たりします。

流れが複雑すぎます・・・

そしてショアラインシャイナーZ120SSRでは表層を滑り過ぎます・・・

流れを噛ませたいのでシンキングのBlooowin!140Sシャローチューンに替えます。

まだ滑ります。

ノード150S・・・まだ滑ります。

フライヤー175・・・着水後ゆっくりロッドをあおってウェイトを戻して①の周辺を漂わせます。

「カンッ!!」

ルアーの重みだけを感じている状態からの不意を突くバイト!!

乗りません・・・

Blooowin!140S・・・同じくウェイトを戻して漂わせます・・・

「カンッ!!」

ドキッ!!として合わせますが・・・

また乗りません・・・

何度も入れ直します。

相変わらず右から帰って来たり、左から帰って来たりします。

何度か目で・・・

「グググッ!!」

抑え込むようなバイトが出ました。

ゆっくり大きな合わせを入れます。

かなり遠くでエラ洗いをしているのが見えます。

「プンッ!!」

バレた・・・

帰って来たルアーを見るとフックっが3本共伸びています・・・

60m以上先なのと流れが複雑過ぎるので、ラインスラッグが多く出過ぎます。

結果、刺さりが甘くなってバレてしまいます・・・

ノーフィッシュです・・・



11月14日

朝マズメ釣行で、いつものポイントです。

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着いてみてビックリ、昨日のヨレが①にハッキリあります。

というよりも、今までももちろんあったのですが流芯の力が強く、距離が遠い為に目視出来なかっただけです。

この日は潮位差約80cmで流れが弱くヨレが近づいています。

ヨレまで約50mくらいです。

①を撃ちたい気持ちはありますがグッと抑え、手前から探っていきます。

③に落としてピンクのラインを攻めていきます。

自分が信頼しているルアーだけでローテーションしていきます。

上からSNECON130S、Blooowin!140Sシャローチューン、ノード150S、フライヤー175、Blooowin!140S・・・

ノーバイト・・・

次は②に落として青いラインです。

ローテーションはショアラインシャイナーZ140F、Blooowin!140Sシャローチューン、ノード150S、フライヤー175、Blooowin!140Sです。

ノーバイト・・・

やっと①にキャスト出来ます。

飛距離が必要で上から攻めたいので、ショアラインシャイナーZ140Fから始めます。

前日の経験からショアラインシャイナーZ120SSRでは表層を滑り過ぎることがわかっていたので、ショアラインシャイナーZ140Fをセレクトしました。

アクションはスローでS字、流れを受けるとウォブンロールです。

そしてこのショアラインシャイナーZ140Fは私が行っているポイントでは塩分濃度の関係でシンキングになります。

最近のルアーローテーションは8割くらいがシンキングを使用しています。

理由はルアーを漂わせたいからです。

この事に関しては、またの機会に書かせて頂きたいと思います。

①にキャストして漂わせていると・・・


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47cm

小さいですが前日のノーフィッシュがあるので嬉しいです。

前日と変えた所は、キャストをしてルアーが着水したら、大きくロッドをあおり、ルアーを水に絡ませながらラインスラッグを取ります。

その後10フィート7インチのレングスを活かしてティップを出来る限り高く保ちます。

出来る限り手前の流芯にラインを持って行かれたくありません。

いつものラインに仕事をさせる釣りとは違う釣りです。

これと前日より流れが弱い事により、①の周辺のヨレが近づいてくれた事がプラスに働きました。

一般的な中潮、大潮の流れが強い方がいいという考え方とは違う釣りです。

バイトが遠のいたので、Blooowin!140S、ノード150S、フライヤー175、サイレントアサシン140Sとローテーションしていきますがノーバイト・・・

Blooowin!140Sに替えて大き目のリップで流れをしっかり捕まえると・・・

「カンッ!!」

また乗りません・・・

「カンッ!!」

また乗りません・・・

ルアーはBlooowin!140Sがはまっているみたいです。

同じ①にルアーを落としても赤いラインや緑のラインやバラバラでルアーが帰って来ます。

もっと集中してラインコントロールをすると・・・

「グググッ!!」


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Blooowin!140S アカキン 64cm


うっすら明るくなってからポッキーを③に落としてピンクのラインで・・・


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66cm

実釣2時間弱で5バイト3フィッシュ。

少し掴めてきました。



11月15日

いつものポイントに朝マヅメ釣行です。

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潮位差約70cmで前日より更に①の周辺のヨレが近いです。

約40m位です。

今回は時間がないのでいきなり①にルアーを入れます。

この距離なら迷わずSNECON130Sです。

ヨレの中をくねくねスネークアクションで漂っているはずです。

相変わらず同じポイントにルアーを落としても色々な所から帰って来ます。

落として、ラインスラッグを取って、ティップポジションを高く保って、ルアーの重みを感じていると・・・


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SNECON130S プロト 69cm



この後も同じパターンでバイトが続きますがなかなか乗りません・・・

でもバイトは続きます。

やっと乗って・・・


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SNECON130S プロト 64cm


あまりに同じポイントにSNECON130Sを入れ過ぎたのでフォローでBlooowin!140Sを入れると・・・


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Blooowin!140S アカキン 59cm


この2日間の6匹の魚は同じポイントに通い込んでいないと出会えない魚でしたし、

「流れが弱いからこその釣り」

「流芯の向こう側の流れに漂わせる」

これの釣りの引き出しは増えなかったと思います。

たまには一潮だけでも、同じポイントに通い込んでみるもの面白いと思います。


TackleData
Rod:DAIKO TMARES107/09TZ
Reel:SHIMANO 14 STELLA 4000XG
MainLine:SUNLINE CAST AWAY PE 1.5
Leader:SUNLINE トルネード松田スペシャル競技ブラックストリーム6号





 

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