ベイト使いの苦悩

久しぶりのログ更新はサーフからの釣果。

サーフで使うベイトタックルはコイツ↓

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セブンセンスTRミッドナイトモンスターMMB992TR。

シーズン後半、外洋の釣りにもベイトスタイルを貫くために導入しました。またの機会にインプレをアップしようと思いますが、ベンダバールを凌ぐ飛距離を叩き出せます。

今回は日頃お世話になっている大先輩ABKさんOBCさんとの釣行。

お2人は熟練のスピニング使いですが、

ついにスピニング使いに完膚なきまで釣り負ける経験をしました。
(※彼らがそもそもシーバスアングラーとして一枚も二枚も自分より上手であることを除いてもです。)

飛距離です。

  自分はキャストが120%決まった時だけバイトを得られる。しかし、スピニングではさらにその10〜20m先にコンスタントにメタルジグを投げ込むことができ、頻繁にバイトを得られる状況でした。

 あと10mが何をしても届かないのです。svsもメカニカルもギリギリまで詰め、一瞬のサミングミスで即高切れする限界設定のなかフルスイングしても届かない...。

 しまいには超高速回転するスプールからの塩水噴霧にSVSが塩ガミを起こし、キャストすればするほどに飛距離が落ちていく...

 完璧に沖に群れが留まっている最高のシチュエーションながら釣果は、2ヒット3バラシにサワラが一匹のみ...。
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自分が貧果にあえぐなかABKさんOBCさんは無限ヒット、それぞれ7キャッチ。OBCさんは70アップの真鯛も仕留めるドラマチックな展開 笑

 見かねたABKさんがスピニングタックルを貸してくれるとベイトでは全くバイトがない状況ながら短時間の間に2バイト...。


このわずか数時間で何度、外洋もベイトでやりきる誓いを破ろうと思った事か...
(※ABKさんに短時間スピニングをお借りしたのはノーカンということで...)

しかしこんな状況でも、やはり自分はベイトタックルを嫌いになることはありませんでした。

世間では全くメリットのない酔狂だと言われるサーフベイトスタイルですが、
今回は釣果に繋がらないながらもメリットも感じられたのです。

①フォール中のアタリを即掛けできること
②ラインスラッグが圧倒的に少ないこと
(※北西の風5〜6mの、3号の太糸でもです)

あと1つ、外せないメリットが。
それは...

③楽しい!!!!
 
広大なサーフにわざわざ飛距離で劣るベイトリールで限界の飛距離に挑む。

全くもって無駄な努力です。

しかしその無駄こそがロマンなのです。

広大な砂浜に並ぶどのアングラーとも異なっているという心地いい孤独、好きな道具で己のスタイルを貫く満足感。


それだけでベイトスタイルを貫き続ける理由として十分。


しかし釣果を犠牲にするほど自分は無欲ではありません。

既にいくつか思い浮かんでいる対応策があるので、それらが上手くいったらまたアップしようかと思います。

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