釣り納め、と書いたのだが
ホントは釣り納めするつもりでなく
年越しシーバス釣りをしようかなと思っていたのだけど
ちょっと色々あって多分コレが釣り納めになると思う。

体調を悪くしていたせいで
大掃除なんかがまったく進んでおらず
昨日からどうにか掃除をして今日くらいには終らないかな
と思っているのだが
夜は掃除も出来ないのでこの日釣りに行くことにした。

ここのところは魚が入ってる感じがあったのだが
この日はまったく魚の反応が無い。
水温も高めだし水色も時期にしては良い気もするし
第一今日は北風が弱い。
上げ狙いには好都合だったのだが
なぜだかまったく反応無し。
前回あったタイミング周辺ではかすかにバイトがあったのみで
一匹かけたような気がしたが即バレ。
かけたような気がする、とか思ちゃうくらい魚っけが無い。
干満の具合なのかあんまりいい感じで流れが出ないな。
流れてはいるんだがヨレないな。
ところが今日は激シブだ、と思っていたのだが
潮位が上がって、前回だともう反応が出なくなっていた
タイミングで唐突にヒット。
ありゃ。



ほほう。
上アゴにガッチリふっきんぐしとったな。
そしてリリース後、今度はちょい流れにゆるくあたるように
ふわふわさすと



おやまあ。
今日はえらいバイトが深いな。ワーム飲まれちゃった。


今度はちょっと遠目で。
うん、流れはかなりちょうどいい。



同様にながれの良いところを通すと



かなり短い間の時合でわっと来たようで
その後無反応に。
うむ。唐突。

思えば去年は激シブだったのだが一昨年はこのくらいの
潮位で魚が出たような。
年によって違うのかな。
しかし10日前とはだいぶ違うな。
狙ってる魚がそういう気まぐれ魚と言えばそうなのだが・・
何でタイミングが変わったんだろう。
それに流れに対しての噛み具合なのかバイトがいつもより深くて
ほとんどバレなかったのも意外だな。
投げる角度の調整をしたので
出る方向のバリエーションが増えたのは嬉しい。

ところで、飲まれた魚だが
エラが切れてしまったので
持って帰って食べるつもりでエラをふんがっと切って血抜きをして
タモに入れておいた。
その間釣った魚は引っこ抜きだが小さくて良かった。

移動するたびにタモと魚を持ってウロウロしていたが
反応が無くなったのとタモの魚の目が死んだのを見計らって
納竿にした。

普段は優しく逃がしてる魚のエラを引っ掴んで
ぶちぶち切ったりするのは結構こたえた。
次の日も行くつもりだったが
テンションが下がりすぎて
今日で釣り納めにすることにした。


さて
家に帰って魚を触ってみたが
まだ死後硬直もしてない。


ごめんね。汚い流しでお目汚しして・・
魚は意外とお手頃サイズではあったのかな。
まあ、タモに入れたくらいだからな。
この大きさでもうヒレがギザギザだ。
川の底のあたりに居着いて徘徊してるやつかもね。

さすがに45くらいだと
捌くのが簡単だったので
すぐに捌いたが、
残念ながら・・
臭いはする。
仕方あるまい。

いつもこの時期何食べてんのか気になってたのだけど
胃はからだった。
ホントに何食べてんのかな・・。

途中までポアレにするつもりだったが
これは揚げないと食べれないと思い
急遽揚げに。
ほれぽーん。



見た目はよいけどね。
こういうのはねパセリとかバジル撒いとけば
何となく見栄えはするのだ。
けれども捌いた手が臭くなるくらいだからガッチリ湾奥の魚。
食べてみるとやはり臭うが
煮たり焼いたりよりは食べられると思う。

釣って殺したのは私なので
仕方ないところではあるが
なんとも気が滅入ってしまって
生命とはなんなのかとか、このシーバスは
朝はきっと何も知らずにぴちぴち泳いでたのだろうな
とか考えてしょんぼりしてしまった。
美味しく食べれたらいいのだけどね。
運がなかったね。

今度はプランクトンとかカニに食べてもらった方が
良いかと思うので、持って帰らないで
謝って逃がそうと思う。

テンションが回復するかもしれないけど
多分・・今年は釣り納めて
年越しは仕事をしてると思う。
それもまた良し。

ではまた
釣りに行こう。



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