毎年恒例というか、確か2年程前に霞水系のそのポイントに初めて入って以来、夏の時期にはいつも知人と行くことになっていた。
いつもはもうちょっと夏真っ盛りの時期に行くのだが今年は予定を立てたのが遅かったのでお盆中に。
人が多そうだ。

天気の予報を見ると前線が列島を横断して
西から大量の雨雲が押し寄せてる。
一日中雨の予報。
近くの川だと雨が降るとテキメンに居場所に影響するのだが
このポイントは一年に1,2回程しか来てないので
雨がどう影響するかわからない。

普段夜型の私は当日寝付けず4時半頃徹夜で出発。
5時過ぎに現地着。
集合の予定も何も決めてなかったのだが
私より早く知人は来ていた。

このポイントは浮き草が生い茂る水路で
隙間にライトリグでちょこまかやっていると
小バスやギルが釣れる。
でも大概の人はあまりチマチマうたず、ぱーと探ったら
すぐに行ってしまうのだが
やっぱり小さいのには興味がないのだろうか。

知人は着いた時にはすでに一匹釣っており
しばらく雨が降ってたわりにあまり影響がないようだ。

今回私はたまに混じってくる少し大きめの魚を狙おうと
草に巻かれてしまうスピニングは使わずベイトで。
大きめと言ってもアベレージが20くらいなので
たかがしれているが・・。

雨でローライトということもありフロッグで
ぽちゃぽちゃ。
魚は全く反応しないが沈み木のところで提灯にしていると
何かが脇から食いついてきた。
あれ、コレは・・
と思った瞬間には乗ってしまった。



gyaaaa。
またお前か。
しかも去年釣ったのよりも大きい。



食べに来てるのか、じゃれついてきてるのか
それにしてもホントにフロッグが好きだな・・
しっかり口にフッキングしとる。
外そうとすると足で蹴ってきて怖いので
知人に手で押さえておいてもらって
どうにかリリース。
ううむ、良く触れるね。
魚と違ってフックを外すと勝手にばいーんと
ジャンプして川に帰っていった。

しばらくフロッグで探ってみたがトップには出ないよう。
昨日もずっと雨だったからな。
上に出てくる感じじゃないのかな。
プラブはすぐ絡まっちゃうので
イモ40をダウンショットにして草の隙間に放っていると
ラインが走ったので合わせ。



30くらいだがここで釣れるにしては大きい方だ。
知人は40くらいのを上げたこともあるそうだから
選べないけど混じってるのかな。
浮き草の向こうから水上スキーで寄せて来なきゃいけないので
ベイトの方がかけた後は良い。
大したサイズじゃないけどココでベイトで扱える範囲の釣りかたで釣れたのは大変嬉しい。

とはいえチビが多いので数は細糸で細かく釣ってる
知人の方が出る。
見る間に釣っていく。
わたしもたまに誘惑されてスピニングで
オープンなところをやってみるが
何故か今日はフッキングさせられない。
去年は沢山ギルと遊んでいたんだけど今日はノーギル。

結局ベイトに戻しイモ60をノーシンカーにしてに
水草の隙間に入れていっていると
一番奥まったホールに入れた時にバイト。



これもアベレージより上の30弱くらい。
ワームが大きめだから大きいのを選んでると言えば
選んでるんだけど数は出ないな・・。
今日はローライトなので水草の影のキワとかでは反応無し。
濁りもかなりあり何ともいえないところに魚がフラフラしてる。
少し流れがある場所なので、流れの変化で魚が付いてるのかな。

しばらくすると雨足が強まり滝のようになったので
いったん食事休憩。
午後はエリアをかえて本湖に繫がる河川の接続部分へ。

初場所だったが強風が本湖のほうから吹き付けて
到着した側は大荒れ。
だが逆に荒れ気味なので水門などの護岸に着いてないかなと
水門、護岸を中心にランガン。
他アングラーとの場所取りごっこみたいになるが
あいてる水門を見つけては入る。

風が真っ正面からあたっているところでは
波が強過ぎ無反応。
やや風の正面を避けた位置の水門周り。
いったんワッキーでキワキワを打った後、
周りのアシをウェイクベイトでパシャパシャするも反応無し。
雨だけど荒れ過ぎてるし上には出ないのかな。

移動しようかと話しながらすでに2度程探った後の
水門の角に何気なしに今度はイカを入れると
回収時に抵抗感、魚だと思わなかったので
そのまま巻き合わせのような形でヒット。
ありゃ、何コレ。
ゴミかと思ったが魚だ。
ちょっと長さがある。
50あるかな、と思ったが



ううむ、47,8か。
でも久しぶりの大きさで
ラッキー魚だった。
あれ、しかしこいつ左目がない。
つぶれてるというより、眼球が無い。
痩せてるしちょっと罪悪感。
生きてくれ、とリリース。

マグレな感じだったがそれにしても
最初にワーム入れたときは反応無かったのは
荒れぎみで濁りもあってその上片目で見えなかったのかな。
数では知人に負けたのでこれで少し自尊心を保つ。

その後は水門、小港が点在する岸をランガンするが
反応は無し。
夕方になりもう一度さっきの水門に戻ってそこで納竿にした。

今回は少し新場所を見て回れたのといつもと少しだけ違う釣りをしてみれたのが良かった。
けれどもギルを一匹も釣らなかったのがちょっと悔やまれる。
また、いつもと違う場所に行くとキャストのいい加減なのが
浮き彫りになるので
もうちょっと上手いこと投げれるようになりたいな。

あ、それと
徹夜はいかん。
当日も本調子ではないのだが
寝ても体が回復しなくて次の日まで引きずってしまう。
もちろん出発まで2,3時間しかなくてもさっと寝れる能力があれば寝たのだが・・神経質なので入眠が苦手である。
寝るのは難しい。

では、また
釣りに行こう。



SHIMANO EXPRIDE 166M
SHIMANO SCORPION 201HG
Toray EXTHREAD 14lb

GaryYamamoto IMO 40
decoysinker typedrop 1/4oz

GaryYamamoto IMO 60

GaryYamamoto FAT IKA