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14'純淡水域川鱸 ”六月のランカー…”

  • ジャンル:釣行記
二月中旬から始まった今季の大河釣行。

残雪のある中、釣り上げた虎柄でスタートした大河釣行も三月には今季初の大虎サイズを釣り上げ、その後、四月〜五月も虎柄に関しては複数の大虎〜良型の数釣りと好釣果を得る事が出来た。

そして本命”純淡水域川鱸”に関しては五月中に三本の本命の顔を拝む事が出来た。近年はアジャスト出来なく遅いスタートばかりだったので今年はとても良いスタートを切る事が出来た。
そんな訳でここ数日は精神的にも余裕のある状態で大河に臨んでいる。

そんな四月、五月の春〜初夏といった感じとは一変して六月の始まりは猛暑日。
相変わらず”日本一暑い街”の闘いに参戦する我が町の最高気温は36.3度と真夏の様な暑さとなった。

そんな暑さも日が傾きいくらか過ごし易くなってくるといつもの釣欲が騒ぎ出す。
そして家族が出掛けた隙をみて大河へ向かう…

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本日は先日の日中の調査釣行で稚鮎を沢山目撃したポイントを攻めて行く。

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まず去年は地形変化で本命を一本も獲る事が出来なかったポイントへ。

開始早々、岸際が何やら騒がしい。
ベイトの波紋と時々聞こえる捕食音。

岸際をダウンで撃ったミノーが”ゴンッ”と引ったくられる。

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上がって来たのは予想通りの”真鯰”…
捕食音と感じからしてこの魚だと思っていた。

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その後はバイトも無く広大なサンドバーを移動しながら今季初となる”巨大魚との綱引き”を数回堪能…
ヤツらも一気に遡って来たようだ…


そしてポイント移動。
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先月中に切り開いた道もあっという間に藪の中…

こちらも稚鮎の姿が確認出来た淵のポイント。
しかしこのポイント、投げては”ゴンッ”、”ガッ”、”ジィーーッ”と相当な数の”◯◯川GT”が居着いているようだ…

そして”ガンッ”とロッドを持っていかれるような衝撃と共にドラグが”ジッ、ジィ、ジィーーーッ”と唸りを上げる。
今度はガッチリフッキングのガチンコバトル開始。
止まらないドラグ音にドラグを締め込み応戦。寄せては走られを繰り返し見えた姿はやはり”◯◯川GT”…
時折、タライをひっくり返した様な感じで水面が派手に割れる…

ズリ上げも出来ないポイントの為、フィッシュグリップ&ハンドのダブルで”ヨイショッ!”とランディング。

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109cmのナイスサイズ。
鰓横のファウルフッキングも絡んで強烈な引きは大陸系ならでは…

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産卵期の腹パンを試しにウェイトチェックすると19.5kg〜20.5kg辺りを行ったり来たり。
腕がプルプルして秤が安定しない…
流石に腰砕けの自分は測るのもいっぱいいっぱいだった。

腕もパンパン、家族も帰って来てしまうので急いで納竿し帰宅。




そして子供達と一眠りした後は再び早暁の大河へ…
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到着直後に夜が明けて来た…

攻めるのはもちろん先日から本命を獲っているポイント。
ここ数日は纏まった降雨も無く魚が入ってきていないと思いあまり
期待はしていなかったが夜明けと共に”スッパーン”と響く独特の真空捕食音。

”居るじゃないか…”

先日と同様の小型ミノーを流した一投目に反応は無い…

そして二投目は何と根掛り…
回収可能な場所だがポイントを潰したく無いのでその場は一旦ラインを引きちぎる。

そしてスナップと手持ちの同様の小型ミノーをセットし再びキャストを繰り返すが反応は無い…

そうしていると瀬の払い出し付近で水面をベイトが逃げ惑う。
急いでキャストをしミノーを立ち上げると”カーンッ”と金属的バイトがあるものの魚は乗らず…

乗らなかった魚はまだ居ると思い同様のラインを攻めるものの反応は無い…

”今日は逃したか…”

そう思いながら根掛ったミノーを回収に向かおうと移動しながら白波立つ流心の瀬頭に何気に撃ち込んだミノーが”ドスンッ”と引ったくられた。

”やっぱり居たか!”

重みが乗ったと同時に一気に激流の中をファーストラン。
止まる様子も無くドラグを唸らせひたすら下流に突っ走る。
時折首を振る感覚は伝わって来るものの鰓洗いどころか水面を一度も割らない。自分も下流に下りながら応戦するが流心に入ってしまった魚の走りは止まらない…
とにかく流心から魚を出す為に流れを計算して自分の立ち位置とテンションの掛け方を調整しながらようやく流心外に魚を出す事が出来た。

”米鯰か…?”

”肉食真鯉…?”

そんな姿が脳裏に浮かんで来る中ようやく魚が悠々とこちらに向かって来た。

朝日に照らされ見えた姿は”銀鱗”の魚体。

良型の本命”純淡水域川鱸”だ…

そして相手は再び最後のパワーを振り絞り淵へ突っ込んで行く。
フッキングが完璧なのは見えたが、昨年の晩秋の最終決戦で気を抜いた直後の突っ走りでフックアウトしたランカーが脳裏に浮かぶ…

”ここで気を抜いたら負けだ…”

最後の突っ込みに耐え再び寄せて来たところをようやくハンドランディング。


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分厚い唇を掴んだ…

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今年も逢えた”清流の破壊者”

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82cm、4.4kgのランカーサイズ。

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本日も吐き出したのは消化途中の10cm程の小鮒。

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”清流鱸”最高の瞬間…

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激流の中、長いやり取りでかなり弱っていた為に急いで蘇生。

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時間を掛けてようやく大河の流れに消えていった。

六月の始まりに仕留めたランカーサイズ。
今後も精神的に余裕を持って大河に通えそうだ。

そして今後季節の移り変わりによって変わってくると思うが、今のところ此処の荒瀬パターンは完璧なようだ…

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