灼熱の沖磯釣行

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お久しぶりです!
暑いですね〜f660.giff7ce.gif



だいぶ前の話になりますが、、、残しておこうと思います。





前回6月の島根県隠岐島遠征を終え、

「ひとまずやりたいことはやった!この夏場は暑いし秋のシーズンに向けて大人しくしておくか!」

なんて思って東京に戻ってきました。




その翌日のことでした。


以前応募していたオーナー社カルティバの、この秋発売予定の新しいジグのモニター募集。






なんとモニターに決定。


アレッ!?
「夏も釣りしなさいよ!」
ってことなの!?




遠征から帰った翌日には「じっとしとれん夏」が確定したのでした。






【撃投ストライク】

カルティバからこの秋発売予定のジグです。
ショアから大物に口を使わせることを想定したロングジグだそうで、パッと見た感じではローリングしながらのフォールが面白そう。

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希望の重さ7本で良型青物を1尾仕留めること。
また、使用感等をレポートし、リアルな声を届けること。
こんな内容です。







そんなこんなでちょこちょこ磯には立っています。




【7/10の釣行】

南伊豆の沖磯へ単独で。



石鯛師の方と2人で、一級磯にて撃投ストライクを投げ続けると何かがアタック。

なかなかヒットしないのでミノー入れてみたら…


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メーター近いダツ


そしてそのままタイムリミット。



まぁ夏の始まりを感じるような天気で、のんびり寄り道しながら帰りました。


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そして10日後、




【7/20の釣行】


再び南伊豆の沖磯に行ってきました!



前回は初めての磯に乗りました。

今回も初場所で目指すか?それとも…



いろいろとイメージした末、何度も乗せていただいている磯へ。
このエリアの一級とされている磯です。





この日は自分の中で決めていたことがありました。

モニターに選んでいただいたということで、どうしてもストライクで釣果を出したい出したい!という思いが強く、前回はジグに縛っていましたが、
「今回は自分の組み立てをしよう!」
その中でストライクでも魚信が得られれば。


状況に応じた釣りができればなぁ~。
こんな事を決めて臨みました。







乗磯前、船から見ても潮が流れていそうな感じだったので、無事に磯に乗れた後は慌ただしくプラグタックルを準備し、早速広範囲にサーチ。



すると数投目でダイビングペンシルの背後に茶色いのが2~3尾付いたのが確認できました。
はやる気持ちを抑えながらアピールしますが乗り切らないのでポッパーに替え激しめに!


リアクションで誘うと一発でヒット!
しかしファイト中にフックアウト。

すぐに仕切りなおしましたが反応ないのでまたペンシルに替え、魚に飽きられないように心がけて投げました。






澄んだ潮色。



ふと足元を見るとカンパチの群れが勢いよく泳いでいるのを確認。

「うわぁ~今までにない感じ!」






そうこうしていると、目の前に鳥が集まりだしナブラが発生!!!


凄まじい勢いでベイトを追っています。

かなりの興奮状態のようで、なかには10㎏クラスのカンパチも見え、その魚体を丸出しにして飛びかかっています。


しかも広範囲!

自分一人ではどこに投げようか迷うほどの状況で、若干あたふたしながらまたもやポッパーにてヒットさせますが、これもまたバラしてしまいます。






今度はミノーをセットし、ナブラが起こった向こうから早引きするとガツンとヒット!


60㎝のカンパチでした!

抜き上げてすぐさまキャスト!




ナブラは沈んでいましたが早引きするミノーを幾度となく追いかけてきます。
しかし磯際まで来て反転を繰り返します。
(もどかしぃ!)
そしてそのデカさが凄かった!
5回に1回は10㎏クラスが追いかけてきます。
しかし、食わないっ!(ノ_<)





そこで今度はショートジャークを入れてやるとガツンとヒット!


足場が高く、一人でのギャフ掛けがなかなか決まらず、時間もかかり苦労しましたがなんとか取り込み成功!


ブリでした!
85㎝
よく肥えた個体で楽しませてくれました。
ブリの口からは大量のイワシ



また、磯際まで寄せてきた際、このブリの後ろにその倍はあろうかというカンパチが付いてきて正直、脚震えました!汗








【気の抜けた時にやってくる!】


2本獲れたところで今度はジギングタックルを準備し、ストライクにロックの7/0をセット。



先ほどまでのような騒がしい海ではなくなりましたが水中ではウロウロしてるヤツがいるはず!





陽も昇り、焦げ付くような暑さでまさに灼熱の磯。




脇挟みが辛くなってきたということもあり、ロッドエンドをモモの付根の当てたいわゆる「おっさんジャーク」に変えてシャクり続けます。





唯一意識したのはフォール。
大きく上げて、このジグの特徴でもある細かいピッチのローリングフォールでアピール。
(疲れと暑さでこれ以上のことを考えられなかったというのがほんとのところです。笑)






ボトム~中層までをゆったりゆったりシャクる。
何投も何投も、ほぼ何も考えずにシャクりを繰り返す時間が過ぎます。







…と磯際でイキナリストライク!!!


きましたデカンパチッ!!

でも、デカ過ぎる!?





そのままロッドはバッドまでブチ曲がりドラグが高速逆回転!

とっさに左手でスプールを抑えましたが一向に止まらない!
ベールオープンする隙も与えてもらえず、耐えることしかできないまま10m程ラインを出されラインブレイク。
そしてそのまま自身は後ろに転倒!





110lb入れたリーダー部分からあっさりと切られていました。


磯に転んだまま、
「やられたぁ~!デカかったなぁ!完敗や!」
と、苦笑い。



でも、めちゃめちゃ楽しかったです!





「ストライクのおっさんジャーク」

効きます!


特別難しいことは考えず、フォールでのローリングアピール、それだけで大型の魚に口を使わせたのですから間違いなく美味しい動きなんだと思います。



なんだかんだで、この日一番のバイトを出してくれたのはこのジグでした。

さて、そんな感じで記憶に残るバイトを出してくれたストライク。
しかしこのロストでこの日の手持ちはなくなりました。


ノーマル撃投やレベル、エアロを使ってその後も投げ続けましたが、ジグでこの日得られたバイトはストライクの1発のみでした。




悔しさ半分、充実感半分でそろそろ回収の時間。




さぁ、ぼちぼち片付けよう!

そう思った矢先、携帯電話が海へポトリ。。。



…頭真っ白!

この日撮った写真も、動画も全て海の中へと消えてしまいました。泣





帰港後、船長に撮ってもらった1枚を後日いただいてなんとか証拠写真になりました。


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高い釣りになりましたが、記憶に残る良い釣りになりました。

また時間を作ってチャレンジしたいと思います。

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