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▼ 2011.6.16 釣行記 雷魚タックルでスズキを捕獲
- ジャンル:釣行記
本日は、午前中に長雨が降った為、河川が濁りしかも大潮という、スズキ狙いには願ってもない好状況。
昨年7月に大雨後の増水激流濁りの状況下で、70cm級と思われる個体に、走られ為すすべも無く橋脚擦れで、PE1.5号ラインを切られ取り逃がした苦い経験から、今回は敢えて通常のスピニングタックルは用いず、ライギョ用の極太ラインシステムを用いるベイトタックルを投入しました。
河川の増水後の濁り状況下で、ライギョ用極太ラインシステムが通用するかどうかの仮説を確認する為、出撃しました。
使用タックルは、雷魚用XXXHアクション ベイトロッド tailwalk MUD SEEN C802XXXH ″SNAKE HEAD″、リールはアブガルシア アンバサダー6500番相当の record 61HC、ラインシステムはメイン:Sunline DeepOne PE10号 100lb、ショックリーダー:よつあみ ケプラーノット15号のガチンコ雷魚仕様。
今回は、小細工はせず12cm級3フックミノーのローテーションで攻めていきます。アピール系からナチュラル系に変えたとたん、緩めのドラグが引き出されました。すぐさま締め込み遊ばせずに、ロッドとリールのパワーに任せてゴリ巻きで寄せてタモ入れに手間取りましたが成功。同時にロッドの入魂も完了しました。
68cmの今年初めてのスズキ級の個体を捕獲しました。今回、激流こそ有りませんでしたが河川の増水後の濁り状況下で、ライギョ用極太ラインシステムは見切られませんでした。
これで、大雨後の増水激流濁りの状況下でライギョ用ベイトタックルが極めて有効に機能する確信が持てました。
増水激流濁りの状況下でヒットした場合、スズキの泳ぐ力の他に水流の力が加わるので、通常のシーバスゲームで使われるスピニングリールでは巻き上げ力が不足し、ストラクチャーに近接したポイントでは、レバーブレーキ/ドラグを緩めて走らせると、擦れてラインブレイクを招き易いというのが私の見解です。
ライギョ用のハードカバー状況下で使われるラインシステムで有れば、通常シーバスゲームで使われるPEライン0.8〜1.5号クラス、リーダー フロロカーボン12〜20lbクラスに比較して、耐摩耗性は比較に成りません、又私はメインライン先端部をビニミツイストによるダブルラインとし、防弾チョッキや防刃衣に使われる耐摩耗性に優れた繊維ケブラーをリーダーに使っていますので、耐摩耗性に関しては圧倒的に強いです。
私の場合は、通常のシーバス用スピニングタックルでも、メインPE2号28lb相当〜3号42lb相当、リーダー フロロカーボン7.5号30lb相当〜10号40lb相当と耐摩耗性重視ですが・・・大雨後の増水激流濁りの状況下でのストラクチャーに近接したポイントでは、迷わず雷魚用極太ラインシステムを用いるベイトタックルを投入する事にします。
- 2011年6月16日
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