【ヘッジホッグスタジオ】ドラード遠征2012 祭 byしげる

ボガ釣りを終え、山さん達と交代で船に乗り込む。

山さんは空高く腕を上げ変なピースサインをしてこちらに向かってくる。

なんと４９ｌｂを釣り上げたらしい。

やべーｗｗｗでけええｗｗｗｗ！！！！

高鳴る鼓動。

「オッキーイ！！！祭りじゃあああああいいい！！祭りの始まりじゃああああい！！！」

臼井氏によるいきなりの祭り宣言。

４９ｌｂに感化されたに違いない。

「ま～～～～つりだ祭りだ～～！！！」

俺もサブちゃんの祭りを歌い気分をさらに高める。

「♪～～～～～～～～～～～～～。」

チョッポも気分を高めようとしているのか？鼻歌で参戦。

前方で大きなナブラが立っているの発見。

「キタアアアアアアア！！！！！！！！！
　ナブラだああああ！！！！
　祭りキタアアアアアア！！！！！！！
　今夜は大漁じゃあああ！！！！！！」

船はおかしなテンションのままナブラに向かって進んでいく。

「マグロ！！！ご期待下さい！！！！」

意味もなく渡哲也のモノマネまで飛び出す始末。

そして俺たちは勢いよくナブラに向かってルアーを投げた。

数分後

「臼井さん・・・・・祭りどころかドラード一匹も釣れません。。。。。」

結局、ナブラに投げるも何も釣れず祭りは静かに終わりを迎えた。

よくよく考えてみればナブラに居るドラードは小型な奴ばかり。

狙う意味がない・・・・・。

そして１時間、２時間と時間が過ぎて行く。

あと１時間しかない・・・・。

焦った俺はチョッポに相談。

「チョッポ！！！マスグランデドラードペルファボール！！！！！」（
もっと大きなドラードお願いします）

チョッポはあきれ顔で指を水面下に指した。

「そうか、ディープ系で攻めろってことか？チョッポ！！！？」

そうだと言わんばかりに親指を立てるチョッポ。

ルアーを流れに沿って流せと指示がでる。

今まで釣れなかったのが嘘のように当たりの猛襲が。

そして強烈な引きが竿を襲う。

３３ｌｂ

嬉しいが山さんの４９ｌｂを聞いてしまうと霞んでしまうな。

前半は残り３０分か・・・・。

「チョッポ！！！マスグランデドラードペルファボール！！！！！」（もっと大きなドラードお願いします）

チョッポは船を岩場の多い場所へと移動する。

ルアーをトップウォーターにチェンジして黙々と投げる。

が、出ない。

岩と岩の間の浅瀬になっている場所へ投げた時だった。

ルアーを小気味よく滑らすと後ろからバン！！バン！！と水しぶきが上がる。

ドラードが追いかけてきている。

巻くスピードを落とし、食う瞬間を待つ。

来い！！！！

来い！！！！！！

来いいいいい！！！！！

「グランデー！！！！！！！！！！」

チョッポが叫んだ。

デカイ。

結構なデカさだ。

何度もジャンプを繰り返し暴れている。

「やっべーｗｗｗオッキーの顔がｗｗｗｗテンパってるｗｗｗｗｗ落ち着けーーー！！！」

「了解！！！！！ｗｗｗｗｗｗやべえｗｗｗすげえ暴れてるｗｗｗｗ」

ドラードは船底に入り込もう入り込もうと何度試みる。

なかなかの策士だ。

そして数分のファイトの末・・・。

４０ｌｂキタアアアアア！！！！！

「祭りだああああああああああ！！！！！！フォオオオオオオオオオオオオオオオオオ！！！！！」

美しく大きな魚体、興奮のあまり雄叫びをあげた。

やぷの義弟やっちゃん（Yamaria勤務）のプレゼントが大活躍だ！！！

このルアー結構でかいんだけど普通のサイズに見える。

yamaria ローデッド良い仕事した！！！！

程なくしてタイムアップ。

前半戦を終了し、一度ホテルに帰還する事に。

浜辺に着くとマーティンとアニーバルが待っていた。

どうやらマーティンはバードハンティングのガイドとしてアルゼンチンに発つらしく、別れの挨拶をしに来ていた。

俺たちが絶好調な事を知り、マーティンは来週訪れる客の分も取っとけよと言い残してアルゼンチンへと向かった。

マーティン、もっとデカイの釣るからよ！！！

グラシアス！！！マーティン！！！