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ドラード釣行記2012 ダイジョブダ


マーティンと別れ、俺達は迎えの車を待っていた。

迎えの車には山さんが乗っているはずなのに乗っていない。

デカイの釣ったから午後はもう良いとのこと。

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俺たちはそのまま釣りを続行する事になった。

山さんの回だった為、当然ガイドも変わる。

彼はセバスチャンと名乗った。

まだ若いガイドだ。

臼井氏は俺を指差し、セバスチャンに挨拶をした。











「He is gay!!!!!!」










一瞬だがセバスチャンの顔が強張った。


「やめてくださいよwwww毎回そのネタで悩まされてるんですからwwwwww」


セバスチャンの誤解を解き、船に乗り込んだ。


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「グランデ?ペケーニョ?」

セバスチャンは俺たちに問う。


「もちろんグランデ!!!セバス!!グランデ ペルファボーレ!!」

そう言うとセバスチャンはニヤニヤしながら

「O~K~~♪ オキ~~~グランデ~~wwwww」

セバスチャンはルアーボックスを物色し、これを使えと指示をした。

そしてチョッポが行かないようなポイントへと進んでいく。

そこは岸際に近い岩だらけの浅瀬だった。


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エンジンを切りゆっくりと進んでいく。

投げ始めて程なくすると臼井氏に巨大ドラードが掛った。

しかし岩に巻かれ逃げられた。

「すっげー・・・・何だ今の捕れる気がしなかった。黒々としてたし・・・。あれはベーダー卿だ。」
(ベーダー卿とは臼井氏がよく使う言葉でスーパーサイズの事を示した俗称である)

セバスチャン曰く50lbを境に体表がゴールドからブラックゴールドに変わってくるらしい。

臼井氏よりセバスチャンのほうが悔しそうな顔をしている。

て事はあのベーダー卿は50lbオーバーだったと言う事か・・・・。

「浅瀬にデカイのが集まるからどんどん行くぞ」とポイントを変えてはキャストを繰り返した。

しかしデカイのがヒットするも中々獲り込みには至らなかった。


日陰もなく炎天下の釣りは体力を消耗させた。

巨大ドラード狙いは一時辞め、ダム下の日陰のある場所で釣りをした。

ダムの両サイドには放水用のトンネルが3ずつ設置されている。

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このトンネルの中で釣ろうと提案された。

放水始まったり閉じ込められたらヤバイんじゃ大丈夫か?

躊躇していると「ダイジョウブ~ダ~wwwww」と日本語で真似して言う。

その言葉を信じルアーを投げる。

トンネル内でドラードが釣れ歓喜している最中だった。


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ザアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!
































!?!?!?!?!?!?!?!??!!?






























いきなりのずぶ濡れ状態に何が起きたか把握できなかった。

放水が始まった事に気付き血の気が引く。

船内に水が溜まっていく。

まじで焦った。

焦るってレベルじゃねえ。

もう死ぬんじゃねーかって思ったぞwwwwww

幸い船は入口の付近に停船していた為にすぐさま脱出する事に成功。

出るとき必死で壁を押したけどなwwww

臼井氏は最悪の場合、船を捨てて泳いで逃げようと考えていたらしい。

そんな臼井氏、放水時、あまりの驚きで釣竿(ワールドシャウラ+アンタレスDC)を川に投げ捨てていた。

それを目撃したセバスチャンが間一髪で拾い上げる。

セバスチャンはゲラゲラ笑っている。

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俺も恐怖から解放されゲラゲラ笑った。

少量放水だったから良かったものの、本格放水だったら死んでたな・・・・wwww

(俺たちが体験した放水はもっとすごかった)

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「おいwwwww全然大丈夫じゃねえじゃねえかよセバスチャンwwwwww!!!!!」

「オキ~wwwダイジョウブダ~wwwwww」

その後この出来事はガイド連中の間で話題となり、たびたびネタとしてからかわれる事となった。


どっと疲れが出て浜でしばらく休憩を取る事に。

セバスチャンと色々話していると爺さんが大声で歌いながらこちらに向かってくる。


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「お前らわしに金を恵んでくれ」

俺はこの時無一文だった。

「す、すみません。。。。生憎手持ちが一銭もないもので・・・・・」

「なんてこった!!!!まあ、これでも飲めや」

と爺さんは手に持っていたワインをコップになみなみ注いで差し出した。

腹でも壊さないだろうな?と躊躇をするも俺はそれを一気に飲みした。

するとまた注がれた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

俺は黙ってそれをセバスチャンに手渡し強引に飲ませた。



休憩を済ませ、最後の漁にでる。

セバスチャンは同じような浅瀬を中心に攻めて行く。

やはり、デカイ奴の溜まり場なんだな。

ベテランとは違った荒削りだが、失敗を恐れないアグレッシブな姿勢が俺は好感を持てた。

何度もデカイ奴を掛けるも獲ることが出来なかった。

運が無かったようだ。

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結局この日15時間釣りをした。

疲れ果て、気が付くと唇にはヘルペスが出来ていた・・・・・。


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