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菊地 量久

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緩潮のサヨリ着きシーバス連発とベイト考察

この釣りを終えて
五年前にシーバス釣りを始めた時の事を思い出した。
あの時は、何も分からず
ただ急にシーバスが釣れ始めて
しかも大きい。
そして急に釣れなくなり、
シーバスジャーニーが始まった
このログは、五年前の当時の要因を探ると共に、未来への考察の重要なポイントとして記録しておきたい。
この2年、シーバスを分析してきて、
荒天である
潮の流れがある
濁りがある
それが、シーバスを仕留める上での
重要なポイントであると考え
行動してきた。

しかし先日の河川と
今回の港湾は、
ベタ凪
緩潮
月夜
シーバス釣りにおいては、不利な要件が揃っているなかでの釣果であること。

キーワードは、ベイト着き

ベイトが通るまたは
ベイトと共に移動する
ここだ!

全国各地で繰り広げられるシーバスフィッシングは、ほぼベイト絡みの釣りに見える。

松山でも、ベイトさえ絡めば
全国に負けないぐらいの釣果が出るとも考えられる

ただ、その期間が短かったり、場所が限定されるということか?

今回のベイトは、サヨリ
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三年前の秋、ある場所に夕方になると大量に
入ってくるサヨリを追ってシーバスが入り夜中中ボイルが繰り返される光景を目にしていた
しかしそれから2年、全くサヨリの姿を確認できなくなり、
港湾の見えるシーバスがどこかへ消えてしまった。
頼りになったのは、初夏からのカタクチイワシパターン

そして荒天と潮の勢いを先読みした時折の釣りだった

今回は、前日の仕事後、2つの河川の上げ潮のみを
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狙って見事にノーバイト食らってあまりにも可能性の無さ
潮の緩さを実感して、
潮汐表をにらめっこして
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可能性があれば
夜の引き潮と明け方の上げ潮を調査するつもりで港湾を選んだ。
港湾なら一晩中のどこかでは可能性があると思っていて、それを引き出す、やり方も得ている積もりでの事
サイズは、小さくても一匹ぐらいは、釣れるだろうと

それではなぜ先日好調だった河川を選ばなかったのか?
それは
前日に試したのと、やはり河川においては雨によるベイトの動きが大事で、しかも、仕事後が満ち潮のみであり、ポイントとしての実績が非常に少なかった事

そこは
引き潮のシャローにいたベイトが深場に落ちるタイミングに活性が上がり、それを今回の満潮(前の潮汐表)でも潮位が非常に低く、
ベイトが遡上しにくい(雨でも降らない限り)環境であった事
それを前日に検証し、しかも、2つの河川を朝まで粘りノーバイトという結果を持っての事だった。


今回調査という名目で、なんの情報もなく1ヶ月ぶりに来てみると、ホンダワラの樹海が出来ている\(^o^)/
こんなに出来ているのは久しぶりだった
メバルのステイ先でありモイカの産卵場所ともなる

僕が1つ思って来た事が、釣れた年は、寒波が幾度も襲い、雨が降り、水温が下がる年に
ホンダワラが繁殖し、そこに着くベイトが増える。もちろんシーバスも例外ではなく、

明るいうちにホンダワラがあるので、メバルプラグを、ためしに投げたら

突然シーバスが見切りライズをした。

ホンダワラに隠れて獲物を狙っていた証拠だ!

残念掛からず、ルアーを変えて試すも反応は、なかった。

ベイトは、カタクチイワシか?
夜になるのを楽しみにしていた。

緩潮で、満潮でも潮位が低く
満潮なのにホンダワラが水面に出ている

これが流れに押されて倒れて始めてルアーが引ける。
しかしこのホンダワラがあるからこそシーバスがステイし、捕食行動を起こしやすくなると経験から想像する。

話は、サヨリが居なくなった事に戻るが
この二年間は、台風も来ず、寒波も少なかった。
サヨリが居なくなったら、とたんにシーバスも居なくなった。

もう戻って来ないのか?とも思った

そして今年は、雨こそ降らなかったが寒波がよく来て、水温が下がっていると想像できた。

あとは、ボラの産卵がなくなった事だ!
ホンダワラが、こんなにあるのにメバルのライズがない、

3月にはいたカタクチイワシも見えない。

夕方までは不安しかなかった。

夜になり灯りが灯ると

引き潮の潮目に
パシャパシャと波紋が出る
そしてライズ音

まさかサヨリ?

サヨリは、1月のランカーが釣れた頃も気配を感じていた。
しかし今回はかなり大きな群れ


しかも、移動しているようで、波紋にルアーを投げるとざわつきは消え、シーバスも食って来ない。
また忘れた頃に別の所でざわつき出す。

メバルが釣れないので港に来ていたアングラーが帰って行った

人が居なくなったので本格的にシーバスを狙い始める

四方に投げサヨリを探している個体が食わないか?試して見るも反応なく
三年前のサヨリパターンの難しさを思い出す
群れているサヨリを食うシーバスは、サヨリしか見ていない。
そしてサヨリが分散するのを追うシーバスは、活性が非常に高い。

これはいろんなベイトにも通ずる事ではないだろうか?

ある程度射った後に、夕方の事を思い出し、ホンダワラの横を通して見ると
コツっ!
何か当たった!
また同じコースを通すと
ドスン!
食った!!


大きく首を振り
浮かない
しかも、強い

ヒラメかと思うほどに重く
下のストラクチャーに触れさせてはならないと必死で竿を立てる
次第に浮いて来たのは
シーバスだった
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ランディング中くちからいっぱい消化した物を吐き出している、

その時はカタクチイワシかとも思った
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70センチでも体力を回復し、お腹パンパンの個体だった(ブローウィン140Sフルクリア)

相変わらず緩い潮
そして時折サヨリらしき波紋とシーバスらしきライズ音

そんな中足元の明暗で小さな捕食音

沖に投げたルアーを回収する時に
シーバスが追っかけて来た

今度は明暗を通すも反応なく
また切り替えて沖へ投げていると

足元で抜きあげバイト
これもガチガチのドラグをジリジリ出して
ナイスファイトでした
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(ブローウィン140Sリアルキッス)
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75センチ
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こんな凪の流れのない海で活性が高いのはサヨリパターンの恩恵か?

サヨリの群れにブローウィンで食わないならトップならどうだ?と
チャッピー100を投げると
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やはりサヨリだった

しかし群れの中では食わない。


しばらく投げ続けるも流れもなくなり干潮前になったので、一旦仮眠することに。

元々引かれ潮のこの場所は、満潮干潮から実際の満ちの流れ引きの流れは2時間半から3時間かかる。それを見越して

23時から干潮を挟み
3時前まで休む事にした、

2時40分に起きて
早速ストレスの無くなった海を狙う

最初にキャストミスでブローウィンをストラクチャーに当ててしまう(ToT)(いつも下手くそ)

割れてない事を確認して
少し満ちてホンダワラが潮に倒されて沈んでる上を引くと

ドスン!

食った!
今度も強烈
なんとかランディング
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66センチ
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また、投げる場所を変えると、数匹のシーバスの影が

案の定入って来てた\(^o^)/

一度ショートバイト

コースを変えて狙って行くとドスン!

食ったけどバレた(ToT)

よく見ると
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ルアーが割れてた。先ほどのストラクチャーに当てたのと
シーバスをドラグ出さずに仕留めたための負荷のために破損しやすくなっていたのだろう。

気を取り直して、再度挑戦!

潮の流れに依るのだろう
毎回釣れるコースが変わる

いろいろ試している時に
ルアーを追ってきた
そして次にドスン!

食った!
これもよく引いた
そしてランディングネットには
吐き出したサヨリが
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お腹が膨れ上がった個体は、サヨリを食っていたのだ!
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この時季のサヨリパターンは、前だしした
五年前以来となる。
あの時は、5月末頃まで続いた
そして釣れないカタクチイワシパターンになっていった。

今回も、ゴールデンウィークの凄腕を挟んで釣れて欲しいなと思います。
こうやって、毎年変わるパターンと、その時々に合わせた攻略法を見つけることにより
魚を仕留めて来られた。

サヨリが復活した。いつかボラのハクも戻って来るかも知れない。

ずっと絶望しかなかった数年
こうやって、大きなサイクルでは、またベイトも復活するんだと思えた。

僕が思うに、やはり、気候がかなり影響すると考える。
気候だけは自分の力では変えることは出来ない。
だから、各種ベイト対応の経験をつみ攻略してこそ釣りの技術は、向上する。

釣れなくなったじゃなく
釣る方法を探せだな?(笑)

シーバスは、サヨリと共に移動しているようで
また目の前からシーバスが消えた

それで場所移動

少し水位が上がりホンダワラの上に水がある、
そして流れがあるのを示すように
ホンダワラが倒れている。

そのホンダワラの間をブローウィンで引いて来るとドスン!

食った\(^o^)/

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(ブローウィン140Sフィーモカラー レッドフリッカー)
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ホンダワラのお陰で
遡ると寒波のお陰で
この釣りが成立します\(^o^)/

欲を言えば
マツイカが接岸すればこれ以上の事はないです\(^o^)/

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