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古賀 亮介‐snif
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▼ 流浪の釣り旅 第一夜
外の釣りを見てみたい。
初めてそんな事を思い立ったのはいつだろう。
それは昨年か、一昨年か、いやいや、もっと根底に。
小学生の頃、ブラックバスの事ばっか考えてたんだけど、
今でもその頃に見た夢を覚えている。
内容?ハズカシイから言わないけど(笑)
今年は地元の釣りをルーティンで続けながらも、
群を追いかけていつもの魚に遊んでもらいながら、
そんな記憶を思い起こす日が多かった。

人は何かを本気で覚えようとした時、友達が居なくなる程没頭してそれに打ち込む。
そして孤独と力とを同時に手にし、新しい扉が開いたなら、真の友を探しにまた外へ向かうのだ。と、
そんなことを言っていた作家は誰だったかな。
今年はフィッシングショー以来、ホームを出て外に向かう釣りが少しずつ増えた。
そして想う。
知らない土地で、自分の知る魚を追い掛けたい。と。
日に日にそんな気持ちが自身の中で強くなっていた夏のある日。
思い立って、昨冬のイベントで仲良くなった友人に相談する事にしてみた。
思いつくままに知らない土地の釣りを全身で感じたい。
対象魚は何でもよかったんだけど、やっぱり僕はアジじゃなきゃね。
折角見に行くなら、デカいアジを追って、
何かホームでもフィードバックできるとめっけもんだよね、と。
11月がピークシーズンになると見たそのエリアで、出そうな潮を選んで日程を決める。
そこまでは今の時代、割と簡単にできる作業だった。
地図、GPV、水温データと潮向きを見比べることが出来れば、
面白そうな釣りが出来そうなエリアは、割と簡単に探し当てることが出来る。
ただし土地の事は行ってみないと分からないし、行っても分からないことだってある。
禁止エリアとか、ローカルルールとか、釣り方の傾向とかはね。
なので、その土地の事情に詳しい友人に、
もの凄くざっくりとした情報だけは分けていただいた。
ちょっとした保険のようなもの。
土地特有のオススメエリアも紹介してくれたりしてワクワクは募るばかり。
普段はこういう釣り旅って、ひとりでやるんだけど、
今回はその友人がもっつぁんと交流も深いこともあり、
夏からの激務でもっつぁんは相当なストレスが溜まっていそうだったので、誘ってみた。
そうして無理やり5連休を取って来てくれることになり、二人旅になった。
あとは、現地を見ながら探そう。

仕事を終えてその足で、バタバタと車に荷物を積み込んで、明け方の高速道路。
船に乗る前に、こんなトラックが横を走っていたので、もっつぁんに激写してもらう。

プロとして模範を示せ 青ナンバー。
送り仮名が間違ってるし、意味も良く分からないんだけど、
なんか背筋が伸びた。

フェリーの出発待ち。
2日徹夜からのロングドライブは、煙草がすすむ。
ほどほどにしなきゃなーって思うんだけど、1日一箱ペースが減らない。
曇り空と冷たい湿った空気に、北部九州の冬の足音を聞く。

ナルもこんな仕事してんだよなぁ。

素敵なステッカーのカブがいた。
船に乗る前はすっきりしない天気で、どうなる事かと思ったんだけど、
フェリーを降りたらそこは秋晴れの空でした。

全体の地形と、海況を大まかに掴みたいので、
現地に入ってからの日中から夕方まで、とにかくドライブ。
この地域特有の道の細さに、昔の旅を思い出す。トビさん元気かなぁ。
各漁港、手当たり次第に入って見て、ちょっと投げて。

エソや小サバなんかをつまみながらランガン。
偏光グラス越しの観察と、メタルマルやシーライドミニなんかの
ライトジグで軽く流すだけでも、色んな情報が拾える。
アタリを付けておいた漁港で夕まづめ。

尺ヘッド3gにマイクロクローラー4インチをサーチベイト兼キラーベイトにして、
テンポよく釣り進めていく。それはいつものスタイル。
この旅最初の夕まづめは、このサイズがメインの豆パラに遭遇。
軽めの装備で転々と移動して。

行き着いたとある漁港。
とっぷり暮れて、マヅメも終わった時間だけど、
翌日からの情報を少しでも得ようと、風向きと各地点で得たベイト量の推移と傾向を見直す。
夕方にチェックした漁港のどれかでは、多分数日前には凄い爆発があったはず。
そんな事を類推ながら、ほぼ確信的に思う。
そこを境に東西に魚が散って行ってるのが、この日の状態。・・・かな?
というところまでは状況が見えつつある。。
群のタイミングはベストだったはずだけど、
潮のタイミングはちょっと遅れたかなー。ってね。
そこまで読んで、次にその群が差す要因は何かなー・・・
と追って入った次の漁港で、突然豆~中アジサイズが爆りはじめる。

細身のセグロ。の、豆。
尺D1g+スライダーシャッド
この旅で出したい魚の一つが、コイツの大型。
条件が揃えば、かなり手堅く追えるはずなのだけど、
ココで入った漁港はちょっと地形が違う感がある。
そのままロッドのセッティングの検証など兼ね、
結構な数を釣るんだけど、この場にその大型の雰囲気は薄い。

多少、サイズが小マシな27cmくらいまでの群も見つけるんだけど、
やっぱり本命を打つには地形がちょっと違う。
ならば・・・と。
この漁港の居着きのキアジを狙ってみましょうと。
港内奥のシャローにていつものキラーパターン。
底生ベイトっすね。
船溜まりのミオ筋のちょっとした根の上に止めて待つ。
ピンの水深は体感だけど2mくらい。
竿先にキープしているリグの重みがフッと一瞬消える。
パチッと掛けると、それまでとはまるで違う重み。

いやいや、そこまでうまく行くもんか?(^^;
って思いながらも有言実行な尺キアジ(笑)
凄いなぁ。このエリア。
プリップリであまりに美味そうなので、
キープしようかとか考えたけど、まだ旅は始まったばかりの初日夜。
なので、魚は元気だし傷も浅いし、このままリリースした。
うーん。
まったくの初場所、地図から自力のポイント探し。
ノーヒントで、いきなりこれは我ながらパーフェクトすぎる展開(笑)

と、いうことで、思いのほか満足してしまったので、次の魚を探し始める。
旅の後半日程でガイドをお願いしていた地元エキスパートな友人に電話。
第2夜、ギガアジ登場編
http://www.fimosw.com/u/flippersnif/ewnp5p474r4hrbに続く
タックルデータ
rod ウエダpro4ex XT-68FS-R
reel イージス2004
line エステル0.4号+フロロ1.0号
baits 尺D2~3g+ガルプマイクロクローラー4in
海毛虫、スライダーのストレート3in他
初めてそんな事を思い立ったのはいつだろう。
それは昨年か、一昨年か、いやいや、もっと根底に。
小学生の頃、ブラックバスの事ばっか考えてたんだけど、
今でもその頃に見た夢を覚えている。
内容?ハズカシイから言わないけど(笑)
今年は地元の釣りをルーティンで続けながらも、
群を追いかけていつもの魚に遊んでもらいながら、
そんな記憶を思い起こす日が多かった。

人は何かを本気で覚えようとした時、友達が居なくなる程没頭してそれに打ち込む。
そして孤独と力とを同時に手にし、新しい扉が開いたなら、真の友を探しにまた外へ向かうのだ。と、
そんなことを言っていた作家は誰だったかな。
今年はフィッシングショー以来、ホームを出て外に向かう釣りが少しずつ増えた。
そして想う。
知らない土地で、自分の知る魚を追い掛けたい。と。
日に日にそんな気持ちが自身の中で強くなっていた夏のある日。
思い立って、昨冬のイベントで仲良くなった友人に相談する事にしてみた。
思いつくままに知らない土地の釣りを全身で感じたい。
対象魚は何でもよかったんだけど、やっぱり僕はアジじゃなきゃね。
折角見に行くなら、デカいアジを追って、
何かホームでもフィードバックできるとめっけもんだよね、と。
11月がピークシーズンになると見たそのエリアで、出そうな潮を選んで日程を決める。
そこまでは今の時代、割と簡単にできる作業だった。
地図、GPV、水温データと潮向きを見比べることが出来れば、
面白そうな釣りが出来そうなエリアは、割と簡単に探し当てることが出来る。
ただし土地の事は行ってみないと分からないし、行っても分からないことだってある。
禁止エリアとか、ローカルルールとか、釣り方の傾向とかはね。
なので、その土地の事情に詳しい友人に、
もの凄くざっくりとした情報だけは分けていただいた。
ちょっとした保険のようなもの。
土地特有のオススメエリアも紹介してくれたりしてワクワクは募るばかり。
普段はこういう釣り旅って、ひとりでやるんだけど、
今回はその友人がもっつぁんと交流も深いこともあり、
夏からの激務でもっつぁんは相当なストレスが溜まっていそうだったので、誘ってみた。
そうして無理やり5連休を取って来てくれることになり、二人旅になった。
あとは、現地を見ながら探そう。

仕事を終えてその足で、バタバタと車に荷物を積み込んで、明け方の高速道路。
船に乗る前に、こんなトラックが横を走っていたので、もっつぁんに激写してもらう。

プロとして模範を示せ 青ナンバー。
送り仮名が間違ってるし、意味も良く分からないんだけど、
なんか背筋が伸びた。

フェリーの出発待ち。
2日徹夜からのロングドライブは、煙草がすすむ。
ほどほどにしなきゃなーって思うんだけど、1日一箱ペースが減らない。
曇り空と冷たい湿った空気に、北部九州の冬の足音を聞く。

ナルもこんな仕事してんだよなぁ。

素敵なステッカーのカブがいた。
船に乗る前はすっきりしない天気で、どうなる事かと思ったんだけど、
フェリーを降りたらそこは秋晴れの空でした。

全体の地形と、海況を大まかに掴みたいので、
現地に入ってからの日中から夕方まで、とにかくドライブ。
この地域特有の道の細さに、昔の旅を思い出す。トビさん元気かなぁ。
各漁港、手当たり次第に入って見て、ちょっと投げて。

エソや小サバなんかをつまみながらランガン。
偏光グラス越しの観察と、メタルマルやシーライドミニなんかの
ライトジグで軽く流すだけでも、色んな情報が拾える。
アタリを付けておいた漁港で夕まづめ。

尺ヘッド3gにマイクロクローラー4インチをサーチベイト兼キラーベイトにして、
テンポよく釣り進めていく。それはいつものスタイル。
この旅最初の夕まづめは、このサイズがメインの豆パラに遭遇。
軽めの装備で転々と移動して。

行き着いたとある漁港。
とっぷり暮れて、マヅメも終わった時間だけど、
翌日からの情報を少しでも得ようと、風向きと各地点で得たベイト量の推移と傾向を見直す。
夕方にチェックした漁港のどれかでは、多分数日前には凄い爆発があったはず。
そんな事を類推ながら、ほぼ確信的に思う。
そこを境に東西に魚が散って行ってるのが、この日の状態。・・・かな?
というところまでは状況が見えつつある。。
群のタイミングはベストだったはずだけど、
潮のタイミングはちょっと遅れたかなー。ってね。
そこまで読んで、次にその群が差す要因は何かなー・・・
と追って入った次の漁港で、突然豆~中アジサイズが爆りはじめる。

細身のセグロ。の、豆。
尺D1g+スライダーシャッド
この旅で出したい魚の一つが、コイツの大型。
条件が揃えば、かなり手堅く追えるはずなのだけど、
ココで入った漁港はちょっと地形が違う感がある。
そのままロッドのセッティングの検証など兼ね、
結構な数を釣るんだけど、この場にその大型の雰囲気は薄い。

多少、サイズが小マシな27cmくらいまでの群も見つけるんだけど、
やっぱり本命を打つには地形がちょっと違う。
ならば・・・と。
この漁港の居着きのキアジを狙ってみましょうと。
港内奥のシャローにていつものキラーパターン。
底生ベイトっすね。
船溜まりのミオ筋のちょっとした根の上に止めて待つ。
ピンの水深は体感だけど2mくらい。
竿先にキープしているリグの重みがフッと一瞬消える。
パチッと掛けると、それまでとはまるで違う重み。

いやいや、そこまでうまく行くもんか?(^^;
って思いながらも有言実行な尺キアジ(笑)
凄いなぁ。このエリア。
プリップリであまりに美味そうなので、
キープしようかとか考えたけど、まだ旅は始まったばかりの初日夜。
なので、魚は元気だし傷も浅いし、このままリリースした。
うーん。
まったくの初場所、地図から自力のポイント探し。
ノーヒントで、いきなりこれは我ながらパーフェクトすぎる展開(笑)

と、いうことで、思いのほか満足してしまったので、次の魚を探し始める。
旅の後半日程でガイドをお願いしていた地元エキスパートな友人に電話。
第2夜、ギガアジ登場編
http://www.fimosw.com/u/flippersnif/ewnp5p474r4hrbに続く
タックルデータ
rod ウエダpro4ex XT-68FS-R
reel イージス2004
line エステル0.4号+フロロ1.0号
baits 尺D2~3g+ガルプマイクロクローラー4in
海毛虫、スライダーのストレート3in他
- 2015年11月30日
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