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古賀 亮介‐snif

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流浪の釣り旅 第三夜 友人と合流編

第二夜 ギガアジ登場編
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で。
翌日からは、このエリアの特性をより深く知るべく、
地元の友人、矢野さんにガイドをお願いした。

合流する午後まで時間があったので、ちょっと街を散策。
100均に立ち寄って、包丁とまな板を購入。

で。
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1本だけキープしておいたギガアジを、お外で食べるwww
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100均の包丁、意外とよく切れるね。
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美味いに決まってますがなw
惜しむらくはしょうゆ。
馴染んだしょうゆを持って行くべきだったね。




さて。
友人と合流の第3夜。



ガイドをお願いしたとはいっても、
実のところ、釣果より、地域の特性をより深く知りたいのと、
その友人の普段の釣りに並々ならぬ興味があったので、
通常の釣果優先ガイドではなく、『面白いとこ連れてって♪』ってなノリで、
海岸線を南下しながら釣り歩くことにした。

ガイドしてくれた本人は、夕まづめに準備してくれてた場所が空っぽで、
実は内心、相当に焦っていたらしいwww

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合流前にも巨エソのサラダ仕立てとかありつつw



んで、この辺り、楽しすぎたのと、
転々と動きまくっての釣りだったので、うっかりと写真がないのだけど。

水深20cmのリバーアジングとか。
特殊な外灯ポイントとか。
道路沿いの独特の地形での釣り・・・などなど。

釣況的には魚が散ってて程々に苦戦しはしたのだけど、
非常に楽しく有意義な時間を満喫させてもらった。

かなり広範な釣りで、いろんなポイントを見せてもらった後に、
終盤に小場所なポイントで、友人の矢野さんが泣き尺なキアジをゲット。

流石ですわ。この体高(*´ω`*)
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今回の遠征、一緒に遊んでくれた矢野さん

最近僕らが多用してる、最強に刺さる針先搭載の凄いジグヘッド、
odz土肥冨レンジクロスヘッドのデザイナーであり、
愛媛エリアでは、指折りの本物のアジングエキスパート。

(と、云う言い方はあまりご本人好きでない御様子だけど、
敢えて言おう。彼こそ本当のエキスパートだよ。(・∀・)ww)



僕も続くよ~って
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ん?
・・・メアジwww



メアジの群に遭遇。
しかも連発。


矢野さん『こんなの入ってくるんや。ここまでの群は初めて』とか。

「MなのかSなのかHなのか、あ、なんだTか」等と、
自主規制な某メーカーネタで盛り上がる爆笑アジングの午前3時。

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メアジ。

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これもメアジ。


ドシャローでの遭遇。
通常のキアジが釣れてきていたタイミングだったので、
その中でのメアジとキアジの釣り分けとか、ちょっとマニアックな遊びにもハマる。



メアジの珍しさと、釣り分けの奥深さに、ちゃんとした写真は撮り忘れm(_"_)m


初めて釣ったメアジは、アジのような、サバのような。
掛けるまでは、ややサバのようなアジ。
掛けてからは、更にサバのようなアジ。

そんな感じでのんびりな3日目が過ぎていく。

最後の場所に入る前。
矢野さんが一本イイサイズのキアジを釣ったのだけど、
それをヒントとして繋げて選んだ最後の小場所で、
キアジとメアジのプチラッシュだった。

なんともドラマティックな展開。


地図でその2か所を改めてよく見てみたら、
『あぁ、だからこう来て、最後にこういうポイント選びなんだねぇ』っていう、
連想がハッキリと伝わってきて、ニヤニヤしてしまう。

矢野さんの場所を見切るタイミング、ポイント選び、打ち方とリズム。
非常に勉強になることが多かったです。

考え方、理論に共感する事も多々あったり。
僕としては一緒に釣り歩いていて、これほど相性がいいと感じる相手も珍しい。
今回はのんびり、じっくりな釣りがメインだったけど、
もっとストイックに魚を出しに行く事に全力でこだわる釣りも、
彼と廻ったなら面白そうだなって、そんな事を思っていました。

ご本人、僕らをフルサポートしてくれるおつもりだったようで、
僕らがキャストするまで、ご自身は頑としてキャストしないのも、
なんか申し訳ないなーと思いながらも、折角だから甘えておいた。

いつか僕らのホームもご案内させてくださいな。(*´ω`*)

そんなドラマティックな時間を僕と矢野さんの二人で過ごしていた頃、
この旅の前半でギガアジを釣って絶好調だったもっつぁんはというと・・・。



寝不足+くねくねの細い道の移動を繰り返すうちに、スーパーグロッキー(笑)
メンタル以上に、三半規管が豆腐な彼。

最後のドラマ展開なんて、ほとんど知らないまま、
パーフェクトノーバイトな、この日のもっつぁん。

最後に無理やり『釣れてるよ』って起こして、何本かは釣ってたんだっけ?




その日はそこで就寝。
翌日はまた温泉に浸かってのんびり。

この旅先の温泉というヤツは、やっぱり劇薬でありますね。

午後にはデイの釣りから始めるつもりでいたのが、
なんととっぷりと暗くなるまで、温泉の仮眠室でそのまま寝てしまう。


そして、夕まづめも落ち着いた頃にのんびりと再開。


この日は、友人のmtnさんも高松から来て下さって、
今回僕らの行けなかったSWAPのお土産話に始まり、色んな話に花が咲く。
お土産に頂いた大福もごちそうさまでした(*´ω`*)

そしてまったく釣りをしないまま、1時間。

更に現地のスーパーコアアングラー、フ〇さんも合流してくださる。
ここに集った面々、5人全員がウエダロッドを愛して止まない会の会員。
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こうなると当然ウエダの竿の話になり、もっつぁんのビルダー魂にも火が付き。
釣り談義は加熱していく一方。

そのまま更に、1時間、2時間、3時間。。。


で、最終的にはこんな事になる。

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www

メアジとキアジの食べ比べ。
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この食べ比べ。
意外というとアレなんだけど、どっちも美味しかった。

比べるとやっぱりキアジのがはるかに美味いのだけど、
この時のメアジは、すこし味の薄いイワシやサバみたいなお味。

そして食べながら、メアジってのは、足の早い魚であるような印象も受けた。
サバのいきぐされならぬ、メアジのいきぐされ。

釣った時の処理の仕方で大きく味が変わりそうね。
この魚は神経締め、潮氷の処理が必須ですな。

その時に食べたお味は、身にストレス掛かっちゃったから、
ちょっと旨味が抜けてアッサリだったのだけど、食べれないとか、そういうのではない。

あっさりとしていても、旨味はしっかりとあって、潮氷と血抜きだけの処理でも、
コレはアジフライにすると凄いんじゃないか?というイメージが出来上がる。

1尾だけ特に注意深く、ほぼ暴れさせずに釣って、
丁寧に神経締めしたものをキープしておいたのだけど、
それを帰って食べてみたら、コレがしっかり脂も旨味もあって、
抜群に美味かったんですわ。

釣り方、絞め方、時間次第の制限付くけど、
しっかりやると刺身も美味い。
うん。サゴシやサバみたいですな。

日が少し経って、潮氷の中で程よく熟成も効いていたのかな。
持ち帰った分は生でひと切れ味見したら、パスタソース用のマリネにしました。



試食会終了後は、面白い場所を色々案内してもらいながらランガン。


特徴的な海。
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手前の1mもない浅瀬から、ブレイク1段落ちた10m程沖が、もう水深30mとか。
ヒドイ場合は80mくらいまで平気で落ちているところだってあるのだと。

なるほど。
こういう場所でMキャロとかの釣りが出来たんだねぇ。
得意のウルトラロングドリフトも、ここまでの地形じゃちょっと使い物にならなかった。

コレは確かに、浮力体入り、バックスライド。
そんなシステムが活きる。

釣り具や釣り方の発展は、地域特性から。
実際、ホームである呼子なんかでキャロを使う時って、ほとんど浮力体の必要性を感じない。

最近、キャロ投げる時はもっぱらタングステンのバレットシンカーです。
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豆だけど美味しいアジ予備軍。

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こちらのメバルさんは、もっつぁんが釣ってた。

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キレイな月夜。

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みんな豆に惑わされつつ、軽くホゲそうな中。
mtnさんが沈黙を破る中アジ。

で、その後も何か所か廻って、
最後は前日夜の最終ポイントで、居着きのキアジを釣り尽くして(笑)終了。

僕はガボッツで足元のヒラスズキのスイッチを入れるだけ入れて、
派手なボイルを意図的に引き出す遊びに興じていて、
結局狙った魚をこの場で射止める事は出来ていなかった。
手を抜いているわけでもないし、苦戦した。とかそういうのでもなく。
緩~く釣りをして、その甘美な時間をただただ噛み締めていたのだった。



翌朝、もっつぁんと矢野さんが車で寝てる時間で、
仮眠場所周辺を朝の散歩がてらに打ってみた。

そこは釣り公園のようになっていて、堤防に柵が設けられている場所だった。
家族連れの一団がワイワイやる中に、やや場違いな僕がこんな場所でやる釣りと言えば、何か縛りを設けて遊ぶミニゲームである。


シーライドミニでのお気楽なお散歩。
なんとミノカサゴの巣とか見つけたり。
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こんなんがサイズは尺ちょいくらいなんだけど、


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5本も連続(爆)



ホームでこんな経験はないんですが・・・
コレは僕の中ではちょっとした事件でした。
集団で動くんでしょうか?(^^;教えてエロイ人




遠征5日目。
朝の散歩な釣りの時間から、二人が起き出す時間までの間で、
今回の釣行を振り返っていた。

初日から4日目までで一通り見てまわって、
様々なシチュエーションの釣りを味わうことが出来たし、
魚もマアジに絞っても、セグロの大小、キアジの大小、それぞれに様々な群を見ることが出来ていた。

とにかく想像以上にバラエティーに富んだアジ釣りを体験することが出来ていたのだ。


この旅の出発点は、外の釣りを見て、
ホームで何か面白い事を始めるヒントを探したいという想いから。

したがって、これ以上を求めるのは野暮な気もするし、
逆に、折角いいタイミングに遊びに来れたのだから、
もっとサイズを追う事に熱くなればいいのに。勿体ない。と、
自分を非難する気持ちも少しある。

様々なシチュエーションで魚を追い、新たな群に出会うたびに、
特に何も意識せずとも、ホームエリアである呼子のシチュエーションと照らし合わせて、そんなフィルターを通した分析を、僕は常に続けていたりと、そんな風で。

そして何より、サイズってもんは、それを追えば追う程に、
旅先より、ホームの釣りでもっと追い掛けたいものである事に、
僕はとうに気付いていた。




残りの時間はどんなプランを組もうか。
最後まで具体案はまとまらないまま、
二人が起き出してゆっくりと最終日が始まる。


矢野さんとプランを相談しながら、行き先を決める際にも、
特に迷う事はなく、スタート地点を目指して車を出すことにした。

どんな釣りがしたいのか?
どんな釣りでも僕は楽しいから、気楽にガチなやつで。

そう一言だけ良くわからない事を言っておいた。

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この日もいい天気だった。









メアジに必要な道具紹介。
shinkei-stick    キーストーン製30cmMMCカスタム
iced-saltwater   適量
houchou    ¥100
manaita     ¥100


メソッド
しっかりと処理して、自宅まで持ち帰る。
掛けて水揚げ、神経締めして潮氷に入れるまで、
可能な限り暴れさせないのが凄く大事。

水揚げから3日目に捌いたメアジ君達
今回はキープしたキアジも全て、10%の濃度の塩水で1時間半程漬けて、
その後、90℃程度の低温のオリーブオイルでじっくり30分程火入れ。
そのままマリネ(油漬け)して、オイルサーディン的な保存の効く食材になりました。

うん。コレはイワシでやるより美味いかもしれない。

こいつでトマトソースのパスタ。
プッタネスカを作るのが楽しみです。(*´ω`*)


第4夜、いよいよ最終章。

つづく。

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