【ART OF ANGLING】 10/17～10/20　秋の五島列島福江島へ

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▼ 10/17～10/20　秋の五島列島福江島へ

ジャンル:釣行記
(福江島, ターチン)

ターチンの故郷で乾杯！

10/17
博多港から「太古」の新艇に乗って福江島へ

福江島は遣唐使・遣隋使の出発地であり
現存するキリシタンの島である
そして
ヒラスズキやヒラマサやタマンが釣れる
釣友ターチンの故郷である

今回は飛行機が長崎国体の影響なのか満員だったので
2人分の飛行機代をたした金額よりちょっと安い
広めの個室でゆっくり寝ながら福江島を目指すこととした
また
夜行便に乗ることで1泊分の宿代が節約できるのである



お陰さまでホテルで寝たようにゆっくり出来て
日の出とともに
気持ち良く朝を迎えることが出来た

船はちょうど上五島の海峡を通り抜けている頃だった

10/18
「太古」が福江島に着いたら
いつもターチンの御実家に寄って御両親に御挨拶をする

そこには御両親と朝食が待っているからである

福江島の米
福江島の魚
福江島の卵
福江島の野菜や果物
そして
お母さんが作られた味噌の汁

到着早々静寂の中でこの上ない食事をいただき
現実の記憶が消去される瞬間であった

朝食を済ませたら早速釣りへ
この日は風がなく晴天だったので
ヒラスズキやタマンを磯場から狙うのはやめて
ターチンお勧めのポイントで根魚を釣って楽しむこととした

風邪気味だったがターチンは
開始早々キジハタやカサゴを連発していた

私には
イトフエフキがお出迎えに

その他
白いエソや赤いエソも釣れて
ターチンと2日間で
10種の魚を釣ることを目標に
楽しもうと決めた

もちろんヒラスズキや青物も念頭に置いてのことである

午後からはクロダイとタイリクスズキを狙いに
河口から干潟が広がるエリアに行ってみた

だが大きなクロダイが見えるのだが
地合では無いようで口を使わなかったので
磯場を見に行くことにした

磯場は思った通りベタ凪だった

磯場で休憩しながらターチンのタックルボックスをのぞくと

使い込まれたバルバロッサが
堂々と構えていた
たぶんターチンのパイロットルアーなんだろう

帰り道に漁港でカマスを釣ろうとルアーを投げると

ギンガメアジがルアーに飛びついて来た

その後
夕マズメに河川でタイリクスズキを狙ったのだが不発に終わり
イワテルくんと3人で夕食を食べてから
翌朝暗いうちから青物狙いで磯場へ行く予定だったので
私はゲストハウス雨通宿で早寝をすることにした

この時点で
キジハタ・カサゴ・イトフエフキ
マエソ・アカエソ・ギンガメアジ
の6種の魚を釣っていた

10/18
まだ暗い早朝4時起床
5時にコンビニでクウルくんとタコちゃんと待ち合わせをして
ヒラマサが回ってくるとという岬へ向う

ヘッドライトを着けて
山の上から急こう配の岩場を15分ほど下ると
薄明るくなって磯場がはるか下に見えてきた

クウルくんには魚のもじりが見えるようで

タコちゃんが早速ペンシルを投げて様子をうかがった
青物からの反応は無く
ターチンと私は根魚を狙ってみた

数頭後に私にアタリが出て

良型のカサゴが釣れた
同じくターチンにもカサゴが釣れて
クウルくんとタコちゃんと写真を撮ったりワイワイやってたら

私に

コンッ！

と言う感じでカサゴとは違うアタリが出て
合わせるとゴンゴン根に戻ろうと抵抗をする魚が掛かった

魚を根から切ってゆっくりリーリングしていると
福江島のクリアーな海の中で
赤い魚が左右に抵抗している姿が見てきた
そしてクウルくんが
「アカジョだ！」と言った
アカジョとは赤女と書き素敵な呼び名のアカハタである

30cmほどのアカハタであったが
なぜか福江島に来て良かったと思ったことを思い出す

その後一度だけ青物がタコちゃんのペンシルを追ったのだが
ターチンと私が数匹ずつアカハタとカサゴを追加して

日が差してきたので岬の磯場から上がることにした

この時点でアカハタを含め7種である

クウルくんとタコちゃんとは
夕飯を一緒に食べることを約束して岬で別れて
ターチンと私は残り3種の魚を探しに行くことにした

前日よりかは風があったが
ターチン曰く
「とりあえずヒラメとマゴチで9種にしておきましょう」
ということで砂交じりのゴロタ場へ行ってみた

だがここでも良型のカサゴがお目見えして
根魚パラダイスになってしまった

その後風が少し強くなってきたので
風当たり面の磯場を探しに移動することに


磯場へ行くと少しだけチャパチャパしていたので
ヒラスズキやらタマンやら青物やらを狙ってみることにした

ターチンと移動を繰り返し


いろいろなルアーを投げ倒したのだが

残念ながら
ノーバイトで磯場を後にすることとなり
今回の福江島での釣りは納竿とした

そして
2日間で7種の魚と出会えたのだが
ターチンからのお題目には
あと３種たりない結末となった

夕飯は
福江島の仲間達が集まり宴となった
ちょうど福江祭りで花火の音が聞こえる中での乾杯

マイコーくんとゲストハウス雨通宿の瀬川さんも来てくれて

酔うほどに
ヒラスズキが入食いになった時の話しや
メーターに近いヒラスズキを足元でバラシた話しや
ヒラマサやタマンやタイリクスズキの話しなんかで
大いに盛り上がった夜だった

私はその晩も雨通宿に泊り

翌朝
瀬川さんが握ってくれた
福江島の新米オニギリを食べてから
空港へと向かった

途中ターチンと合流して空港の駐車場では

2日間イワテルくんにお借りした車のフロントを
感謝を込めてデコレートしてから

東京へと向かった

今回も
ターチンと福江島の仲間達に
心から感謝して乾杯！

後日ターチンから
「10種チャレンジは年内いっぱいにします」と連絡があった

ということは・・・