【ART OF ANGLING】 11/7～11/9　再び福江島へ！

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▼ 11/7～11/9　再び福江島へ！

ジャンル:日記/一般
(ヒラスズキ, 福江島)

サラシが出なくても乾杯！

11/7
福岡で仕事を終え
なけなしのマイレージで福江島へ飛んだ

福岡空港から福江空港までは約40分のフライトになる
ちなみに
博多港から船（太古）で行くと約10時間かかる

空港からあらかじめ送っておいた釣り具をとりに
宿泊するゲストハウス雨通宿（うとじゅく）へ
そこには
イワテルくんからお借りする軽自動車が置いてあった

イワテル号に釣り具を積み込み
コンビニRICで食料と飲み物を買ってさっそく海へ
1時間ほど走って福江島北西部の磯から見て行くことにした

そこは
風が当たっているものの
波は小さくサラシが薄かったので
少し海岸線を走って
潮か当たる岬のポイントに入ってみることにした

あたりには人っ子ひとりいない
もちろん釣り人は私１人である

好天のうえ風が弱かったので
暖かくてとても気持ちが良かった

あせらずリラックスしながら
ミノーを投げたりシンペンを投げたりしていると
着水とほぼ同時に

コンッ

と
小さく当たったので
シンペンを潮にドリフトさせながら
ロッドティップを見ながらリーリングを続けた

そして
シンペンがサラシを抜けようかというときに

ドンッ

と
ルアーが止まりリーリーング出来なくなったので
根掛かりでないことを
テップを揺るがす小さな生体反応で確認してから
ラインを巻き込みフッキングした

その魚は
ローギアで走る四駆のように
ドラグを

ジージージー

と
ゆっくり力強く引き出しながら沖の根に向かって行った

ヒラスズキにしては跳ねないし
アカメのように思いファイトは完全に魚に主導権があったが
無理せず時間をかけていなしているうちに
魚が徐々に近づいてきた

そして
ランディング出来る低い足場へ移動した
その瞬間

魚が再度全速力で沖へ泳ぎだし
ロッドが数回のされて

パチン！

と
PE2号のメインラインが高切れした
(ToT)

そのラインはケバケバになって切れていたので
ガイドに傷が入っているのかと確認したのだが
傷が見つからなかったのでそのままノットを作り直して
釣りを続けることにした

とは言え
一発目のアタリから大物が掛かり
今回の福江島は調子が良いと思われた

その後
イワテル号で何ヶ所か移動してみたが
徐々に波が無くなっていき


アタリが出ないまま日没をむかえ
福江の町に帰ることとした

振り帰ってみれば
この日のアタリは朝の一発だけであった

クウルくんいわく
その魚は
タマン（ハマフエフキ）
か
大きなマダイではないかと・・・

そして夜は
クウルくんの誕生日会で
クウルくんタコちゃんイワテルくんタカコさんと
乾杯！

11/8
朝から凪の予報だったのでヒラスズキをあきらめて
クウルくんとイワテルくんとで
ヒラマサやシイラが回ってくるという磯へ



沖にはベイトの固まりがいくつも見えて
雰囲気はムンムンだったが
なかなか潮が動かず
クウルくんとイワテルくんとで時合を待った

だがなかなか
魚の気配が現れぬまま小雨がポツポツ降ってきたので
磯を上がり根魚釣りをすることにした

根魚釣りにはターチンも息子のシュンくんと参加することに

そこそこ雨が降ってきたのだが
昼飯に長崎名物の皿うどんなんかを食べてから



ターチン・シュンくん・クウルくん・イワテルくんと
飽きない程度にキジハタやサワラやカサゴを釣って楽しんだ

本当に福江島はパラダイスでる

夜は前夜に引き続きクウルくんの誕生会で
乾杯！

11/9
最終日なので早起きをして
日の出前からヒラスズキ狙いで
クウルくんとタコちゃんと磯に立った

最初はベタ凪だったのだが風が強くなり
そこそこ理想的なサラシが出ていい感じの海になっていった

私の左にはクウルくん右にはタコちゃんと
3人並んでキャストしていたら
私のシンペンに

ドン！

と
前々日のアタリと良く似た感覚が
全身に伝わった
だが
明らかに前々日とはパワーが違い
まったく太刀打ち出来ぬままに
ドラグが

ジッジッジーーー！

と
唸りをあげた

クウルくんとタコちゃんが駆け寄る姿が垣間見れたが
ドラグが止まらず
コントロール不能な状態だったので
声を掛ける余裕も無かった

ロッドはバットから曲り
リールからラインがかなり出たが
沖の根の手前で
魚が止まった

ここぞと思い
ゆっくりリフトを使いラインを巻き始めると
ドラグが唸る

再びリーリングしては
ドラグが唸る
を繰り返した

パチン！

なんと
またしてもラインの高切れである
(ToT)

駆け寄ってくれたクウルくんとタコちゃんは
「ロッドめっちゃ曲がってましたよ。デカかったですね！」
「デカいタマンだったんじゃないですか？」
と口々に興奮した口調で残念がってくれた
そして
PE2号のメインラインはケバケバになっていた

その後
アタリがなくタコちゃんは仕事で帰り
私とクウルくんは場所を変えることにした

その場所では
私に小さなヒラスズキが掛かったのだが
足元で外れて
再びアタって釣れてきたのはフグだった

その後
ターチンとシュウくんが磯遊びに来て

再びポイント変えたら
マイコーくんが釣りの準備をしているところだった

そこてターチンとシュウくんは帰り
クウルくんとマイコーくんの3人で釣りをしていると

流石である

クウルくんが
さらりとヒラスズキを釣って
岩陰から現れた

今回の福江島釣行はここまでである

私は道具をかたずけ
イワテルくんに車を返し
クウルくんに空港まで送ってもらい
最終便で東京への帰路についた

今回も充実した福江島釣行だったが
大きな忘れ物をしてきたような釣行でもあった

また来年も必ず
福江島で乾杯を！

＜後日＞
ロッドのガイドを細かく見てみたら
やはり上から2番目のガイドに傷が入っていた

2回のラインブレイクは
完全に私のタックル整備ミスであった
釣りは反省の連続から次回への希望が生まれる
でも
正直くやしいな