プロフィール
遠征人語
千葉県
プロフィール詳細
カレンダー
検索
タグ
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:1
- 昨日のアクセス:33
- 総アクセス数:211293
QRコード
▼ ライブベイトにルアー惨敗
先日、2年ぶりくらいに八丈島へ遠征に行ってきた。
伊豆諸島遠征はよく行っているのだが八丈島は久々となる。
八丈島から遠ざかっていたのには理由があって、魚はいるのだが思いのほか渋くて攻略が難しいからだ。
地図を見れば分かるが、黒潮のど真ん中に位置する八丈島。
潮当たりは抜群だ。
なぜそんな離島なのに渋いのか。
それは釣り人の多さであると考えている。
八丈島はもともと人口が多く、釣りも盛ん。
特に堤防でその傾向が顕著で、ほぼ毎日数名の現地釣り人がいて、泳がせ釣りやルアー釣りをしている。
特に泳がせのエサに混じって自分のルアーに喰わせるには、自分の腕がまったく足りないのだ。
地磯もしかり。
地磯で泳がせている人は少ないが、それでも自分の釣りの腕では攻略できるほど甘くない。
やはりそこそこの頻度で人は入っているようで、カンパチなどルアーに追ってはくるものの、ルアー直前でUターン、というパターンを何度も経験し、思うように釣ることができない。
そんな経験があったから遠ざかっていたわけだが、自分もそこそこ釣りの経験も積んだし、もしかしたら攻略できるのでは、という気がしてきて今回行ってみることにした。
ーーーーーーーーーーーーー
フェリーに乗り八丈島への到着は朝の9時過ぎ。
レンタカーを借り、そのまま潮通しの良い堤防へ直行する。
まずは様子見に、一通りのルアーを投げてみる。
すると17センチのダイビングペンシルにバイト!
も、ルアーにお触りまで至らず。
オーバーゼアのスキッピングに変えると、その下をシイラが追ってきて、目の前でUターン。
シイラは、居れば簡単に喰ってくるイメージもあるが、やはり八丈島。
やっぱり素直に喰ってくれない。
数日前から釣れているそう。
新しい群れであればルアーにも反応は良いはず。
近くにルアーマンが居てどちらともなく話しかける。
タックルを見ると、おおっ。
ベイトリールだ。
そしてロッドはリップルフィッシャー。
只者ではない。
ということもあり、お話をしていくとびっくり。
私と同じく遠征組みで、しかも母島に何度も通っているという大物ハンター。
そして私の母島ログも読んでいただいている方であった。
それがきっかけで話が盛り上がり、勝手に押しかけるような感じで、その方にしばらく金魚の○んこのように、お供することにした。
その方は八丈島も精通していて、ルアーもするが、やはりルアーが渋いので泳がせもするとのこと。
もともと興味があったので、その方の泳がせ釣りのエサの獲り方から、仕掛け等、見させてもらった。
母島での大物体験のお話も面白く、結局自分の釣りは二の次で夕食までご一緒した。
(半分は自分の行きたいところに付き合わせてしまったような面もありつつ)
夕食後その方と別れ、温泉でひとっ風呂浴び、エギングをしてみる。
しかしこれも全くかすりもせずで初日は終了。
さて翌朝。
1泊の弾丸遠征なので、この朝マヅメの一発勝負だ。
昨日反応のあった防波堤に行く。
暗いうちからグローのジグなどを投げてみるが無反応。
夜が明けてくる。
地元のカゴや泳がせ師は、明るくなると続々とやってきて、重鎮達が堤防角の一等地に割り込み、2~3m間隔で人でいっぱいになる。
現地ルアーマンもやってくるが、控え目に潮当たりのちょっと外れた場所に並んでいくいつもの光景。
2年前と一緒(笑)
まあカリカリすることはない。
どうせルアーマンは例え良い場所をとっていても、結局は釣れるのはカゴ釣りや泳がせ釣りとなるのだ。
シイラが回っているのは分かっているので、トップを中心に攻める。
と、そこで予想に反し、泳がせでなく隣りのルアーマンがファーストヒット。
だが、シイラのジャンプ1発でフックアウト。
聞くと40gくらいの小さなジグ。
ん? そんなに小さいジグなんだ。
ちょっと驚き。
今までの八丈島の印象とだいぶ違う。
実は小さいベイトが多いことは分かっていた。
前日堤防でやっていた泳がせ師も、びっくりするくらい小さいサバっ子をつけていた。
でも前日の夕方、この場所でまあまあの良型ムロアジも釣れていて、ベイトは大小混合で居るはず。
昨日17cmのペンシルに出ているし、大きいルアーで問題ないと考えていた。
というころで、17cmのダイビングペンシルで継続。
すると程なくして自分のペンシルにすっ飛んでいく背びれが見えた。
その直後に ガボン! とバイト。
ルアーにアタックした感触が手に伝わったが残念ながらフッキングせず。
普通なら完全に乗るはずだが、魚も半信半疑であるということか。
その後、もう1チェイスあったがバイトに至らず。
完全に見切られてしまったようだ。
大きいルアーは駄目だったのかも。
その後、ルアーを小さめ中心に変更し、ジグやらミノーやらワインドやら、トップでのドッグウォークなど、いろいろ試すが出てくれない。
そうこうしているうちに、泳がせ師達にフィーバーが始まる。
泳がせている仕掛けに次々とシイラがかかり、5~6本はメーターオーバーのシイラがあがっただろうか。
そして極めつけは、下の写真。
突然堤防角のタモで掬えそうな足元で突如、表層のベイトに巨大魚が反応した模様でド派手に水面爆発。
とその直後に、丁度そこで泳がせていた人にヒット。
大型ヒラマサ。120cm以上はあっただろうか。
15キロくらいとのこと。
泳がせをしていた方は、ファーストランはてこずっていたようだが、流石はとても上手い方で、そんなに太仕掛けでないようであったが、うまくいなしてキャッチされていた。
流石のひとこと。
この怒涛の泳がせ釣りラッシュの間も含め、朝から5~6人居たルアーマンは誰もヒットさせられず。
ルアーマンは地元の人が大半で、直近の傾向や、ヒットパターンはある程度分かっているはず。
それなのに完全に泳がせに完敗。
ここまで差が出るのには愕然とするしか無かった。
その後も手持ちの小さめのルアーを中心に、極力泳がせのエサに近いようなレンジや動きをイメージしていろいろ工夫してみたが、一切反応なくタイムアップで遠征終了となった。
ーーーーーーーーーーーーー
ルアーでライブベイトに勝つのは難しいとしても、もう少しなんとかならなかったものかと、帰りの船で考え続けた。
朝、ルアーに反応してくれた最初の1発で、ドンピシャなルアーをチョイスしていなければならなかったのだろうか。
結局八丈島の苦手イメージは克服できず、むしろ返り討ちにあった感じ。
やれやれ。
遠征に行けば行くほど悔しい経験と課題が増えてゆく。
Android携帯からの投稿
伊豆諸島遠征はよく行っているのだが八丈島は久々となる。
八丈島から遠ざかっていたのには理由があって、魚はいるのだが思いのほか渋くて攻略が難しいからだ。
地図を見れば分かるが、黒潮のど真ん中に位置する八丈島。
潮当たりは抜群だ。
なぜそんな離島なのに渋いのか。
それは釣り人の多さであると考えている。
八丈島はもともと人口が多く、釣りも盛ん。
特に堤防でその傾向が顕著で、ほぼ毎日数名の現地釣り人がいて、泳がせ釣りやルアー釣りをしている。
特に泳がせのエサに混じって自分のルアーに喰わせるには、自分の腕がまったく足りないのだ。
地磯もしかり。
地磯で泳がせている人は少ないが、それでも自分の釣りの腕では攻略できるほど甘くない。
やはりそこそこの頻度で人は入っているようで、カンパチなどルアーに追ってはくるものの、ルアー直前でUターン、というパターンを何度も経験し、思うように釣ることができない。
そんな経験があったから遠ざかっていたわけだが、自分もそこそこ釣りの経験も積んだし、もしかしたら攻略できるのでは、という気がしてきて今回行ってみることにした。
ーーーーーーーーーーーーー
フェリーに乗り八丈島への到着は朝の9時過ぎ。
レンタカーを借り、そのまま潮通しの良い堤防へ直行する。
まずは様子見に、一通りのルアーを投げてみる。
すると17センチのダイビングペンシルにバイト!
も、ルアーにお触りまで至らず。
オーバーゼアのスキッピングに変えると、その下をシイラが追ってきて、目の前でUターン。
シイラは、居れば簡単に喰ってくるイメージもあるが、やはり八丈島。
やっぱり素直に喰ってくれない。
数日前から釣れているそう。
新しい群れであればルアーにも反応は良いはず。
近くにルアーマンが居てどちらともなく話しかける。
タックルを見ると、おおっ。
ベイトリールだ。
そしてロッドはリップルフィッシャー。
只者ではない。
ということもあり、お話をしていくとびっくり。
私と同じく遠征組みで、しかも母島に何度も通っているという大物ハンター。
そして私の母島ログも読んでいただいている方であった。
それがきっかけで話が盛り上がり、勝手に押しかけるような感じで、その方にしばらく金魚の○んこのように、お供することにした。
その方は八丈島も精通していて、ルアーもするが、やはりルアーが渋いので泳がせもするとのこと。
もともと興味があったので、その方の泳がせ釣りのエサの獲り方から、仕掛け等、見させてもらった。
母島での大物体験のお話も面白く、結局自分の釣りは二の次で夕食までご一緒した。
(半分は自分の行きたいところに付き合わせてしまったような面もありつつ)
夕食後その方と別れ、温泉でひとっ風呂浴び、エギングをしてみる。
しかしこれも全くかすりもせずで初日は終了。
さて翌朝。
1泊の弾丸遠征なので、この朝マヅメの一発勝負だ。
昨日反応のあった防波堤に行く。
暗いうちからグローのジグなどを投げてみるが無反応。
夜が明けてくる。
地元のカゴや泳がせ師は、明るくなると続々とやってきて、重鎮達が堤防角の一等地に割り込み、2~3m間隔で人でいっぱいになる。
現地ルアーマンもやってくるが、控え目に潮当たりのちょっと外れた場所に並んでいくいつもの光景。
2年前と一緒(笑)
まあカリカリすることはない。
どうせルアーマンは例え良い場所をとっていても、結局は釣れるのはカゴ釣りや泳がせ釣りとなるのだ。
シイラが回っているのは分かっているので、トップを中心に攻める。
と、そこで予想に反し、泳がせでなく隣りのルアーマンがファーストヒット。
だが、シイラのジャンプ1発でフックアウト。
聞くと40gくらいの小さなジグ。
ん? そんなに小さいジグなんだ。
ちょっと驚き。
今までの八丈島の印象とだいぶ違う。
実は小さいベイトが多いことは分かっていた。
前日堤防でやっていた泳がせ師も、びっくりするくらい小さいサバっ子をつけていた。
でも前日の夕方、この場所でまあまあの良型ムロアジも釣れていて、ベイトは大小混合で居るはず。
昨日17cmのペンシルに出ているし、大きいルアーで問題ないと考えていた。
というころで、17cmのダイビングペンシルで継続。
すると程なくして自分のペンシルにすっ飛んでいく背びれが見えた。
その直後に ガボン! とバイト。
ルアーにアタックした感触が手に伝わったが残念ながらフッキングせず。
普通なら完全に乗るはずだが、魚も半信半疑であるということか。
その後、もう1チェイスあったがバイトに至らず。
完全に見切られてしまったようだ。
大きいルアーは駄目だったのかも。
その後、ルアーを小さめ中心に変更し、ジグやらミノーやらワインドやら、トップでのドッグウォークなど、いろいろ試すが出てくれない。
そうこうしているうちに、泳がせ師達にフィーバーが始まる。
泳がせている仕掛けに次々とシイラがかかり、5~6本はメーターオーバーのシイラがあがっただろうか。
そして極めつけは、下の写真。
突然堤防角のタモで掬えそうな足元で突如、表層のベイトに巨大魚が反応した模様でド派手に水面爆発。
とその直後に、丁度そこで泳がせていた人にヒット。
大型ヒラマサ。120cm以上はあっただろうか。
15キロくらいとのこと。
泳がせをしていた方は、ファーストランはてこずっていたようだが、流石はとても上手い方で、そんなに太仕掛けでないようであったが、うまくいなしてキャッチされていた。
流石のひとこと。
この怒涛の泳がせ釣りラッシュの間も含め、朝から5~6人居たルアーマンは誰もヒットさせられず。
ルアーマンは地元の人が大半で、直近の傾向や、ヒットパターンはある程度分かっているはず。
それなのに完全に泳がせに完敗。
ここまで差が出るのには愕然とするしか無かった。
その後も手持ちの小さめのルアーを中心に、極力泳がせのエサに近いようなレンジや動きをイメージしていろいろ工夫してみたが、一切反応なくタイムアップで遠征終了となった。
ーーーーーーーーーーーーー
ルアーでライブベイトに勝つのは難しいとしても、もう少しなんとかならなかったものかと、帰りの船で考え続けた。
朝、ルアーに反応してくれた最初の1発で、ドンピシャなルアーをチョイスしていなければならなかったのだろうか。
結局八丈島の苦手イメージは克服できず、むしろ返り討ちにあった感じ。
やれやれ。
遠征に行けば行くほど悔しい経験と課題が増えてゆく。
Android携帯からの投稿
- 2017年6月5日
- コメント(6)
コメントを見る
遠征人語さんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- 37th 形のない答えを探して終…
- 3 日前
- pleasureさん
- 釣りのためのデータサイエンス…
- 5 日前
- BlueTrainさん
- ヤリエ:グリーブと万博
- 12 日前
- ichi-goさん
- 乗っ込み戦線異状アリ
- 17 日前
- rattleheadさん
- 私のシーバス(?)ロッドの偏…
- 27 日前
- ねこヒゲさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 某運河 ★ まずまずの展開
- デューク
-
- 鳴門 磯マル釣行❗ ん~ん納得
- グース
最新のコメント