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山田 大輔

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4月河川放浪記~中巻


上巻はこちら。





花散らしの雨。


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再び降ってしまった雨。
夜間に降った、まとまった雨。




水面に流れる桜吹雪は、風流ではあるが、
悩ましいのは、この水の濁り。
写真で見るより土茶濁りです。



漬かる自分の足が完全に見えない。

恐らく視界10cm 程。



濁りもそうなのだが、
水を舐めてみると、明らかにおかしい。
苦味と、ピリッとした刺激が有る。


再び田圃からの水が入った様だ。



濁りだけならば何とかなるのだが、
この水では、本当にお手上げ。


当然、ルアーにアタックしてくるターゲットは皆無の状態になる。


しかし、面白いのはハクらしきマイクロベイトや、イナッコはまばらに居る。


しかし、肝心なシーバスが居ない。
居なくは無いのかも知れないが、
下げでのノーバイトは続いてしまう。


それでも、1投するために
毎日河面に漬かる。



「やはり、下げでは無理か」



釣れない確認を終えて、
再び深夜の上げを撃ちに、河川にもどる。




しかし、雨水が流入している時は、
上げのジアイでも川の水は海へと流れてしまう。


「あちゃー。。。」


小一時間撃つが、やはりダメだ。



こんな日々が何日も続く。






気温も次第に高くなり、
足から伝わる水温は随分と暖かくなった。


しかし、この農薬混じりの水は、
敏感にシーバスを遠ざける様だ。






水が悪い時に狙っていきたい事は、
この水の影響の無いエリアに行く。
後は、外の水が入ってくるエリアやタイミングを攻めるしか無いようだ。

河川で難しいのは、
降った雨の水量と、その日のタイドの状況だ。


上げの干満さが少い日では、
やはり上げの流れは出ない。


できる事ならば、
上げの流れでも、「スーッ」っと
綺麗な潮目が出るような状況が好ましい。

この様な時は当然良い上げの流れが出ている。

流れの強さと言うのも、
そのポイントによって一番強いタイミングが有る。


地形の影響がその差を産むのだが、
河口からどのくらいか。
この潮では何処まで海水が上がってくるか

と、言うリサーチも釣りの大切な1つ。




上げを撃つ時に私が一番嫌いな流れは、

下げているが、ジワジワ潮位が上げてくる
様な日。
なかなか難しい。
それに、精神的にやられてしまう。



雨後1週間もすれば、雨水の影響も薄れて来るのだろうが。。。

落ち着くまで釣りに行かないのも1つの方々だが、
私には出来ない相談である。





雨後から4日目。

大潮の上げ。



ポイントに入る。

すると、
海水が、濁った川の水を押し上げ、
綺麗な水が程よい流れを作っている。



チャンス到来





とは言っても、干満さ2mにも満たない。しかも大きく引くのは日中の潮に変わり始めてきたこの季節。
夜間には、そんなに強烈な流れは出ない。

そして、とても不安定。
恐らく15~30 分程の短いタイミングだろう。
潮位が変われば、再び同じ流れは出ない。





それでも、これは「大きな変化」


劇的ではない。
むしろ、日常生活の視野から見れば、
見過ごしてしまうかもしれない程の小さな変化。
しかし、昨日と違う「小さな変化」とは、
水中では確実に「大きな影響」を与えているハズである。




水が良い。舐めると塩分濃度が高い。


タイミングも今しかない。



狙うポイントは、水深1m程の水深が一気に立ち上がって、40cm 程まで浅くなっているブレイク。

ソコにこの流れが当たっている。



しかし、緩い流れでは、
下げ以上にレンジセレクトがシビアになってくる。


シーバスも、自分の定位置から
大きく動いてまで補食したがらない。

ピンに対して何投もしてレンジを探れば
場荒れしてしまう。




こんな時は、一気にBLoooWIN! 80S から行く。


クロスに入れて、ダウンに流していく
得意の
「気絶ドリフト」



ラインのテンションを張らず緩めず、
ルアーの重さだけを感じるテンション。


ルアーをリーリングで動かしに行かず、
ラインに(リーダー)引いてもらう感覚。


BLoooWIN! 80S は、潜行深度1m 程。
シンキングなので、コントロール次第ではもっと深いレンジも探れる。


しかし、このルアーの強い所は、
流して使った場合、
シンキングミノーのわりに、一定レンジに長く留まってくれる事だ。


ライトウェイト、低沈下の性能が、
ラインに引かれた時、沈下をブレーキしてくれる様だ。

基本設計がシッカリと出来ているルアーでないと、こう上手くは行かないだろう。




狙いたい深度までは、ウェイトを戻さずカウントダウンする。

この時は3秒程沈めて、中層からボトムに向かってユックリと流し込むイメージ。



このメゾットでは、狙いのレンジに
シーバスが居れば「一撃」で出る。
これは、自信がある。

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緊張のファーストキャスト。




ラインの「弧」を調整しながら
BLoooWIN! 80S を、ジリジリと流し込んでいく。


「ガッ!ガン!」




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BlueBlue BLoooWIN! 80S
シルクイワシ




( ̄(エ) ̄)y-゚゚゚
カイカン。


一撃の快感。


やはり、良い水にはシーバスが入っている。


狙って待ちに待ったタイミングと水、
そして流れ。
それに合わせたルアーセレクト。



70cm チョットだろうか。
しかし、
もう帰っても良いくらいの達成感だ。






良い水に居て、流れを利用して補食する。


シーバスにしても考えてる事は
結局そうゆう事なのだ。


特に近くに干潟等の水の良いエリアが有るポイントでは、
悪い水にワザワザ河川に突っ込んでくる事は、無いらしい。





この時期難しいのは、そのタイミングがいつ訪れるのか?

と、言う事なのだろう。




もう少し撃ってみる。


「チュゴーン!!」




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BlueBlue Narage 65
マットピンク(イベント限定カラー)


やはり、こいつが居た!
(何故シーバスよりドや顔なのかは、本人も不明)


鯉の有る所、シーバス有り❗


まあ、5kg超えと言った感じ。

最近とても楽しいターゲット。



どんどんサイズアップを狙っていきたい。

(おいおい。)(ーー;)







~次回は4月河川攻略のクライマックス?

下巻へ続く。


下巻は、こちら。


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BLoooWIN! 80S



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