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▼ キックビート70/15g 実釣を通じてのインプレッション ~その1
- ジャンル:釣り具インプレ
- (KICKBEAT70 15g)
生憎の用事にて、土日に関しては釣りは出来なかったのですが、サンプル到着後、2日ほど釣りに行き、幸いにも、小さいながらも二本の魚を釣ることが出来ました。
少ないながら実戦を経たことで分かってきたことを、今回より数回に分けて、KICKBEAT70/15gの実釣におけるインプレッションとして、まとめていきたいと思います。
ちなみにですが、土曜夜は大学関連の集まりというかパーティーというか…
参加して参りました。

煌々と光るベイブリッジの照明等々、横浜の美しい夜景を眺めながらの会食…だなんて、何とも自分に似つかわしくない催し物へ参加してきた訳ですが、ドドーンとテーブルに置かれた、この一品(一本)
ゲ…

まぁ、何と言うか、鱸の蒸し焼きという料理なのですが、テーブルに置かれた70cmを越える丸ごとの一本は、圧巻の一言
率直な感想としては、早いとこ、このサイズを釣りたいなぁ、と… 笑
普段、湾奥のプーンと香る魚達を見ていると「鱸」というと食べるに若干の抵抗がありますが、料理自体は、美味しかったです。
…
さて、早速に冒頭から脱線してしまいましたが、今回はKICKBEAT70/15g の特徴の1つ、そのアクションの質について、取り上げたいと思います。
さて、このアクション、一言で言うならば
捉えながらも受け流す…絶妙なる水流コントロール
です。
KICKBEAT70/15gの形状を見た場合に、水を受けるヘッドの形に関しては、エッジの切り立ったシャープなヘッド形状で、これは前述のログにも記載した通り、水を受け流しながらヒラヒラとタイトなローリングアクションを起こすものになります。
参考までに http://www.fimosw.com/u/d766219/efamdkvm5pydux
で、この形状、代表的な例が、レンジバイブ70でしょう。
敢えてこの場で語らずとも、その実力の根底となる『あのアクション』については、皆さん、お分かりの通りかと思います。
KICKBEAT70/15gに関しては、アクションの基本はこれと同様、水を受け流しながらのタイトローリングになるのですが、アイの位置関係に加えて、ヘッドのフラットな面が少しだけ広めに取られていることにより、水を適度に捕まえて、激しくテイルを振るアクションがプラスされています。
少しの差ですが、比較してみて下さい↓↓

また、後方の特徴的な上下のヒレの影響で、上記、テイルスイングアクションを起こす際には激しく水をかき回します。

このアクション、一見激しい動きに見えるのですが、実際のところは水を適度に逃がしているので、超高速で引いた場合でも引き重りしすぎることはなく、非常にうまくバランスを取っているのが印象的でした。
逆に言い換えるならば、高速リトリーブに対応したタイトローリングでありながら、テイルスイングアクションがプラスされていることで、スローなリトリーブでも最低限の挙動をアングラー側に伝えることが出来るということになります。
先日のログをご覧になられている方はお分かりの通り、私が釣りを行ったのは厳寒期の湾奥、緩い流れの中で捕食を行う、所謂「アミ着き」の魚に対して如何にして口を使ってもらうか、という実に渋い展開でした。
(本音で言えば、真昼間にグリグリ巻いて、ドカーンとやりたいのですが、こればかりはチャリンコしか移動手段の無い自分にとってはどうしようもありません w )
このアミ付きの魚を釣る上での、基本であり奥義となるのが「補食の定点への入魂のU字ターン」なのですが、この釣りのプロセスを考えた場合には以下の通りになります。
①各種ルアーを使い魚が補食するであろう、点を見つける
(今回はやり尽くした場所なので、釣る前から大方想像が着いており、「見つけた」訳ではありません)
②流れを計算しつつ、その点に流し込めるような角度を考えて、ルアーをややアップにキャスト
③最低限のルアーの挙動を感じられるようにリトリーブしながら、レンジを調整しつつ、アップから流し込む
④その点まで流し込んで、ターン
⑤ダウンになったら、回収
①、②に関しては、経験がベースになりますが、問題は③、④で、これの精度は、ある程度ルアーの性能に依存しています。
特にバイブレーションに関しては、リトリーブが早ければ浮き上がり、遅ければドンドン沈む、レンジキープという概念は存在しません。
よって、ルアーを定点に送り込むこの釣りにおいては
③の流し込んでいく際にはルアーがどの程度水を噛んで沈んでいっているのかをアングラー側が感じ取りながら、④において、ターンしてルアーの向きが変わっていく様子をキチンと想像出来ることが、正確なピンポイントの釣りを支える要因となるのです。
本来であれば、夏の最盛期等で、巻いて釣って…という場面を想定しての強波動アクションなのでしょうけれども、副次的ではありますが、こんな効果もあるのです。
発売されるのは3月なので、アミ以外のベイトも増えてくる時期ではありますが、活性の低い魚においてコレは年間を通じて、常に共通の課題になります。
バイブレーションとはグリグリ巻いてガツンと一発!といったサーチベイト的な使用法のイメージが強いかと思いますが、それだけが全てではないことを、この機会にご理解頂ければ幸いです。
…
さて、次回のインプレッションについては、このルアーの速度域と釣れるアクションについての関係性について書いてみたいと思います。
どうぞ、お楽しみに!
★niyake

LONGIN HP: http://longin.jp/top.html

KICKBEAT70、15g Coming Soon…
少ないながら実戦を経たことで分かってきたことを、今回より数回に分けて、KICKBEAT70/15gの実釣におけるインプレッションとして、まとめていきたいと思います。
ちなみにですが、土曜夜は大学関連の集まりというかパーティーというか…
参加して参りました。

煌々と光るベイブリッジの照明等々、横浜の美しい夜景を眺めながらの会食…だなんて、何とも自分に似つかわしくない催し物へ参加してきた訳ですが、ドドーンとテーブルに置かれた、この一品(一本)
ゲ…

まぁ、何と言うか、鱸の蒸し焼きという料理なのですが、テーブルに置かれた70cmを越える丸ごとの一本は、圧巻の一言
率直な感想としては、早いとこ、このサイズを釣りたいなぁ、と… 笑
普段、湾奥のプーンと香る魚達を見ていると「鱸」というと食べるに若干の抵抗がありますが、料理自体は、美味しかったです。
…
さて、早速に冒頭から脱線してしまいましたが、今回はKICKBEAT70/15g の特徴の1つ、そのアクションの質について、取り上げたいと思います。
さて、このアクション、一言で言うならば
捉えながらも受け流す…絶妙なる水流コントロール
です。
KICKBEAT70/15gの形状を見た場合に、水を受けるヘッドの形に関しては、エッジの切り立ったシャープなヘッド形状で、これは前述のログにも記載した通り、水を受け流しながらヒラヒラとタイトなローリングアクションを起こすものになります。
参考までに http://www.fimosw.com/u/d766219/efamdkvm5pydux
で、この形状、代表的な例が、レンジバイブ70でしょう。
敢えてこの場で語らずとも、その実力の根底となる『あのアクション』については、皆さん、お分かりの通りかと思います。
KICKBEAT70/15gに関しては、アクションの基本はこれと同様、水を受け流しながらのタイトローリングになるのですが、アイの位置関係に加えて、ヘッドのフラットな面が少しだけ広めに取られていることにより、水を適度に捕まえて、激しくテイルを振るアクションがプラスされています。
少しの差ですが、比較してみて下さい↓↓

また、後方の特徴的な上下のヒレの影響で、上記、テイルスイングアクションを起こす際には激しく水をかき回します。

このアクション、一見激しい動きに見えるのですが、実際のところは水を適度に逃がしているので、超高速で引いた場合でも引き重りしすぎることはなく、非常にうまくバランスを取っているのが印象的でした。
逆に言い換えるならば、高速リトリーブに対応したタイトローリングでありながら、テイルスイングアクションがプラスされていることで、スローなリトリーブでも最低限の挙動をアングラー側に伝えることが出来るということになります。
先日のログをご覧になられている方はお分かりの通り、私が釣りを行ったのは厳寒期の湾奥、緩い流れの中で捕食を行う、所謂「アミ着き」の魚に対して如何にして口を使ってもらうか、という実に渋い展開でした。
(本音で言えば、真昼間にグリグリ巻いて、ドカーンとやりたいのですが、こればかりはチャリンコしか移動手段の無い自分にとってはどうしようもありません w )
このアミ付きの魚を釣る上での、基本であり奥義となるのが「補食の定点への入魂のU字ターン」なのですが、この釣りのプロセスを考えた場合には以下の通りになります。
①各種ルアーを使い魚が補食するであろう、点を見つける
(今回はやり尽くした場所なので、釣る前から大方想像が着いており、「見つけた」訳ではありません)
②流れを計算しつつ、その点に流し込めるような角度を考えて、ルアーをややアップにキャスト
③最低限のルアーの挙動を感じられるようにリトリーブしながら、レンジを調整しつつ、アップから流し込む
④その点まで流し込んで、ターン
⑤ダウンになったら、回収
①、②に関しては、経験がベースになりますが、問題は③、④で、これの精度は、ある程度ルアーの性能に依存しています。
特にバイブレーションに関しては、リトリーブが早ければ浮き上がり、遅ければドンドン沈む、レンジキープという概念は存在しません。
よって、ルアーを定点に送り込むこの釣りにおいては
③の流し込んでいく際にはルアーがどの程度水を噛んで沈んでいっているのかをアングラー側が感じ取りながら、④において、ターンしてルアーの向きが変わっていく様子をキチンと想像出来ることが、正確なピンポイントの釣りを支える要因となるのです。
本来であれば、夏の最盛期等で、巻いて釣って…という場面を想定しての強波動アクションなのでしょうけれども、副次的ではありますが、こんな効果もあるのです。
発売されるのは3月なので、アミ以外のベイトも増えてくる時期ではありますが、活性の低い魚においてコレは年間を通じて、常に共通の課題になります。
バイブレーションとはグリグリ巻いてガツンと一発!といったサーチベイト的な使用法のイメージが強いかと思いますが、それだけが全てではないことを、この機会にご理解頂ければ幸いです。
…
さて、次回のインプレッションについては、このルアーの速度域と釣れるアクションについての関係性について書いてみたいと思います。
どうぞ、お楽しみに!
★niyake

LONGIN HP: http://longin.jp/top.html

KICKBEAT70、15g Coming Soon…
- 2012年3月5日
- コメント(16)
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そういえば横浜の山下公園で夜な夜な調理師服の中国人がルアーでスズキを釣り上げて、それを車に乗せて運び去っている、という都市伝説が・・・w
KB15gのジャークはどうなんでしょう?
レンジバイブってモンキーやミニエントなどダートバイブの元みたいなものという使い方もしていた(らしい)という話を聞いたことがありますが。。。
あと関係ないですがワイドスラローム系のバイブレーションってないもんですかね~。
長月