fimoフックを磯ヒラで検証

皆さん、こん(*^-゜)vばん(*^0゜)vよう~v(≧∇≦)v~♪

今回は、fimoから頂いた話題のfimoフックについての検証記事です。

随分前に頂いていたのですが・・・
”磯ヒラでお願いします!”との事でしたので・・・
なかなか時化ない日が続き、やっと先日!時化て釣行に行けたので記事が完成しました。

他の方もインプレされてるので、そちらも参考にして頂ければいいかと思います。
http://www.fimosw.com/shop/products/detail.php?product_id=201

長くなりますが、他の方と被らない程度にインプレしたいと思います。

#6と#4の2種類だけ頂きましたので、まずは見た目のチェック!
パケージはこんな感じ。

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価格の割に10本入りというのが目を引きます。
単純計算でも1本当たりの単価は確実に安い!

fimoに価格が安い訳を聞いたところ・・・
日本制の原料を中国に輸出し生産しているからだそうです。

そこで行きつけにの釣具店に入れてもらうように頼んでみましたが・・・
定価販売でも利益はほとんどないので、値引きは出来ないかもしれないと・・・(^▽^;)
注文はしてありますが、まだ現時点でも入庫していないようなので入庫したらまたご紹介します。

比較対象として、カルティバST-46、がまかつSP-MHの一般的なフックと比べてみました。

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似たような形をしていますが、表面処理でどのフックなのかすぐに分かります。

#4は、ほぼ同じ形ですが、#6に関してはfimoが若干ワイドになってます。(左がSP-MH、右がfimo)

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針先は指先で引っ掻いてみてもSP-MHとfimoは同等の引っかかり具合。いかにも刺さりはよさそう。

磯ヒラで使用するに至って、私が特に重要視しているのがフッキングの刺さりの良さと、強度。
もちろん耐久性もあればあるほど◎

なので自分なりに強度テストをしてみました。
磯ヒラは厳しい気象条件下でのファイトを要するので、自分のタックルがどこまで無理がきくのか!?
ファイトスタイルに大きく影響する部分なので、しっかりとフックの性能を確認しておく必要があります。

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スプリットリングにフックを繋ぎ、針先に重量計とリーダーを結び引っ張り、どの程度の力で元の形に戻らなくなるのか?というシンプルな方法です。
ちなみに個体差もありますし、あくまでも目安としてご覧ください。

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#6ではやっぱりというか一番弱いのはST-46。
#4ではST-46とfimoは、ほぼ同程度!?ちょっと意外でした。
まあ、あくまでも憶測ですけど(;^ω^)
SP-MHは、今まで磯ヒラにはずっと使ってきたので、さすがに強い!
しかし・・・実験中どこまでイケるのか?引っ張り続けていると10kgをちょっと超えたあたりで破断!
まさに”諸刃の剣”でした(^▽^;)
青物でよく折れるわけです。

つまりfimoフックでやるなら、ST-46よりすこし無理がきく程度でファイトすればいいのか!?
なにはなくとも実釣で検証するしかありません。

やっと行けた磯ヒラではありますが・・・
すでに時期的にハイシーズンは終わってしまってアングラーもゼロ(笑)
サラシも普段とはちょっと足りない感じで、十分とは言えませんが、このさい贅沢は言えない。

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青物のヒットも想定して、まんま青物プラッギングで使っているタックルで挑む。
違うのはドラグの設定がヒラスズキにしているだけ。

ルアーはフックの耐久性も確かめたいのでハウンドの、そつないカラーでイワシカラーを選択し、その1本を使用し続ける。

青物ロッドなので、ディップの硬さを補うため、ロッドの握り手を”ふんわりグリップ”でフッキング率をアップ。
ファイトはST-46よりは少し強気で勝負!

まずは1本目。
可愛いサイズのヒラスズキ(;^ω^)

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さすがにこのサイズではフックが曲がるはずもない。

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続いて2本目。
やっぱりハイシーズンは終了!?

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余裕で抜きあげられるサイズ(^▽^;)

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さらに磯をランガンをし続ける事4~5km!?
いかにも出そうなシモリのポイントに到達。
このままじゃ検証にならない・・・
せめて60UPくらいは釣らないと・・・

と、気合い入れて1投目!
コツン!とショートバイト!
(ー'`ー;)ムムッ!居る!

2投目!
もう少しきわどくルアーをトレースすると・・・
またコツン!とショートバイト!
やっぱ居る!またチビッ子かいな?

3投目!
限界ギリギリまで寄せてトレース・・・
ゴツンッ!
ィョッシャ━( p`д´)q━!!乗った!クリーンヒット!

しかも!サラシの中から、豪快にエラ洗いしに出てきた顔がデカい!
60UPどころじゃない!

寄せるには寄せたが・・・取り込みがキツイ・・・
なかなかとり込めず・・・
ポロッと・・・

バラしやしません!
フロントフックが外れフッキングが1本に!
テンションを抜きすぎないように少し送り込み、反転したところで再度フッキングしなおし無事に成功!

そしたら・・・
またフロントフックが外れた(^▽^;)
今度も無事にフッキングし直し成功(〃´o`)=3 フゥ

ドラグを締め大波に乗せて、やっとこさ足場のいいとこにランディング成功(^_^)v
良かった~これバラしてたら眠れないところでした(笑)

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なんと!歴戦を生き抜いてきた貫禄を漂わせる堂々のランカーヒラスズキ!

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そしてフックは・・・フロントフックは2本折れて、残る1本でフッキングし、センターフックは正常でしたが、リヤフックも1本曲がってました。
フロントフックは”外れた”のではなく”折れた”ようです。
実験では折れませんでしたが、ある程度の限界を超えると折れるようです。
ただ、たぶんSP-MHでも折れてた可能性はあります。(画像が分かり難くてすみません)

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フッキングポイントがあちこち変わってしまっても無事に捕れてホントによかったと胸をなでおろす。
ナイスファイトをさせてくれたランカーに敬意を表し、しっかりと蘇生し名残惜しくもリリース。

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フロントフックはさすがにダメなので、無事なセンターフックをフロントに、フッキング率が高いセンターに新品を付けて、リヤフックは曲がりをプライヤーで直して釣行を続ける。

が!その後は出ませんでした。(^▽^;)

そしてその3日後のフックの状態は・・・

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私は几帳面なO型ですので、普段から水洗いし乾燥してます。
ST-46であれば絶対あちこちに錆が出ています。
SP-MHであればそれなりに黒ずんでいるはず。
fimoは・・・若干色がくすんだ?程度と、プライヤーで挟んで傷が入った部分に気持ち程度のサビ?的な変色があるのみ!
このフック、評判通り驚異的に錆に強いようです。

あと気になったのは針先が少し丸くなった感があり、指先の引っかかり感が新品とは少しマイルドになりました。(;^ω^)
まあ、十分にフッキングするレベルではあります。

釣行後の総評をすると、強度的にはSP-MHほどではないですが、磯ヒラでも十分に使えると思います。
フッキングも良かったし、強度もST-46よりは安心できました。

今回はサイズもウェイトもありランディングも強引だった為、折れてしまいましたが、他のメーカーでも無事では済まなかったと思います。

青物が来たら・・・少々不安ですが、無理なくファイト出来るポイントであれば捕れないことはないです。

その他、ST-46でも十分なターゲットであれば、性能的にも価格的にもコストパフォーマンスに優れていてお勧めです。

なによりもサビにとにかく強い!
釣行後にルアー洗うのが面倒臭い!
そんな、アングラーにはもってこいのフックです。
(師匠のヤンキープードルさんとか(笑))

まだ磯ヒラ1回しか行けてないので、これからも使用して何か気付いた事があればアップしてみたいと思います。
最後まで長々と(*′□`)ゞ:・゚☆ありがとぉ♪ございました。

《タックルデータ》
【ロッド】テイルウォーク:マンビカ106MH
【リール】ダイワ:12キャタリナ3500
【ライン】シマノ:パワープロZ 2.0号
【メインリーダー】ダイワ:ソルティガリーダーTypeF 50lb
【サブリーダー】クレハ:シーガーFXR船8号
【ヒットルアー】アイマ:ハウンド125Fグライド

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