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J・P・サルトルに学ぶ、サーフヒラメの実存主義。

  • ジャンル:日記/一般
今日は久々に朝まずめ。

自分は朝まずめに本当に釣りに行かない。


着いてみると、浅いサーフにうねりが入って流れが速い。

数投した感じ、こんなに浅いならいるならもう出てるだろ、という判断で移動。

浅い所では不要に粘らないのが吉。

これはヒロ内藤さんのバス釣り理論なんだけど、浅い所にいるヒラメは食わせるより引っかけた方が早いくらい。

釣れなきゃ居ない。

クロロフィルを毎日入念に見ていてイワシが居るならここら辺だろ、という場所があるのでそちらに向かうと案の定鳥山が少しだけ出ていた。



こんな感じでも座布団が出る時は出る。


前回の教訓で、「メタルジグを巻いて失敗した」ので今回はジョルティ30gを中心に投げていくことに。

自分の経験だとメタルジグは一番食ってこないルアーだけど、距離が稼げるので使いこなせれば万能、ワームは居れば食ってくるルアー、という感じ。

シンペンは最近あまり使っていないけど、自分は一番得意。

流れが速いのでヨブよりも白波が立つ瀬の上に投げると着水と同時にバイト。

なんかシーバスっぽい。



ギリギリ40cmのヒラメ。


その後は2時間投げるもアタリ無し。

荒れていると大体は朝まずめしか出ないことも多い。

イワシさえいれば荒れていても昼でも夜でも釣れるんだけど。


そこがヒラメのベイトがイワシだけだ、と言い切れる理由にもなっている。



最近ハゼ釣りをやっていて、これがかなり難しい。

釣りのレベルだけでいうと、サーフヒラメの10倍くらい難しいのだ。

ヒラメは居る場所さえ分かれば、ハッキリ言って誰でも釣れる。

自分の行ったポイントでハゼで数を釣るのはかなり難しい。

一本針で竿を持ってやるんだけど、アタリが一回あったら一瞬で餌を取られる。

これを集中して3時間もやるとすごく面白い。

サーフヒラメの面白さは「どんな状況に自分がいるか」というところだろう。

今日みたいな状況では荒れていて中々竿を出す気にもならない。


そういう時は、「荒れている状況の中で釣った自分」を想像する。

結果から考えてその過程を補完するのだ。


この考え方は「実存主義」と呼ばれる考え方にヒントを得ている。



最近読んでる難しいジャン・ポール・サルトルの嘔吐。

サルトルは、最後の哲学者、っていうイメージ。

実存主義に至ると、自分の結末である死というものから考えて今あるべき自分になるべく行動する、らしい。

それも釣りに取り入れて、釣れ無さそう、ではなく、釣れた未来の自分を考え、それになるべき自分のために行動していくようになるのだ。

それがサーフヒラメの実存主義。

まぁ実存主義ではないので、半実存、と言う感じなのだけど実はこの考えが今一番世の中で成功している考えなのかもしれない。

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