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ガチペン160開発の記録

BlueBlueオフショア開発担当の吉澤です。


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開発スタートから2年半が経過したダイビングペンシルGACHIPEN160(ガチペン160)の開発が完了しました。

まずは仕様と特徴を説明させて頂きます。

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GACHIPEN(ガチペン)160 


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全9色 希望小売価格3,200円(税別)

仕様
[全長]160mm
[重さ]53g
[推奨フック]
オーナー/カルティバSTX-58 #2/0
スタジオオーシャンマークOceanTWIN BBS88-3/0-05
[推奨リング] #8

特徴
▶アンダーハンドキャストでも安定した飛距離!
▶開いた口がたっぷり空気をまとって水中にダイブ!
▶遊動式のウェイトにより、不規則なS字軌道でダイブ!
▶遊動ウェイトによるガタゴトサウンドで魚を狂わせる。
▶安心の貫通ワイヤー採用


基本は先にリリースしているガチペン200の特徴を踏襲していますが160ならでは開発ストーリーがあります。

そこで!
開発スタートからガチペン160の変化の歴史を振り返ってみたいと思います。


2016年春
開発スタートは昨年発売した200mmサイズの開発から少し送れてのスタートでした。


魚の写真があるのは2016年夏頃からです。


正直、初期サンプルのダイビングの性能はまだダメダメでした。

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ただし、ドックウォーキングの性能は優れており、シイラで遊ぶのに楽しいプラグといったところでした。

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これは200かな??200の初期サンプルと同じこの形状で開発はスタートしました。


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長崎のテスター横山ゆうすけカロリー男爵がロックショアから青物をキャッチ。


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色々なウエイトバランスを試していましたが方向性がイマイチ固まりきっておらず先にガチペン200を先に仕上げるという事で晩秋までガチペン160には触らない時間が生まれました。


カロリー男爵は器用に魚を釣ってくれましたが、ダメなものはダメ。。 


それでも水に入らないという逆にダイビングしにくい理由が掴めたのが後々生きてくるようになるとはこの頃なにも思ってもおりませんでした。





2016年晩秋

ガチペン200の方向性が固まった所で160の開発が再始動しデザインを一新しました。


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デザイン一新と同時にホームグラウンドの南房布良沖にてヒラマサをキャッチ。

現行のガチペン200に近づけた形にすることで誘い出しでヒラマサが顔を出してくれるようになってきました。



2017年春シーズン


ガチペン200のウエイト調整と並行して160のテストをしていました。

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七里が曽根でガチペン160にアタックしてきたヒラマサ。

普段リリースする事の多いヒラマサですがコイツはまん丸で凄い脂が乗っていそうだったのでキープ。


今まで食べたヒラマサの中でも群を抜いて旨かったのが印象に残っている個体でした。(ヒラマサの身質、味で寒ブリ並の脂の乗り具合。刺身にすると醤油を弾くような身でした。)



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フックはトレブルフックをメインに調整をしておりますが、オーシャンツインとの相性も検証していました。
フックセッティングについては後ほど詳しく説明させて頂きます。



2017年初夏

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8thサンプル

外房でもヒラマサキャッチ。

魚は安定的に出せるようになってきましたが、まだ何か足りない。

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魚が釣れるようになって、ハイそこで終わり!っという訳ではなく、ここからが本当の戦いです。

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ガチペン160は首都圏に隣接する激戦区、南房・外房の乗合船で釣り勝つ事が出来るアイテムに仕上げる事が1つのゴールです。



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飛距離、アクション、使い勝手、それらをトータルしての釣獲能力。

様々な面でライバルに勝たないと今更ダイビングペンシルを出した所ですぐにタックルボックスの奥底に眠ってしまうルアーになってしまうでしょう。

何よりも私達はもっと、もっと魚を釣りたい。
だからこそ釣れる、そして楽しいアイテムを作っていくのです。




2017年秋


迷走。。。

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ルアーがどうのこうのというよりはダイビングペンシルの引き方について今更ながら自分自身の引き出しの少なさに頭を抱えていた時期でした。 1つの原因として、春夏シーズンにドッグウォークで魚が良く出た事からどうもそのアクションを引きずってしまっていたのが原因でした。


でも、スマは美味しかったです(笑)


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自分に足りない経験値を埋めるようひたすら投げ込んだ秋。
今思えば色々と付き合ってくれていた船長にはホントに感謝です。



2017年冬

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9thサンプル
ウエイト配置違いをいれたら既に数十サンプル目

この日は夕方から東京で忘年会がある日でしたが、その前に時間が空いていたため、午前船だけと決めて外房に出かけました。

この時期に外房に通っている人は想像できると思いますが、鰯トルネードについた食わせるのに少しクセのあるヒラマサをガチペン160でキャッチ!!

これだ!!

っと、思うアクションに磨きが掛かってきました。



2018年春

年が明けてフィシングショーが続きなかなかテストに出かけられない時間が続いての10thサンプルテストを開始。

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外房の乗合船で必須事項となるアンダーハンドキャストで飛距離を安定させるためにフォルムを再構築しました。

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南房布良沖で一足早く春マサをキャッチ

釣れるアクションと飛距離の両立が見えて来た所でテスターテストも合わせて再スタート

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早速、山口県の田尾裕喜テスターが良型のヒラマサをキャッチ!

飛距離には自信を持っていたのですが、何も言わずに渡したところ『コレ、すごい飛びます。PE5号でも問題なく飛ばせます。』とのこと。

また、フックセッティングについて話を聞いた所、私が想像していたものよりもワンランク強いのを使っていたとの事。

これはまだウエイトセッティングに改善の余地があるなという事で、釣果以外にも大きな収穫がありました。


人に使ってもらうことで自分には見えていない視点を手に入れることができました。



そしてすぐにこの人からも釣果報告がきました。

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長崎の横山カロリーゆうすけ男爵
実釣ログはコチラ

オフショアだけでなく、ロックショアからの釣果報告です。

ガチペン160は初速のブレやすいアンダーハンドキャストにおいても飛距離の安定性を追求していった結果、多少の横風や向かい風ならば勝負可能な飛距離を保持しております。

これは釣り場の限られるロックショアからの釣りや風向きと潮の流れが逆で尚且つ潮で船が流れる時、風に向かってルアーを投げなければならない状況では大きな武器となる性能です。

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私も外房で細かい調整を繰り返していました。

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フックを変えたり、リングを変えたり、板オモリを貼ったり。

o6bdgihvro3y3z58h8ny_480_480-acb29003.jpg1つのボディー形状でもウエイトセッティングを変えるだけでアクションは変わってきます。

もちろん波の形、船の進むスピード、魚の活性がどれもこれもが毎回違うのでそれにどこまであわせる事が出来るのか?


それがアングラーの腕とルアーの使い勝手の良さになってくるのかと思います。



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ヒラマサ君テスト協力ありがとう!!


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開発も大詰めとなってくると1g単位でウエイトの違うサンプルを作りテストを繰り返します。


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そして釣って



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釣って



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釣って

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釣って

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逃がして


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釣ってをひたすら繰り返します。




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そして1gに悩んでみたりするのです(笑)
これは作ってる側でしか気にならないわずかなアクションの変化なのでリング、フック1つでも変える事が出来ます。

結論としてはフックチューニングで波に合わせて変えられる幅を持たせた仕様に決定しました。


そして、現在BlueBlueオフィシャルスタッフ陣にてガチペン160の可能性を開拓中です。

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千葉県のサポーター清水優己さん 相模湾にてキメジをキャッチ!



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田尾裕喜テスター玄界灘にて12kgオーバーの夏マサキャッチ!

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実釣の様子はコチラのブログをご覧下さい。


160mmサイズのダイビングペンシルながらPE6号タックルでも十分に戦える飛距離を保持しているのも1つの武器です。


以上がガチペン160の開発ストーリーと特徴説明になるのですが、愛情込めて作りこんだアイテムなのとタダ巻きではなく動かして使うルアーのため、もーっと、もっと細かいセッティングについて解説させて頂きます。


状況・アクション別の推奨フックセッティングについて

推奨フックセッティングとして記載しているSTX-58 2/0、 BBS88-3/0-05 リング#8(フロントリア共通)は1つの基準です。
この基準を出した時の海況は潮波が出ている時、風で小波が出ている時などベタ凪ぎでもなく、大時化でもないような状況です。

まずはこのフックセッティングで使って頂きたいのですが、海況や狙いのアクション事にオススメするフックセッティングがあります。


ベタ凪や極端に波高が大きい時のフックセッティング
ベタ凪や極端に波高が大きい時はミスダイブが起こりやすい傾向があります。ミスダイブを1回しただけで食わなくなるなんて事も誘い出しの釣りではありますので、こういった場合は水中にしっかりとルアーを入れ込みやすいフックを少し重ためのセッティングにして使ってみてください。

その場合、1段階重いフックであるST-X68やがまかつXHシリーズ、STX-58 3/0などを使用するとミスダイブもなくなり、ダイビングアクションが容易に出来るようになります。


ロングジャークで使用する場合や力強い入力のショートジャークで誘う場合
ロングジャークやショートジャークでも波動をしっかりと出すような力強いアクションで誘った方が魚が出る場合。
極端ですがテールをST-X68 3/0でフロントを 58の2/0になど前後のフック重量に差を付けテールを重くするとアクションが安定します。波動を意識したショートジャークアクションは春の外房でも大活躍でした。リアのリングを#9にするなど重量を調整してみてください。


ちなみにフックセッティングを出す際に使用したのリングはオーナー針のハイパーワイヤーを使ってます。

強度アップモデルのウルトラワイヤーやスタジオオーシャンマーク社のOGMトラックスプリットリングなどは同一番手表記でも重量がアップしますので強度アップだけでなくチューニング用としても持っていることをオススメします。


ドックウォークで使う場合
ガチペンを殆ど水中には入れず、ドックウォークアクションで誘った方が魚から反応が得られる場合があります。
その場合は軽いフックを使用する事で頭の振り幅も大きく、潜りにくくなります。そのためSTX-58の1/0など推奨フックよりも軽めのフックを前後につけてみてください。



フックは標準装備となっておりませんが、1つのルアーでも状況事にセッティングを変えることで様々な使い方が出来ます。まずは難しく考えず推奨セッティングで使って頂ければ問題ないのですが、こういった使い方があるよ!っという紹介をさせていただきました。


もちろん今回記載したセッティングもあくまでも1つの例にすぎません。


是非、アングラーご自身で最良のセッティングを見つけていただいたら幸いです。


ガチペン160開発担当 吉澤竜郎
 


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