5月30日

フィールドは能登

いつもお世話になっているY氏と現場で合流

先日までの荒れからの落ち着きで

海はリセットされ良い状況のはず。

風もちょうどよく、潮色も良い。

岬の先はしっかりとした潮目があり

ヨレもあり見た目の状況は凄く良い

しかし見た目で良い事なんてしょっちゅうあって

裏切られる事も多々ある。

この季節はトビウオがベイトとなるらしいが

追われる姿も無い。



この日の為にガチペンの

特徴、動かし方を漁港で確認してきた。

フックセッティングはST-66の4/0

メーカー推奨は3/0

太平洋、日本海塩分濃度が違うし

タックル、入力方法が違うから

「自分にあったセッティング」

コレを大事にしている。

実際3/0に比べて、4/0フックの方が

容易にダイビングアクションを発動できた。

直感的な物だけど、その日は

大人しいアクション

バブリングを抑え、ゆっくりロングジャークで

誘い出す方が良い気がした。

それは水深の深さ、澄潮と言う事だ

しかもベイトも見えない。

じっくりと誘い出す事にした。

PE5号100lbリーダー

リーダー長さ4ヒロ強で約6mくらい

結束は気合いの入ったFG

過去に抜けた経験はないけど、今回は

磯マルとは違う。

ショアマサ

力と力の勝負を選ぶ事は、

タックル全てにおいて100%でなければ

勝負にならないからね。



納得行く見た目になるまで何度も編み直した。

完成したFGは糸抜けの良い編み方だった。

飛距離はしっかり飛ぶガチペン

ショアでも十分戦える飛距離

アクションが面白い

ダイペンなんだけど、ダイペンらしくない

アクションが発動する。

「不規則S字」

コレは何というか？

スネコンを思い出すアクションと言うのが

良いのかはわからないけど、

生物的アクション。

特選サンマと言うカラー

眩しいくらいのフラッシュ

ロングジャーク

ショート

様々なアクションで楽しめるダイペン。


丁寧に岬のヨレ、潮目を誘って行く。

普段磯マルタックルの倍以上重いタックル

早くに決めないと1日は無いと思った。

どうだろ？

開始30分くらい

15投くらいか？

着水後5ジャークくらいで

水面が爆発した。

ST66と言う普段使い慣れない太軸のフックを

しっかり叩き込む

ミスったのが足場

低い足場で海藻が多く滑る。

案の定ファーストランで転けた。

転けながらもファーストランを抑え

無我夢中でよせる。

澄潮で足元に光る青、黄、白

巨体だった。

今までサラシ打ちで何度もやられたのが

「最後の突っ込み」

コレが毎回耐えれなくラインブレイク

今回もそう

竿が寝かされ

10kg程に絞ったドラグが快音で出て行く。

竿を寝かして良い事はない

折れたって良い。

こちらが引いて切れたらそれまで。

のされて切られたり、

フックアウトだけはさせない

と言う思いとドラグがスタック若しくは

ラインブレイクしたら完全に怪我する恐怖

魚とのやりとりで初めて恐怖を感じた。


リーダーが擦れてる感覚もあった。

かなりのテンションで鋭い岩に擦られる

ベール起こすか？

巻くか？

しらね巻こう。

どちらが正解か？

自分のスタイルで行こう

全力でポンピングして

魚に空気を吸わす。

ギャフを入れランディング。

ファメルスーパーショックリーダー100lb

3mくらいはガサガサにササクレてた

ずっと前から獲れなかった魚

「平政」



100cm

8.8kg

獲った。

一回の叫びで喉がやられた。





恐怖と獲りたい思い
この瞬間はメモリアルになった


だけど、まだ小さい

次は10kgオーバー

いやそれ以上

今の体では厳しいな。


狙い絞ったサラシ打ち

ビッグワンを夢みるこの釣り


釣りって最高です(^ ^)

ガチペン200



















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