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▼ 和歌山 由良の沖一文字(小浦沖一文字)
シイラを最初に釣ったのはいつだったか?
それは、日本がバブル景気に浮かれていた1980年代後半、私は東京で仕事をしていた。仕事が早めに終わると週末の釣行の準備に新宿のSANSUIに立ち寄り、新作のルアーやどんな魚が釣れているのか店員さんや常連客同士で情報交換していた時に、店員さんから最近、相模湾でシイラという大型魚がTop Waterで釣れている、これがとても面白いとの情報。
そして、SANSUIのスタッフと一緒に船に乗り込むこととなった。確か、庄三郎丸だっと思う、平塚港から沖へ30分程度、パヤオを目指して船は進む、そしてパヤオの近くへポッパーをキャストする、すると、どこからとも無くその美しい魚体が現れルアーに果敢にアタックしてくる。そして船上はお祭りと化す。見事なジャンプを披露してくれたり、海底に向かって潜って行く魚、多彩なアクションで魅了してくれる。やがて活性が落ちてくると鰹釣りの船のように船縁に仕込まれた配水管から撒水開始、イワシをイケスから網ですくって海中に撒く、すると今までどこかに隠れていたシイラ達が船の周りをえさを求めて回遊する。そのエネルギッシュでパワフルな魚にすっかり取り憑かれてしまい、その頃、夏は相模湾へ通った。
前置きが長くなってしまいました。
今年の夏は、6月に2回、7月に1回、そして8月に1回合計4回、和歌山由良湾の沖一文字、通称小浦沖一文字に上陸して参りました。
朝は混むのでゆっくりと午後からの出港、穏やかな海上を船は進みます。
渡船に乗ること15分程度で沖一文字に到着、意外と近い!!
写真左手、南側1/4くらいは大きなテトラが積まれています。
時折、沖でマグロがベイトを追いかけて海面にジャンプしてるのが見えます。目測メーター級10キロ前後か、ロッドを握る手にも自然に力が入ります。
南方向、テトラの先には岩磯が点在。一のハエ、二のハエがすぐ近くに見えます。外向きでルアーをキャストしていると岩礁に当たる波の潮騒が心地よく聞こえてきます。
北端にはシンボルの赤灯台、その足下は台風の大波で傾いたケーソンに上から被せた土台に建てられています。水深のある由良湾に入る水道が開けます。
北の方向を見ると白崎が見え、その沖にアシカの親子が小さく見える。
外海に面した方が高くなっており高いところで水面まで干満の差は有るが7〜10m、内向きは2〜4mくらい。
同行の友人M氏がキャッチしたシイラ83cmメス!!
お約束のエソ!!
そして、シイラのベイトにもなるカマス、かなりの群れで入ってきている様子
シイラは慣れてないとタモ入れでのバラシが多い、何度も掛けては寄せてきてやってしまっている。外側は足場が高く、水面までの距離が有るので、タモ入れが大変、6mのシャフトでも這いつくばって手を伸ばしてギリギリ。Mさんタモ入れありがとうございます。
シイラは泳いでいる時は背中は濃いブルー、胸びれがグリーンお腹が黄緑色、泳いでいる姿はとても美しい、ファイトを短くするとよく分かる、引き寄せるまでに時間がかかると、あっという間に体色が黄金色に変色する。
釣り上げた水面から出した後も、大暴れファイトする。水面から上げた後、出来るだけ暴れさせないようにして素早くリリース。
ここの夕陽はとても美しい
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。
最後に捕れなかった謎の魚
灯台の北側にいい潮目が出来たとき、オシアペンシルをフルキャスト90メートルくらい、海面に着水と同時に大きな水柱が立った瞬間ロケットかと思うような強烈な走り、止めることも出来ずその魚はオシアペンシルをくわえたまま遥か沖の彼方へと消えて行った。一体どんな魚だったのだろう、飛んでいたマグロか、大型のカンパチかシイラの大きいのか?
オシアペンシル150Fヒラマサクリアーをくわえている魚を見かけたら連絡ください。
Rod: Shimano AR-C Game S1006L
Shimano AR-C Type XX S1000M
Reel: Shimano Rarenium Ci4 4000
Shimano 10 Stella C3000HG
それは、日本がバブル景気に浮かれていた1980年代後半、私は東京で仕事をしていた。仕事が早めに終わると週末の釣行の準備に新宿のSANSUIに立ち寄り、新作のルアーやどんな魚が釣れているのか店員さんや常連客同士で情報交換していた時に、店員さんから最近、相模湾でシイラという大型魚がTop Waterで釣れている、これがとても面白いとの情報。
そして、SANSUIのスタッフと一緒に船に乗り込むこととなった。確か、庄三郎丸だっと思う、平塚港から沖へ30分程度、パヤオを目指して船は進む、そしてパヤオの近くへポッパーをキャストする、すると、どこからとも無くその美しい魚体が現れルアーに果敢にアタックしてくる。そして船上はお祭りと化す。見事なジャンプを披露してくれたり、海底に向かって潜って行く魚、多彩なアクションで魅了してくれる。やがて活性が落ちてくると鰹釣りの船のように船縁に仕込まれた配水管から撒水開始、イワシをイケスから網ですくって海中に撒く、すると今までどこかに隠れていたシイラ達が船の周りをえさを求めて回遊する。そのエネルギッシュでパワフルな魚にすっかり取り憑かれてしまい、その頃、夏は相模湾へ通った。
前置きが長くなってしまいました。
今年の夏は、6月に2回、7月に1回、そして8月に1回合計4回、和歌山由良湾の沖一文字、通称小浦沖一文字に上陸して参りました。
朝は混むのでゆっくりと午後からの出港、穏やかな海上を船は進みます。
渡船に乗ること15分程度で沖一文字に到着、意外と近い!!
写真左手、南側1/4くらいは大きなテトラが積まれています。
時折、沖でマグロがベイトを追いかけて海面にジャンプしてるのが見えます。目測メーター級10キロ前後か、ロッドを握る手にも自然に力が入ります。
南方向、テトラの先には岩磯が点在。一のハエ、二のハエがすぐ近くに見えます。外向きでルアーをキャストしていると岩礁に当たる波の潮騒が心地よく聞こえてきます。
北端にはシンボルの赤灯台、その足下は台風の大波で傾いたケーソンに上から被せた土台に建てられています。水深のある由良湾に入る水道が開けます。
北の方向を見ると白崎が見え、その沖にアシカの親子が小さく見える。
外海に面した方が高くなっており高いところで水面まで干満の差は有るが7〜10m、内向きは2〜4mくらい。
同行の友人M氏がキャッチしたシイラ83cmメス!!
お約束のエソ!!
そして、シイラのベイトにもなるカマス、かなりの群れで入ってきている様子
シイラは慣れてないとタモ入れでのバラシが多い、何度も掛けては寄せてきてやってしまっている。外側は足場が高く、水面までの距離が有るので、タモ入れが大変、6mのシャフトでも這いつくばって手を伸ばしてギリギリ。Mさんタモ入れありがとうございます。
シイラは泳いでいる時は背中は濃いブルー、胸びれがグリーンお腹が黄緑色、泳いでいる姿はとても美しい、ファイトを短くするとよく分かる、引き寄せるまでに時間がかかると、あっという間に体色が黄金色に変色する。
釣り上げた水面から出した後も、大暴れファイトする。水面から上げた後、出来るだけ暴れさせないようにして素早くリリース。
ここの夕陽はとても美しい
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。
最後に捕れなかった謎の魚
灯台の北側にいい潮目が出来たとき、オシアペンシルをフルキャスト90メートルくらい、海面に着水と同時に大きな水柱が立った瞬間ロケットかと思うような強烈な走り、止めることも出来ずその魚はオシアペンシルをくわえたまま遥か沖の彼方へと消えて行った。一体どんな魚だったのだろう、飛んでいたマグロか、大型のカンパチかシイラの大きいのか?
オシアペンシル150Fヒラマサクリアーをくわえている魚を見かけたら連絡ください。
Rod: Shimano AR-C Game S1006L
Shimano AR-C Type XX S1000M
Reel: Shimano Rarenium Ci4 4000
Shimano 10 Stella C3000HG
- 2013年8月23日
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