南紀沖磯にて

2014.7.19
小潮

南紀の沖磯へ
5時の出船で沖磯に上陸、
渡された磯は小さな岩でありながら、
タイドプール付きで友人と二人での釣行で磯の上は広々と使えた。
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梅雨空の曇りで無風、少し動くと蒸し暑い空気が、
体とライフベストの間にまとわりつく、
小潮のせいか潮はまったり、
ダイビングペンシル、シンペン、シンキングミノー、
バイブレーション、ジグと上から下へ
レンジを下げて行くが魚信が無く、
朝のゴールデンタイム2時間が虚しく過ぎて行った。
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時折小雨がぱらつき蒸し暑さは不快指数へと変わって行った。
そんな地上の二人をあざ笑うように海からの応答が無い。2xx8mcg7cm8zyn4vd34y_480_480-c4100ea0.jpg
10時を回り潮も動かず、あきらめムードが漂い始め、
一旦食事休憩を取っていると、北から南へと流れる下り潮が
動き始めた、クーラーに腰掛け、休憩をとっていた友人が
何気なくキャストすると、そのK-Tenを魚がひったくった、
ファイト中に尋ねると手応えある魚のようだ、
そして上がってきたのは56㎝の立派なハガツオだった。

その後、渡船の巡回があり、
乗船していたチームのK氏が西に向かって投げると良い
とのアドバイス。
西向きにFLITZ.75をフルキャストし巻いているとガツン
と引ったくるようなアタリ Fish On!
その直後シイラがアクロバットな全身を見せるジャンプ、
なかなか良い型のようだ。
合わせを入れ巻いてくるとPEラインがガイドに絡むトラブル発生、
急いで外すと、動く魚の重さが先ほどより異常に重く感じた
フックアップした周りを泳いでいたシイラの一匹が
ルアーを奪おうとしたのか、もう一本のフックに掛かっている。
2匹の魚が暴れているのを少しずつ寄せてきたが、
手前に切り立った帯状の根の上を通さなくてはならない、
波に乗せてに一気根を超えようと巻こうとしたが、
2匹のシイラは言うことを聞いてくれない
重くて根を超えられずに暴れまくっている、
そして次の瞬間ふっと軽くなった、リーダーが切れたかと思ったが、
ルアーの重みは残っている、回収してみると、
何と太軸のST−66 1/0が2本とも伸ばされていた。
恐るべしシイラの2匹掛け、
しかしラインシステム、ロッド、リールのバランス
そして何よりRaging Bull のロッドパワーには驚かされた。
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その後は、良い潮の流れは続いたが、ベイトが居ないこともあり
回遊は一時的なものであったようで、後が続かなかった。
再度、リベンジに訪れたい沖磯であった。


Rod: MC Works' Wild Breaker 106R "Versatile game special"
Reel: 14 Stella 6000HG
Line: YGK 8X 3号
Leader: Sunline Nylon 40 Lbs

Rod: MC Works' Raging Bull 100XF-1
Reel: 08 Stella 10000PG
Line: YGK 8X 4号
Leader: Sunline Nylon 80 Lbs

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