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キャリアハイ6 最終インプレ

気付けばもう12月。
すっかり寒くなったかと思えばポカポカの日もあり、気温の変化についていけず常に風邪気味です。釣りにおいては2018年残り1ヶ月、悔いの無いものにしたいと思います。
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さて、10月の初旬から参加させて頂いた
「サンライン キャリアハイ6 ブログキャンペーン」
インプレ記事はこれで最終になります。
これまで自分はこのキャリアハイ6について釣行時などに気づいた事をその観点ごとにインプレしてきました。今回はそのまとめな為、読み手がこの記事を読めばキャリアハイの良さが伝わる様に執筆したいと思います。集大成ですので少し長い記事になります。

全体的な印象

スルっとしてシルキーな質感ながら適度な張りがある。
結果、扱いやすく釣行において全くストレスの無いラインです。

ノットとの相性

当初のインプレッションではFGノットを行う際に締め付け難いという印象を受けました。自分自身はこれまで4本組のPEしか使用した事が無かった事もあると思います。実際の魚とのファイトですっぽ抜ける事はありませんが、ラインに不安を抱えて釣りをしたくない為にラインシステムをナイロンに変更した上で、ノットもSCノットに変更しました。このノットは失敗が少なくかなり強い結束強度を持ちます。
ノッターを使用している人やFGノットの熟練度が高い方は特段問題ではないと思いますが、僕個人としてはラインシステムを変更した事でキャリアハイ6の性能をより発揮できているのではないかと考えています。

キャスト感、操作性、感度
キャストフィールはガイド抜けも良く、爽快です。SSP(スムースサーフェイスプロセッシング)という加工でライン表面の微細な繊維の毛羽立ちを抑えている様で、より真円に近い事がその効果の要因です。ですが、キャリアハイ6を使用すれば他のラインより10m飛距離が伸びるとかそういう事はありません。ただキャストがスムーズに行えるので、幾分かは飛距離UPに寄与していると考えます。
6本組という事で、水はしっかり受けてくれます。結果河川でのドリフトの釣りでは自分が上手くなったと思える程に、ルアーの操作性が良くなりました。とは言え掴みすぎる事もなく狙った軌道を創りやすいラインです。
感度については4本組と比較し劇的な変化は感じられません。これは当然使用するタックルにもよりますが、少なくとも僕が使用するトルザイトリング搭載のロッドではボトムの質感やベイトへの接触、勿論バイトも不便無く感じとる事ができます。
ここまでのインプレ記事はコチラ

耐久性と強さ、劣化の進行

この記事を書ける頃には、キャンペーン前から使用していた1.5号を2ヶ月、キャンペーンで支給頂いた1.2号を1ヶ月使用していました。そこから感じた耐久性について書いたわけですが、他メーカーの4本組と比較すると間違いなく劣化が遅く、新品時に感じるキャストフィール、リーリングフィール、操作性が長く変わらないというのが特徴です。
長くPEを使用していると表面の毛羽立ちなどで、リーリング時に糸鳴りが大きくなってきます。またドリフトで”ただ流す”釣りをしているとガイドを通して水の流れを感じますが「キリキリキリ」と違和感を感じてきます。
そしてこの記事を書いている2ヶ月の時点で、やや糸鳴りを感じる様になってきています。色落ちも否めません。

ここでファーストインプレッション時に使用した拡大鏡での写真に再度注目します。
以前の記事では違いはあまり見当たらないとしましたが、気にならないが正しい言い方。
よく見てみるとそれなりの違いがあります。
【新品の状態】
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【2ヶ月使用後の写真】
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新品ではしっかり編み込まれて糸の1組1組の隙間がほとんど無いのに対して2ヶ月使用後の方が少し編み込みが緩んだ印象を受けます。SPP加工によって滑らかだった表面も、度重なるキャストなどでどうしても劣化はしてくるのでしょう。
この段階になるとよりラインチェックに細心の注意を払う必要があります。先日の釣行時もルアーチェンジの際に、切れかかっている箇所を発見しました。恐る恐るその状態でキャストしましたが、切れる事なく無事回収。6組のうち数組が切れていても即死にならない強さを感じました。(この後勿論その部分からカット)

PEの割に伸びる恩恵
バラシの軽減につながっています。
先に書いたナイロン+キャリアハイ6のシステムにしてからは1度もバラさずにキャッチしました。
そもそも掛けた魚の数は?なんて聞かないで下さい笑
PEラインは低伸度な為バイト時の衝撃を吸収する為にリーダーを使用するわけですが、よく1ヒロが目安などと言われていますよね。また、ロングリーダーにするメリットも多分にあるわけですが僕はできる限り短くしたい派でいつも50cm~60cmにしています。経済的な面とロッドの使用キャパの上限に近い太さのシステムな為ノットの結び目をガイドにあまり入れたくないという点でそうしていますが、短くしてもキャリアハイ6の伸びにより負荷が軽減できているんだと思います。
結果思い切ったファイトができます。
ここまでのインプレ記事はコチラ

トラブルレス性能
慣れたタックルではトラブルは起きません。
少なくとも僕自身のスピニングタックルではこの4ヶ月1度もライントラブルは発生しませんでした。
これは素直な糸質と表現されていますが、コーティング等に頼らずに糸そのものに加工を施した結果、長く新品に近い状態が続いているからだと想像できます。
この部分のインプレ記事はコチラ

但し最近購入したベイトタックルにはまだまだ使い込む必要があり、号数の選定やシステムも最良なモノを見つけなければなりません。


さいごに
先ずは今回このような機会を与えて頂いた、サンラインさんとfimo運営さんに感謝したいと思います。またキャンペーンに参加された皆さん、お疲れ様でした。
これほどラインひとつに思考を巡らせたのは初めてでした笑

これまでラインを選ぶ基準は
「安くてそこそこ使える」  でした。

元々は師匠であるMegayasuさんが使用し始めたのを見て、良さそうだなと思いキャリアハイ6を選んだのですが、一言で言うと
めっちゃええライン  です。
そのめっちゃええラインとじっくり向き合いその性能を十分と考察、堪能した事でまた自分の釣りとも向き合えた良い機会となりました。ほんとは欠点的な面も探したかったのですが、特見当たらないのが正直な気持ちです。実売2,300円前後でこれだけ長く、安心して使えるという事はコストパフォーマンスも高いという事になりますよね。

強いて要望を挙げるとすれば
ラインの巻きm数の選択肢がほしい という点ですね。
プロデュースした濱本さんも170m巻きにした所以をyou tubeでも語っておられますが、上でも述べた通り毎釣行時に少しづつカットして使用しているので28gのルアーをフルキャストしたスプールを見てみると2ヶ月で下糸が少し見えてきました。
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ライン自体はまだまだ使用できる状態です。
だからこそかな。

フルキャスト先でデカイ魚を掛けて走られたら?とありもしない想像を膨らますとやや不安。それに現在使用しているエクスセンスCi4 4000MHGではPE1.2号なら250m巻けるキャパがあります。普段の釣行でそのキャパが必要かと問われればノーですが、キャスト時に放出される際のバランスなどを考えればリールのキャパに準じたm数を巻きたいものです。
シーバスカテゴリーでラインナップされている商品ですが、ライトショアジギングなどでも十二分に使用できますから巻きm数が170、200と選べれば嬉しいなと思います。

以上、サンライン キャリアハイ6 ブログキャンペーンのインプレ記事でした。お付き合い有難う御座いました。


fimoTV: 【潜入調査】サンラインの工場でPEラインの強度を試してきた!


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