ドリフトを極めた手馴れアングラーであれば、すでにお気づきのことと思いますが、このロール系全盛時代、すでに過去の産物となりタックルボックスから消えつつあるウォブリングミノーが、ここ最近また効果を表し始めています。

その臭いを感じつつ、密かに（今年のフィッシングショーではプロトタイプを展示しておりましたが・・・）開発を進めていたウォブリング系ミノー、ATTACKER （アタッカー）120Fのプロダクションモデルがいよいよ完成しました。

今年はシーバスの専用ブランドであるオーシャントラディショナルだけで６タイプのルアーを同時進行で開発しています。

他にもトラウト用ルアー、メバルやアジ、餌木、バスルアーも含めると、なんと30アイテムは進行中という、なんとも気が狂ったような毎日を送っているわけですが、それでも1つのアイテムには自分の命を吹き込み、完璧を目指してルアーを作っております。

今後も、形になり次第、ここでご披露していきますので、お楽しみに。


このATTACKER、その名の通り攻撃的なミノーです。

磯やサーフなどのオープンウォーターでアドバンテージが持てるように、フローティングタイプでありながら飛距離はバツグン。

着水後はすぐに水に絡み、かなりゆっくりしたスピードでも、速く引いてもきっちりアクションする万能性。

潜行深度は80cm～１ｍと、リップの形状からは想像もつかないほど、このATTACKERは通常より深いレンジをキープし、カレントの強い場所やサラシでもしっかりとルアーを魚に見せることができます。

ここ最近は、imaさんのコモモ、裂波に代表されるシャロー系ミノーや、ドリフトメソッドで一世風靡したシンキングペンシルがトレンドになっていますが、このATTACKERはその次のトレンドになるべく開発したミノー。

発売は10月ごろの予定ですが、必ずこの秋から初冬のベストシーズンに結果を出してくれると確信しておりますのでご期待ください。