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▼ 久しぶりのサーフシーバス、やっぱ楽しい
たまには、サーフシーバスに行こうと前々から思っていたのですが、北の方の川が好調だったりタイミング合わなかったりで、なかなか行けませんでした。
割と近所ではあるけど、いかんせん車から釣り場まで遠いし、それに博打性が強い釣りなもんで気合い入れて行かないと厳しいんですよね。
今回の釣行時間は1時間30分ほど。
潮回りのタイミング的にも最長で3時間がチャンスといった感じ。
24時釣行開始。気温20度、中潮の下げのピークにエントリー。若干向かい風。
久しぶりに見た釣り場は、地形がかなり変わっていて、以前は満潮のピークでも釣りが成立したけど、今は足元にある埋没したロープや工事用の土嚢にルアーが取られるので、水位が上がると厳しい。
それに、全体的な波の様子も、ストロークの長くて粒立ちの大きなものになっているので、おそらく以前の遠浅な地形より少し、手前からどん深い感じに掘れているのかも。
いずれにせよ、干潮時にエントリーして正解でした。以前と変わらずにルアーを流せそう。
とりあえず、波立ちに変化のある場所を片っ端から打っていきます。
ルアーはこのポイントで実績のあるポジドライブガレージのスキッドスライダー。
かれこれ今年、30本ぐらい釣ってるルアーなもんで塗装バリバリに剥がれてます。新しいの買おうかな…。
サーフって寄せ波と引き波だけしか無いイメージがあるけど、実際は海の全体的な「潮の流れ」そのものもあるんですよね。
この辺りだと常に左から右に対して流れていて、それは上げ潮、下げ潮関係なくその流れが続きます。
流れに対してややアップクロス気味に投げますが、あまり着水ポイントと立ち位置に角度がつきすぎるとラインが波に揉まれてコントロールし辛いので、ややアップに投げます。ややです。やや。気持ち程度にです。
そんでもって手前の白波の立つエリアまできたら回収してしまいます。白波の中でも食うことはあるんだけど、手返しを重視します。
まずはバイトを得るのに集中し、数を打っていきます。フッキングまでしなくていいんですよ、サーフは群れでいるんだから、居場所さえ割り出せればこっちの勝ち。
魚の居場所をなるべく手早く見つけます。
変化のある箇所にルアーを流していき、波のタイミング、つまり波立ちが激しくなったり、逆に立たなくなったりした瞬間を意識して打ちます。
それぞれのタイミングで数投したら、今度は立ち位置だけを右か、左に10m程ずらして、また違ったアプローチで流してみます。
引き波、寄せ波、潮の流れが、複雑に絡みあってそれこそ量子論的にランダムに水中が変化していくので様々なパターンを試してみた方がいいです。
ルアーセレクトに関して、シンペンを愛用するのもそこが関わっていて、同じ箇所を打つならプレッシャーを与え辛いルアーの方が良いと思うからです。
経験上サーフのシーバスって結構見切りやすいような感じがするんですよね。
初見の場所なら大きめのフローティングミノーでランガン、確実にこのエリアのどこかにいるとわかってる時はシンペンを使うようにしています。
50m程ランガンしていくと、岸に向かって、周りよりも小刻みに波立っている箇所があります。おそらく砂が、沖から岸に向かって堆積しているのか、流れも少し変な感じ。
ここは出そうだな、と思いルアーを投げると着水同時でバイト。弾くような触り方だったので、これはシーバスだと確信。やっと見つけたぜ!
やっぱりいたか、とテンションMAX。
波が収まった一瞬を狙ってもう一度ルアーを流します。今度は集中して丁寧にゆっくり引いてきます。
ドリフト気味に右に流れていき、寄せ波にラインが煽られルアーがフラッとよろめいた瞬間に、コココンッで鱚みたいなバイト。キター!気合い入れてフッキング。
そんな重量感は無いけど、よく引きます。波打ち際がバラしやすいので集中します。寄せ波に乗った瞬間にフワッとテンション抜けてバラすのがあるあるパターン。
65ぐらいかな?細いけど、楽しいサイズです。
久しぶりのサーフシーバスやっぱ楽しい。
サイズなくても川で釣るより満足度が高いですよ。ほんとに。
てか、サイズの割にアタリが小さすぎて、これフッキングさせるの大変w
追い食いしてるのかな?小さいバイトなのにルアー飲んでます。
群れがいる場所を見つけたのでルアーを打っていきます。当たる当たる!3投に一回は当たるけどフッキングにまで至らない。
やっと乗ったと思ったらコイツ。
小さ過ぎる!ルアー3本分ぐらいしかないよ!
ここで潮が上げ始まり、波立ちが激しくなりました。こうなると群れが移動するのがいつものパターン。
面白いのが、(この辺だけ?)サーフにいるシーバスの全体的な傾向として潮位が変化すると岸に近づくんじゃなくて、岸に対して平行に移動するんですよね。
普通なら潮位が上がるとそれに応じてシャローに入るんだけど、サーフだとブレイクに沿って右か左に群れごと移動するんですよ。
その地域や環境によって行動パターンは変わるとは思うんだけど多分、岸に近づくボーダーラインがあって、そこまでは来るけどそれ以上は上がって来ない、みたいな何かがあるんだと思います。
右か左かどっちかに移動してるはず…。
右15mぐらい移動してルアーを流すとフワッと軽くなるバイト。バシッとロッドを立ててフッキング。
3本目やっつけてやりましたぜ。
こやつもだいぶ引いて楽しめました。
ガッツリ食いついてます。こうなれば多少は強引にやり取りできるんですがね、硬い竿だとバラシが怖い。
水位が本格的に上がり始めたのでキッパリ納竿。深追いせずに帰宅しました。帰宅中に雨降り出しましたし、英断でした。
今回使ったロッドはいつものバリスティック じゃなくてシマノのディアルーナ 1006Mです。
サーフでシーバス狙うなら別に9f台の柔めのロッドでも事足りるんですが、エイが引っ掛かった時に体力消耗するし、久々なので飛距離稼ぎに今回は硬め長めの竿。
久しぶりに以前使ってたロッド引っ張り出して来たけど、またこれも違う釣り味が楽しいですね。
リールはいつものツインパワー xd c3000hg。
c3000のハイギアだと、ルアーコントロールは楽なんだけど、サーフだと掛けた後がやっぱ大変だと痛感。
特に寄せ波に魚乗ってテンション抜けた時にいかに早くライン回収するか、抜けないように張り続けるか、がバラシ軽減につながるので、番手上の4000番代のエクストラギアのリールが欲しくなってしまいました。それにスプール径大きい方が飛ぶしね。
タックルはやっぱ、釣り場に合わせるのが一番だと思った釣行でした。
- 2018年9月14日
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