四季を忘れたアオリイカ

ご存知の方も多いと思いますが、春イカの時期にこんなサイズのアオリイカが釣れます。

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このアオリイカは、いったいどうしてこのサイズなのか?

親イカ?子イカ?

産卵の時期がずれた、遅生まれ?

産卵時期は一緒だが、育ちが悪い?

海流に乗ってきた?小さな頃から居着き?

新種?亜種?のアオリイカ?

色々な可能性がありますが、答えは一つではないかもしれませんね。その答えを導き出すヒントになるのは、昨年の春イカの状況でしょう。

昨年の春イカは5月から始まり、8月頃まで春イカサイズが釣れていました。このことから、産卵の時期は4ヶ月もの差があり、通常の5月生まれに比べると、やはり成長が遅くでしょう。

8月生まれは、通常の1月ぐらいのサイズで、さらに冬に上手く成長できなかったと考えられます。その意味では、黒潮に乗っていたイカではなさそうです。

ということで、僕の出した結論は、

このアオリイカは、8月生まれの成長が遅く、近海に居着きであった、

と思います。小学一年生の一番前に並んでいる感じですね。

しかし、4kgを超えるアオリイカのいる中、300gのアオリイカが居るのも変ですが、産卵時期が拡大しているように思います。生態系が急激に変化しているのかもしれませんね。



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