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「知っている」、「知らない」ではなくて「気付く」か「気付かない」か

「今、自分はどれくらいのレベルなのかな、、、」
 
 
 
「ん?ど初心者。(即答)」
 
 
 
 
 
身内にはバッサリ。爆
 
 
 
 
 
この時に大事なのは間髪入れずに言う事。
もう秒単位の話ではない、フレーム単位の話だ。
 
 
 
 
シーバスを釣らせるのはそこまで難しくない。
静岡県西部には幾つもの河川が流れていて、自分も5〜6河川は状況を把握しているので、ポイントと時間を指定して横に居ながら「このルアーをあそこに投げて」「次はこのルアーを」、、、と矢継ぎ早に伝えていけばかなり可能性は高い。
 
条件は1つだけある。ルアーを前に20〜30mは飛ばせる事。笑
 
まぁ「ルアーフィッシング初体験の人には」という話。半年でもシーバスフィッシングをやっている人にはそんな事は絶対にやりません。(ガイド以外は)
 
何で?ってそりゃあ、、、ねぇ?
 
 
 
 
「知ってさえいれば釣れる」


某バスプロが動画で言っていた事。

「この状況でこのルアーを速く巻くだけで釣れるんですよ、知ってさえいれば。」って感じだったと思う。

この「知る」に辿り着くにも色々と道筋はある。
人に教えてもらっても「知った」事になるし、自分で気付いても「知った」事になる。


丁度、仕事で論文みたいな物を書いてみようと思っておりまして。いや、レポートレベルかw
テーマとしては「マニュアルはマニュアルで大事だけれど、考え方も伝えて行きましょう」的な。
要はマニュアルを手順としてだけ捉えていては新しい物事には対応出来ない、だから個々に考える力を養いましょうという感じ。

仕事なので最初は当然、教える事をする。
釣りは、、、仕事ではないので教えなきゃいけない訳では無いし、そもそも自分のスタンスは「自分で考えれば?」というテキトーさ。爆


とは言え今の時代は娯楽が沢山あるので若者はあまり釣り自体を始めない。周りで釣りを始める子は貴重といえば貴重な訳で、多少なりとも、、、という気持ちも無くはないのです。


ただ、教え過ぎは良くない。

これは仕事も同じで、何でもかんでもおんぶに抱っこじゃあ頭を使えなくなってしまう訳です。年齢問わず。


教え過ぎの尺度も人それぞれでしょうね。
自分は最初にメジャーポイントを2〜3ヶ所と基本の大事さをちょろっと教えて後はしばらく放置。



「知ってさえいれば」

う〜む、、、どんな釣り方でも簡単という事は無い。結果的に簡単に釣るには、それ以外の部分で精度や経験値が必要になると思うのだけれど、、、。




「知る」と「気付く」


情報を教えてもらった段階では誰でも最初は「知った」レベル。深い意味で考えれば「知る」とは奥深いので「表面だけ知った」と言うべきか?

正直、同じ物事でも自分で辿り着いた方が最初から色々と気付けるとは思う。
ただとっかかりは教えてもらった、であっても要は「頭の使い方」なので、結果的に気付ければ問題は無いのかな?と。


釣りの先輩には言われますよ?

「お前、あんなに書いちまったらロクなアングラーが育たないだろ」とか。

まぁそれも真実かもしれないが、一応こっちも真実ではないかと。笑


冒頭にも書いた通り、魚を釣らせるだけならそこまで難しくはない。
ただ求めているのが釣果という「結果」なのか、それとも永く釣りを楽しむ為の「上達」なのかでだいぶ違う。

どんな術であろうが「知った」のであればそれだけに留まらず、何が違うのか「気付ければ」釣りの腕前は上達したと言える。


「点」と「点」が結び付いて「線」になる瞬間。


僅かばかりの悦びと、しばらくしてからその「線」は「ちょっと大きな点」だったと気付く絶望感。

釣りは「気付き」が大事で、そんなんの繰り返しだ。






実践しかない


割と考え込むタイプの人は居る。

「う〜ん、何でそうなるのかな、、、?」

色々と経験した中での疑問なら分かるのだけれど、、、やる前に考えても恐らく答えは出ない。


経験した中での疑問は、得てして的を射ている。実践する前の疑問は、大抵の場合は的外れだ。笑

斜めから的を狙っても軸がズレていては空振りに終わる可能性が高い。真っ直ぐ狙っていれば、後は届くか届かないか?だけ。



若い子が「ジャーキングで魚を釣りました」と言っていたが、直ぐにピン!と来た。



来たな、、、斜めの矢。


彼の頭の中のイメージとルアーの動きがシンクロしていないのは1ヶ月くらい前から知っていた。
使用ルアーはどう見てもあのロッドの動きでダートするルアーじゃないんだが、、、一応、自分は使った事のないルアーだったので1つ買って試してはみた。


その日は風の強い日だったので釣りにならないと判断し、とある場所でそんな彼と待ち合わせをした。

「ちょっとルアーの動きを見せてよ」

「いいですよ」



「ん、、、アレ、、、?」





「だろうなwww」



予測通りただのストップ&ゴーになっていた。
結果的に釣れたからオッケーではない。そんな偶然をして真実だと思われては困りまする。


最初はその動作をやろうとする。次はルアーをその動きにさせようとする。けれどもやるべきは魚に口を使わせる事。


「言っとくけど、俺なんて超〜凡人レベルだからね。間違っても勘違いするなよ?」


冒頭でバッサリぶった斬った鼻だが、残った根元をへし折る。爆
ただ、不思議と喜んでいたからどMなのか、それとも気付けた喜びか。


何事もそうだが結局、やらずして成る訳はない。




書き留めておく


釣りだけではないと思うけれど、達人という人種は俺達みたいな凡人より記憶力が良いのではないか?と。
自分も記憶力は決して悪い方ではなかったと思う。過去形なのはとどのつまり、、、歳を取ったという事だ。


仕事でもそうだが、真面目に書き留めている人は最終的に強い。
事細かでなくても何か気付いた事、例えば最初は釣れた潮位だとか時間だとかになると思うけど、そういった事を書き留めるだけで自分の記憶を辿る系になってくれる筈。

そして記録を続ける事で、より細かな変化にも気付き始める。「この時間になると空気が変わるな、、、」とか。
知らず知らずのうちに視覚だけではなく他の器官でも変化を感じる様になる。


こういった「感覚」の部分は自らで体感するしかない。釣りの難しい所はそういう部分で、言わなくても感じられなければ言っても分からない、という意味不明な事態に陥る。


なんだかんだで釣り場に行くしかないのだ。





プロの人達がシーバスフィッシングをやり続けている理由も、「何かに気付きたいから」ではないでしょうか?

よく、「シーバスは飽きた」と言う人が居るが、、、こんな自分ですらそう言う人の釣りを見てただの一度も上手いと思った事がない。笑
限られた側面だけ見て全てを知ったつもりになるのは、、、勿体ないとは思うが、まぁ余計なお世話だ。


釣りにゴールなど到底存在しないとは思うけど、どれだけの側面に気付けるかは自分次第という事で。


では。

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