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引き出しを増やす為の選択肢

ツイッターをフラフラ見ていたら村越正海さんのツイートに行き着いた。

敢えて困難な状況を選ぶ事で引き出しが増える、的なツイートだった。


プロがプロとして映像などで仕事をする際は、それなりに賑やかし程度は魚が釣れた方が良いと思う人は多い筈。
まぁ自分はむしろ釣れない動画の方が見ていて勉強になったりはするんですが、僅かな所作から何を意図しているか想像するにはそれなりに経験値も必要になりますよね。
やはり一般的には魚が釣れた方が「華」は感じる筈だ。





「敢えて困難に」、、、「敢えて」ではなくても制約があり、どうしても困難な状況が多くなる人。正に先日、一緒に釣りをした若者がそんな感じ。
 

ただ、見ていて羨ましくも感じた。


まだ経験値は浅いけれども、限られた時間、タイミング、条件の中で釣りをして行く内にどんどん驚きと楽しさが溢れて来る。

自分も同じ様に通った道。

僅かな時間であろうともフィールドに出向いて竿を振り続ければ、確実に新しい発見が訪れる。

条件が良い日だけでなくて、同じ場所で条件が悪い日も確実に訪れる。
ただ、条件が悪いからと言って魚が居ない訳ではない。

その、恐らくは確実に居てくれる魚をどう釣るか?

叶う事ばかりではないのは当然の事。だが、抗おうとしない限りは絶対に前に進めない。

フィールドに居るからこそ気付く事は沢山あるのだ。


人間も魚と同じく地球の生き物。産まれたばかりの小さな命はまだ地球と繋がっていて、変化にも敏感だ。

だが「文明」に触れる内にそういった感覚は薄れて行く。

確か以前も書いたと思うけど、、、長男は特にでしたが、夜泣きをする時間が魚の活性が上がる時間と全く同じで驚いた事がある。
その時間は季節と共に微妙にズレて行った。それも全く同じだった。


フィールドに通い、文明から離れる事によって呼び覚まされる感覚はあると思う。

去年の秋は全く竿を振らず過ごし、そのままシーズンオフ。
そして今年の3月に、久しぶりにフィールドに行った時の違和感といったら、、、。

全く自然界に入り込めていない感覚。やはり、そういう事なんだろうな、、、と。その違和感が逆に面白かったですけどね。マジでフィールドで笑ってました。笑





 
条件の良くない日にしか行けない。だからこそどうにかしようとする。

釣れる潮が限られてる人、居ませんか?

「今日は釣れないから行かない」

ちょっと勿体ない気はしますね。「絶対」は有り得ないけど、やり方次第で魚に近付く事は出来る。
他のアングラーが釣りに行く気にすらならない釣れない条件が揃う日。
そんな時に、少しでも魚に近付こうとする事が釣りなんじゃないかと。



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続けて行く内に見えて来る事がある。

「今日は条件が揃っているからあそこで釣れる。」

地球が釣らせてくれる日。ただそれだけに甘んじてしまったらそこが自身の限界。





敢えて苦労に飛び込む必要は無いと思うんです。
良い日に良い場所に行けるのであれば行くべきだし、例えば深夜〜明け方がいくら釣り易かろうがそれはその人の努力だし釣力とも言える。

ただ気圧配置図と睨めっこしているくらいなら、とりあえず行くだけ行ってみた方が良いのではないか?とは思います。






投げてみなければ分からない事は沢山ある。

今は先人達の経験から様々なルアーが存在する。偶に使ってみて「本当に良く釣れるな」と思えるルアーも沢山ある。
凄いですよね、そんなルアーを使い続ける中でまたその経験から何か新しいモノが産まれるだろうし。


ただその「経験」がまた難敵なんですけどね。

続けて行く内に見えて来た事自体に縛られて、他の事にチャレンジ出来なくなる。
まぁ自分もホント、そんな感じです。それでも色々な場所の釣りを手軽に知る事が出来るのは今の時代の特権ですね!



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「自分達のエリアには関係ない話。」

「よほど良いポイントなんだろうな。」

「秋なら釣れる。」


と、自分も去年までは。しかし、、、




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4月のストリームデーモン180を皮切りに都合のいい言い訳だったと、、、



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、、、5月の真昼間に気付かされる。

梅雨前だった事も良かったな、と。梅雨も秋と同じく普通に釣れてくれますので。

以前も書いた記憶がありますが、周りのアングラーや去年までの自分は圧倒的に7cmクラスがメインの時期。
どうしても「小さい方が見切られない、ベイトサイズにも合ってる」ってなりますよね。

ところがどっこい、条件を知れば寧ろ大き目なプラグの方が簡単に釣れたりする。

永い年月をかけて作り上げた自らのセオリーを疑う事は中々にホネです。
叶う時ばかりではないです、当然。

「あぁ、やっぱりいつものアレじゃないと無理だな、、、。」

まぁ感心しますよ、自分で作り上げたセオリーを。いや、ソレを撃ち破ろうとチャレンジしている訳ですから、「敗北感」に近いですけどね。




自分の引き出しの数を増やすのは、アングラーが自身のセオリーを撃ち破れるかどうか?にかかっている。
今の状況で充分であれば追う必要は無いですが、もっと楽しめる事に気付かないのはハッキリ言って損、だと思いますよ!






さて、まもなく秋です。


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グランソルジャー、カラーを揃えないとな、、、と思うこの頃。

ドリフトで単純にバイトが出てくれる状況なら有難いですが、そうでなければやはり重要なのは壁の存在。
シャローエリアでは知らぬ間に喰わせのキッカケがボトムの変化だったりします。
水の中にルアーを入れるとやはりボトムからのレンジが大事ですよね?

そしてもう一つの壁。


「活性が低いからデーモン160より180の方が反応が良い」


両方使う人なら分かる話。でも使っていないと「??」でしょ?
サイズ云々じゃないんですよ、やはり重要なのはレンジです。180の方が僅かにレンジが上ですからね。

条件が悪い時や慣れない場所ほどにレンジは上げた方が釣り易い事もあるのは知っていて損は無いと思います。

秋の口火を切るのはグランソルジャー、そしてデーモン180。活性が高くなるほどにデーモン160が釣れ、最後まで釣れるのはまたより水面に近いルアー、そして初冬のハゼパターンへ、、、と予想しています。

ビッグベイトの経験が無い方、秋は絶好のチャンスだと思います。




引き出しを増やす為には、、、自分でセオリーだと決めつけない、釣りに行く日を選ばない。

後は、、、初心者を大事にする。


初心者こそ最高の先生ですからね!



では。


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